夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

人生は過ぎていく・・♪

2006-06-19 16:51:00 | 定年後の思い
昼前に私は買い物に出かけた。

快晴で雲ひとつなく、暑いくらいの陽気となった。

スーパーの店内で、
『XXさん、こんにちわ・・お久しぶり・・お元気そうで・・』
と私は声をかけられた。

私の前に、50代のご婦人が立って、微笑んでいた。

ご近所の奥さんであった。

『あらぁ・・奥様は・・?』と訊(たず)ねられた。

『家内は掃除、洗濯していますので、私は買い物・・』と私は答えた。

『あらぁ、羨ましいわ・・』

私の近所にお住いの奥様で、ひとりのご令嬢がお勤めになられている。
確か30歳を迎えている、お歳と記憶している。

10年前頃、私は最寄駅よりタクシーで自宅付近の道路で降りた時、
女子大生ふうの女性と出会った・・。
『あらぁ・・小父様・・こんばんわ・・
よかったわ・・タクシー探している時なの・・』と言った。

それから偶然会うたびに、黙礼をしたりしり、
朝の通勤時の折、バス停で会ったりした時は手短な挨拶をしていた。

その後、数年して私の勤務地、通勤時間が大幅な変わったので、会うこともなくなった。

私は、良い方とご縁があれば、と思ったりした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時は、流れて・・♪

2006-06-19 09:53:00 | 定年後の思い
今、昨夜に観た【N響アワー『泣いた・笑った・心の糧はクラシック・有馬稲子』】の
番組を録画しているのを、
再び観ていて、少し考えさせられた。

昨夜、日本の多くはサッカーに熱中している人が多いと思われるが、
私は屈折した心の人かしら、と思ったりした。

東京オリンピックの時は、大学の中退を決意した頃で、映画青年に没頭していた時期であった。
京橋の近代美術館に於いて、
昭和の初期から戦前までの邦画の名作が上映されていた。

通い続けて観た帰りのある時、
渋谷駅に乗り換えた時、街中から『日本女子のバレーボール、金メダル・・』と聴こえてきた。

私は決してスポーツは嫌いでなく、
その時節、自分が思考した行動に沿(そ)った心で決意したまてであった。

あの頃の熱狂した自分を振り返ると、
懐かしいようで少し苦く、時の流れは余りにも早いと感じている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんよりとした曇り空の朝であるが・・♪

2006-06-19 08:23:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、どんよりとした曇り空の朝を迎えているが、
日中は快晴となり、30度に迫(せま)る暑い陽気、と報じている。

昨夜、久々にテレビの番組を数本観た。
日常の多くは、ニュースが主体であり、ときたまドキュメンタリーを観ている程度である。
ドラマに関しては、ここ10数年に於いて失望感が増しているので、殆ど観ない。

昨日に綴っているが、夜の9時になると、
N響アワーとして今回は『泣いた・笑った・心の糧はクラシック・有馬稲子』を観た。
女優・有馬稲子は、
『自分は不器用だから、何度も何度も稽古するの・・
色々と(人生の)岐路に立った時、音楽をよく聴くの・・』
このような趣旨を話されていた。

私は邦画に関して、昭和10年~40年頃までは、
映画青年を気取っていた時期があったので、名画、娯楽作品は数多く観てきた。

これ等の作品で女優・有馬稲子を観てきたに過ぎないが、
昨夜のこの方は、ちょつとした時のしぐさが可愛い、とさえ思えた。
私より年上であるが、この人の心から醸(かも)し出される魅力のひとつ、と思い返している・・。

この後、11時過ぎに『指揮者・岩城宏之さんをしのんで ベートーベン全交響曲を指揮』を観たが、想像以上に良かった。

これ等の2本の番組は、この一週間、テレサ・テン、美空ひばりの番組を観て、
NHKのスタッフに失望したひとりとして、
人の内面、心まで表現した映像にNHKのスタッフを再評価できる優れた作品であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜のひととき・・♪

2006-06-18 21:34:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、雨が強く降ったり、止んだりした日中であった。

