夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『所得税の確定申告書』は、齢を重ねた私は国税庁のHPの『確定申告書等作成コーナー』を頼りながら・・。

2011-02-24 17:04:11 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
1月下旬の頃に所属地域の税務署から、『所得税の確定申告書』の用紙等在中の郵送物が配達されていたので、
この時節に所得税の確定申告書を作成している。

現役のサラリーマン時代は、12月初旬に社内の担当部署に年末調整の書類を提出すれば、
医療控除、不動産等の用件がない限り、簡易であった。

年金生活の私は、厚生公的年金、企業年金、個人年金だけの収入なので、
先程のひととき、平成22年度の申告書を作成を開始した。


私は高齢者の少しボケた身なので、
関係先から昨年の12月頃に送付されてきた源泉徴収票を指定の封筒に入れているので、
これを取り出したりする。

この後は、国税庁のホームページの『確定申告書等作成コーナー』を開き、
源泉徴収票などの書類に基づいて、入力する。

そして、『所得税の確定申告書』の用紙の最後のページに添付されている『下書き用』に記入している。

私は幾年過ぎても『収入金額等』、『所得金額』、『所得から差し引かれる金額』、『税金の計算』などの各項目、
そして算出方法が解からないので、
この国税庁のホームページの『確定申告書等作成コーナー』を頼りにして、
項目、計算結果を転記している。

この後は、『下書き用』から本書の『所得税の確定申告書』に転記して完成をさせて、
添付するべき源泉徴収票などの書類を同封して、郵送したりしている。

つたない私は、殆ど毎年このようにしている。


もとより税金の問題は、幾数千年の古今東西のどの国家に於いても、
国民に対してどのくらい負担して頂くことは、最も悩ましい難題である。

しかし国家の形成維持、発展をするには、ある程度の税金を国民に負担しなければ、
社会インフラ、社会保障、教育、国防等は成立しないので、
国民は程ほどの負担の責務があると確信している。

問題はどの方に、どの世代に負担の増減が最大の問題となるのである。

私のような年金の方たちの世代を一方的に軽減すれば、
現役で働いて下さる肝要の多くの人々に加重負担となるので、
これは健全な生活を営む上で、絶対に避けなければならない。

むしろ私は、昨今の社会風潮で、
孫の世代が、祖父、祖母に何かしらの金銭にすがる状況、
或いは孫に懐(なつ)いでもらいたい余り、祖父、祖母が優先的に金銭を与える風潮をなくしてもらいたい、
と思ったりしているのである。

程ほどの年金を蓄えて、孫の世代に渡すより、
祖父、祖母は、生きた知恵を孫に教示するのが、望ましいと思考している。

ここ数年、国家の財政は益々悪化し、年金世代が一方的に国にすがるのは、
孫の世代に破綻をまねくのである。

私の日常の生活は、多くの高齢者と同様に、
年金の収入では足りないので、程ほどの貯金を取り崩している。
そして、清く貧しく美しくのモットーで日常を過ごしているが、
海外の諸国から見れば、日本の年金世代の人々は豊かである、と確信を深めたりしている。


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