夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

65歳の家内は、ガンバレXXちゃん・・と自身の愛称を呟(つぶや)きながら・・。

2015-09-22 16:58:23 | ささやかな古稀からの思い
私は東京都の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に築後37年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。

世の中はシルバーウィークと称される大型連休の中、我が家は平素のように過ごしている。

平年より変わったことは、独り住まいの家内の母が膝(ひざ)と腰が悪化して、
ここ2か月少し遠い大学病院で検査、そして入院、退院後の検査が加わり、
家内は付き添う為に、家内の母宅で駐在することが多くなっている。

このような結果として、4泊5日、11泊12日、或いは3泊4日とか、
幾たびか飛び石ように行って、母の介護、掃除、料理、洗濯などを含めて孤軍奮戦してきた。

この間、私は我が家で『おひとりさま』の生活をし、
何かと愚図の私としては、『おひとりさま』の生活は、落ち着かなく慌ただしく過ごしてきた・・。

過ぎし19日の夕方、家内は、3泊4日で我が家に帰宅した。
          

まもなく家内は、晴れ間が続くと天気情報を確認した後、
明日は2時に起きて洗濯するわ、と私に呟(つぶや)くように言ったりした。

我が家の洗濯物は、私たち衣服に家内の母の分も加わり、
衣服、季節物のカーテン、毛布など宅配便を利用して、我が家に到着しているので、
少し多いと思われる。

私はいつもように朝6時過ぎに起床して、居間に下り立てば、
家内はNHKのテレビニュースを視聴していた。

そして私は何時に起きたの、と家内に訊(たず)ねば、
朝1時半過ぎに起床して、洗濯機を稼働させたり、掃除をしたらしい・・。

そして日の出の5時半頃の時間に合わせて、家屋に隣接した小庭にある外干しの竿(さお)に、干したりしていた、
と何かと愚図の私は聞いたりした。

『ここ10数年ブームとなっている山ガールだって・・
この時節は4時頃に起床して・・5時半過ぎに次の行程を歩きだすのが、
標準日程なのに・・XXちゃんは早すぎるょ・・
せめて日の出の頃から起床して、洗濯物を洗濯機にセットすれば・・』
と私は若き学生時代に山歩きのクラブでテント生活をしてきた体験を含めて、
家内に言ったりしてきた。
                       
『それじゃ・・洗濯物は予定通り終わりません』
と家内は言いながら、やがて第二波、第三波と洗濯物を洗濯機にセットし、
やがて外干しの竿(さお)に、干してきた。

そして家内は、いつものように料理、洗濯、掃除などをして、
昼食後、やがて居間の片隅で一時間ぐらい昼寝をしている。
          

やがて3時過ぎに、隣家の関係で陽射しが外干しの竿(さお)に陰りはじめると、
家内は洗濯物を取り込んで、乾燥機にセットする物と、
或いは半分ぐらいは、二階の洋室は西陽が燦々と照らしているので、室内干しにしたりしてきた。

こうした時、家内は洗濯物を抱(かか)えて、一階の居間から階段を上がる時、
ガンバレXXちゃん・・ガンバレXXちゃん・・と自身の愛称を呟(つぶや)きながら、
自身を激励して、階段を上がっていたを、私は偶然に私は聴いたりしていた。

そして私は、手伝うから・・と家内に言った時、
あなたは階段を踏むはずしたら大変ょ・・大丈夫ですから・・と私は言われたりした。

夕食後、家内は9時過ぎに寝室に行き、2時前後に起床して奮闘し、
このようなサイクルをしてきた。

          

私の方は、いつもように家内から依頼された平素の買物で、
独りで最寄りのスーパーに行ったり、或いは駅前のスーパー、専門店に行ったり、
本屋に寄ったりしてきた。

この後、独りで自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策してきた。

午後の大半は、本を読んだりすることが多い。
そして小心者の私は、家内に引け目を感じて、家内の茶坊主に専念し、
家内がコーヒーが飲みたい雰囲気を察して、私は日に5回ぐらいは淹れたりしてきた。
                     
そして昨日の私は、朝の8時半過ぎから小庭の手入れに、
泥まみれ汗まみれとなり、7時間ばかり孤軍奮闘したりしてきた。

本日の私は、明日は『秋分の日』で私たち夫婦はお墓参りの前には、
長兄宅に行くので、祖品を買い求めたり為に、駅前に行ったりした。
          

やがて駅前の専門店が集約されているビルに入った。
     
私が専門店で買い求める品は、和菓子にも拙〈つたな〉い知識しかない私が、
ここ10数年、新年、春のお彼岸、お中元、夏のお盆、秋のお彼岸、お歳暮などの時、
実家、知人宅に選定している和菓子であった。

恥ずかしながら告白すれば、文明堂の三笠山であり、この詰め合わせを愛用している。

三笠山を中核に、ゆず、白桃、あんず、抹茶、栗などの風味の品が、
それぞれの季節に応じてあるので、私なりに調和して詰め合わせにして、進呈しているのが、
ここ10数年の習わしのようになっている。

このように私たちは、シルバーウィークを過ごしてきた。

そして家内は24日より3泊4日で、家内の母宅に行く準備をしたりしているので、
家内には負けるょ、と体力の衰えた私は微苦笑したりしている。

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