先程、庭先に下り立つと、雨上がりの夜の庭となっていた。
樹木、草花は濡れ、地面も黒土となっている。

この後、新聞のテレビ番組を見ていたら、9時よりNHKで、
N響アワーで『泣いた・笑った・心の糧はクラシック・有馬稲子』という番組があり、
サブタイトルが《波乱万丈女優生活57年を支えた音楽とは?》と書かれていた。

ここまで読んだら、サッカーも良いが、映画ファンのひとりとして、
チャンネルを【 3 】に合わせ、DVDの録画もセットした。

夜のひととき、ときにはクラシックの名曲のさわりを観たり、
女優・有馬稲子のお姿、語りに酔うのも良いと思っている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子のはじまり・・♪

2006-06-18 14:31:00 | 定年後の思い
私は和菓子の甘いものは苦手であるが、家内は好きである。

ときたま駅前に出た折、和菓子店に寄ったりする。
和菓子店の店内の雰囲気が好きであるが、
何より季節感を感じさせる和菓子を見るのが好感している。

それらを独断と偏見で選定して六個ばかり買い求め、家内の土産(みやげ)にしたりしている。

私は旅行先での和菓子店に寄った時は、家内と頂いたりする。
その地の風土を知る手掛かりとなるので、日本酒と同様であり、
文化のひとつと確信している。

午前中、和菓子のはじまりを調べていたら、
知識人・藤野邦夫・氏が簡潔に綴っているので、引用させて頂きます。

【古い時代の日本では、木の実と草の実を『くだもの』とよび、
『菓子』という漢字をあてていたのである。

8世紀末から始まる平安時代には、
中国から渡来した『唐菓子』の作り方も知られていたので、
『源氏物語』や『枕草子』に出てくる『椿餅(つばきもち)』(日本最古の餅菓子)か、
『あおざし』(麦こがしを練(ね)ったようなもの)に見られる】

こうしたことを遥か彼方のあの時代を想像すれば、なるほどと思ったりした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり母は、父より強かった・・♪

2006-06-18 10:45:00 | 定年後の思い
本日は『父の日』であるが、私共は子供に恵まれなかったので、父親の資格はない。

私の父は、私の小学校二年の時に他界され、
家内の父は、一昨年の秋に死去されたので、
私共の家族は、『父の日』には無縁となった。

私の朝は、何時ものように【NIKKEI NET】を観て、ときおり興味のあった記事を精読している。

今朝の社会面に於いて、

『父の日』『母の日』、感謝の品も景気よく

という見出し記事があった。
無断引用であるが、転記させて頂きます。

景気回復で《感謝のしるし》も増加傾向・・。
第一生命経済研究所が『父の日』『母の日』の経済効果を試算したところ、
今年は父母への贈り物に費やした金額は4500億円となり、
前年よりも320億円増加した。
雇用環境の改善で支出を増やした人が多いようだという。

18日は父の日。
15~54歳の5割弱にあたる2950万人が父親に贈り物をし、
5月の母の日には同6割強の3950万人が母親に贈ったと想定。
父の日に1900億円、母の日に2600億円の支出があったとはじいた。

以上が全文を転記させて頂きました。


子供の立場として、男の子の場合は『母』を優先に感謝し、『父』は二の次になると想像する。

女の子の場合も同じ傾向となるが、
父親の立場としては、ご自分の娘が何より可愛いと思うので、
女性で父親が存命していたら、何かしら感謝の言葉で良いから、
父親に労(ねぎら)いの一言をと、切に願っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧雨の朝を迎えて・・♪

2006-06-18 08:24:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、雨が降ったり、止んだりしている朝である。

昨夜、NHKのBSで、『永遠の歌姫 美空ひばり』を観て、
前回の『歌伝説 テレサ・テンの世界』と同様にNHKのこの番組のスタッフに失望した。

単なる歌のメロディー特集であったら、子供でも出来る。

日頃からNHKのドキュメンタリー番組などを観て、
NHKの優れたスタッフの基で色々な番組に感銘を受けているひとりとして、
芸能(?)スタッフの浅薄にあきれる。

昨今、NHKの諸問題で、優れたスタッフの人材が去ってしまったのかしら、
と思ったりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書、映画、そして音楽・・♪

