先程、ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】を見ている中で、
『 「値上げはこれからが本番」
輸入品より国産品、パンより米で家計を守る 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、我が家の生計は原則として、
私たち夫婦は、お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。
そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、丸17年間半を過ごしてきた・・。
私はある民間会社に35年近く奮戦して2004年〈平成16年〉の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたりした・・。
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。
スーパー、コンビニ、専門店のドラック・ストアー、そして本屋に立ち寄って買い求めたりしている。
こうした中、買い物をしたりすると、テレビ、新聞などで報じられている、
多岐に及ぶ『値上げ』に、何かと世間の事情にうとい私でも、実感させられている・・。
こうした真情の私は、今回の《・・値上げは・・これからが本番・・》、
どのようになるのょ・・と思いながら記事を読んでしまった。
この記事は、『女性セブン』の2022年5月26日号に掲載された記事で、
関連の【 マネーポストWEB 】の『家計』に於いて、5月12日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・ 値上げラッシュは、加速するばかり。
今後もますますその傾向に拍車がかかり、
一世帯あたり年間で、5万~8万円の支出増になるともいわれている。
こんな家計の緊急事態にどう対応すればいいのか。
「実はこれからが本番」と、経済ジャーナリストの荻原博子さんは語る。
「これまでの値上げに、ウクライナ侵攻と円安の影響は、ほとんど含まれていません。
今後、その影響がさらに広範囲に及び、深刻化することが考えられます」(荻原さん・以下同)
食品から電気代、高速料金まで、すでに多くが値上がりしている印象だが、
最も顕著なのが、世界的な穀物価格の上昇だ。
とりわけ小麦は、ここ数年、上がり続けている。
日本の小麦の食料自給率(カロリーベースによる試算)は15%しかなく、ほとんどが輸入。
この1年半のうちに、5割近くも値上がりした。
「主な原因は、北米の高温・乾燥による不作や、
オーストラリア産の品質があまりよくなかったこと、
コロナ禍でコンテナでの輸送が停滞し、輸送費も上がったことです。
昨年は、ロシアやウクライナは結構豊作だったので、
世界的には価格を抑えることができていましたが、両者の戦争でこれからは期待できません。
次回10月期の政府売渡価格の値上げも必至で、
来年の正月明けには、小麦粉製品の価格が、いまの2倍近くになっているかもしれません」
外食チェーンの『松屋』や『餃子の王将』は、
原材料価格の高騰に円安などの影響も加わり、5月からの値上げに踏み切った。
原材料に加えて、容器や物流費が原因で、
ペットボトル飲料までもが値上げされるなど、影響が波及しているのだ。
「推し活」の必需品・うちわも値上がりする。
原油高によるプラスチック原材料の高騰が主な理由だ。
何をするにも以前より、お金がかかるようになったいま、
家計を破綻させずに乗り切るために、何ができるのだろう。
パンは1月に値上がりしたが、7月からさらに平均で8%も値上げされる。
一方、米の価格は安定、むしろ値下がりしている。
「昨年が豊作だったことに加え、消費者の米離れ、
おまけに新型コロナの影響で、外食産業が不振で在庫が余っている状態です。
主食は米を食べた方がいい」と、荻原さんは力説する。