2006-06-17 17:36:00 | 定年後の思い
定年退職後の二年生の私は、小説、随筆、歴史書、現代史を読んだりして、
ときには映画のVCT、DVDの専用棚から選んで居間で観ている。

或いは音楽に触れたいと思ったら、CD、カセットをセットし聴いていたり、
VCT、DVDを観たりしている。

映画に関しては2002年以前の作品が圧倒的であり、
ときたま最近の作品を観ると、失望感が多い。

音楽に関しても、映画と同様であるが、
何よりメロディー・ライン、作詞が解らなくなった。
《小柳ゆき》という歌い手に熱狂したのが最後となっている。

結局は本屋に通い、活字文化に触れるのが好きで、
私の本棚に増え続けている。

尚、私の映画、音楽に関しての趣向は、
私の別ブログ【続・極楽とんぼ】のカテゴリ『映画・テレビ』、『音楽』部門に綴っているので、
お読み頂き、ご笑話願えれば、幸いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の間の晴れ間となり・・♪

2006-06-17 15:03:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、10時過ぎに晴れ間となり、暑い陽気となった。

ここ一週間、晴れ間がなく、雨が降ったり、どんよりとした曇り空が多かったので、
陽射しが懐(なつ)かしいくらいであった。

古人から、梅雨時の合間、ときには暑いくらいの快晴に恵まれる、
といったようなことを実感している。

家内は早朝から、洗濯、掃除、その間に料理をしている。

私は机に置いてあるパソコンに睨(にら)めっこし、椅子に腰掛けているが、
何となく落ち着かない。

先程、買い物に行ってきたが、街は土曜日の昼下がりにしては、閑散としていた。

お勤めの方の多くは、一週間の勤務をなさった上、雨の中の通勤でお疲れと思うが、

久々の晴れ間、心身に安堵していると思われる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

捨てられないレコード・・♪

2006-06-17 10:41:00 | 定年後の思い
私は昭和45年4月にある企業に中途入社できたのは、25歳であった。

これ以前は、大学を中退し、映画、文学青年気取りで生活をしていて、
音楽に関しては余り関心がない方であった。

この企業に入社前は、レコードのLPをクラシックを主体とした
10枚前後を所有している程度であった。

この中の1枚は、モーツァルトの交響曲第40、41番であり、
文藝評論家・小林秀雄・氏から影響を受けて、買い求めたレコードである。

もう一枚は、チャイコフスキーの交響曲5、6番であった。

いずれにしてもお金に余裕がなく、食事を抜いたりして、購入したレコードであった。

企業に入社前の面接時に於いて、レコード部門を熱望し、何とか叶(かな)えられた。

音楽の知識のない私は、給料を頂くたびに、自社の一枚、他社の一枚と買い揃えていった。
まもなく私の配属された部門がレコード会社として、独立し、私も一員となった。

この時代は、音楽のソフト商品としては、
レコードが主体で、カセット・テープが少しずつ増えてきた状況であった。

平成元年前後、コンパクト・ディスク(CD)と主流となった。
この時、私の自宅にはレコードが1000枚、カセットが300本程度となっていた。

やがて、レコートの好きな友人に貰ってもらったが、
今の私には、150枚前後のレコードが残っている。

いずれも私の心に深く影響を受けて、その時を想い出されるレコードなので、
レコート・プレイヤーを手放しているが、捨てきれずにいる。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陽射し、なつかしく・・♪

2006-06-17 08:16:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り空の朝を迎えている。

昨日は一昨日から降りだした雨が、昨日の昼下がりまで降っていた。
その後、夕方になると薄日が射(さ)し込んで来て、
懐(なつ)かしげに淡い陽射しが樹木にあたるのを見詰めていた。

本日は曇り空で、昼前後に薄日の差し込んでくる日を迎える。

先程、庭先に下り立った時、唐糸草(カライトソウ)の淡いピンクの花が咲きはじめた・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早寝、早起き、良い子・・!?

2006-06-16 05:43:00 | 定年後の思い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家内との笑い話・・♪

2006-06-15 17:18:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、午後より雨が降りはじめた。

家内が日曜日の朝以来、実家から帰宅した。

お茶を飲んだ時、
『お母さん、百歳まで生きたいわ、と言っていたわ・・』と家内は言った。

私は、『今は元気だが・・』と言い、後は濁(にご)した。

私より14歳年配で、76歳の身であるが、
私自身が86歳になるのは想像出来ないし、不摂生な私はそれまでもたない、
と思っているので、思わず笑ってしまった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『歌伝説 テレサ・テンの世界』を観て・・♪

2006-06-15 12:19:00 | 定年後の思い
昨夜、NHKのBSで『歌伝説 テレサ・テンの世界』(再放送)を8時より1時間半を観た。

期待して観たが、結果としてNHKのこの番組に関わるスタッフに失望した・・。

私としては、夕食の頂きながら、お酒を呑みながら観ていた。

NHKが今まで収録した映像を継ぎ足す程度で、
歌手としてのテレサ・テンの内面性は、表現されていない。

故人としての追悼があったならば、
一人の人間としての生き方を描いてしかるべきである。

私はテレサ・テンには面識も無いが、
作家・平野久美子・女史の『華人歌星伝説 テレサ・テンが見た夢』(晶文社)を10年前に読んで、
初めてテレサ・テンの一面を知ることができた。

その後、私はCDを10数枚を購入した。
中の歌詞には、当然として、日本語以外の歌も収録されている。

ある時、どのテレビ番組か忘れてしまったが、
作曲家・三木たかし・氏がテレサ・テンの想いでを語り、
台湾に住むテレサ・テンの母を訪ね、語り合う番組であった。

この二つが私の心にあったので、はなはだNHKのスタッフに失望した。
日頃、NHKのドキメンタリーの取材、編成を感心し、満足しているひとりであるが、
この番組の方は、勉強が足りないと思った。

勉学の一端として、
『文藝春秋』の連載の《蓋棺録(がいかんろく)》という故人の記事に於いて、
短い記事であるが、簡潔に亡くなられた方の軌跡を描いている。
この程度の学びを日頃からしておれば、
人を表現するのに、的確な映像力が発揮できるはずである。

番組の中で、香港でのコンサートでテレサ・テンは、『明日に架ける橋』を唄っていたが、
なぜこの歌を選曲したか、私を含めわずかの人しか解らない。

この番組が単なる芸能歌番組であったら、民間テレビ会社に任せるべきで、
NHKとして恥を知りなさいと思った。

腹立たしいので、お酒を少し呑み過ぎて、布団にもぐった。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の新聞を読んで・・♪

2006-06-15 08:22:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、ここ4日、曇り空の朝を迎えている。
昼過ぎから雨が降りはじめ、明日の日中まで降る、と天気予報は報じている。

昨夜は10時に布団にもぐり、今朝は6時に目覚め、ゆっくりと新聞を読んだ。

最近の私の心は、政治、外交、軍事のニュースには、関心がなくなっている。

1番興味、感心した記事は、【父の日 川柳】であった。
デパートの新宿タカシマヤは、父の日を前に一般から募った『父の日 川柳コンテスト』の
入賞作品の発表記事だった。

少し無断引用させて頂きます。

大賞に選ばれたのは、

アルバムの 父娘の割合 一対九

解説に寄ると、家族内で存在感の薄い父親の現状を嘆いたものでなく、
「写し手」になることが多い父親の娘に対する愛情を表現した作品。

入選作品として、

父さんの 愚痴をきいている 発泡酒

父の日も 父は手酌の 背を丸め

母の日は ホテル父の日は ファミレスで

20作品が紹介されているが、私が最も好きな作品があった。

年ごとに 無垢(むく)なこどもに 還る父

私は、この作者に敬意したい。

独断と偏見が許されるならば、
本日の読売新聞に於いて、数多い記事の中であるが、この一句より優(まさ)るものはない。

尚、入選作品にご興味のあるお方は、タカシマヤのホームページにある。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする