吉祥開運亭 無尽蔵の夕飯はお部屋のタイプにより夕食の場所が違います。
離れ(優遊覚苑・天地感応)は「和処 省雲軒(しょううんけん)」のお座敷の個室で
モダン懐石が出されます。 この和処は本館にありますが、離れと本館は近いので
移動も苦になりません。お食事の時間には、本館入り口にてスタッフのお出迎えを
受けました。
お料理のお品書きは「美味礼賛 早春」 料理長は 一ノ宮 寛 様です。
鰹のたたきのマリネ サラダ仕立て ソース ムータルド・ムー
粒マスタードの効いているサラダです。目にも鮮やかです。
赤鶏の生ハム カルパッチョ仕立て ソース アグリューム
赤鶏の生ハムとは、珍しい。 オレンジソースがよくマッチしています。
チーズ豆腐のおひたし
豆腐を作る工程でチーズをまぜるということですが、大豆とチーズの
ねっとりがいいバランスで仕上がっています。上にはいくらと鰹節に海苔。
お酒のつまみにピッタリ。コレ大好きです。
秋刀魚の幽庵焼き
一口サイズです。
お造り ボタン海老 かんぱち トロ鮪
鮮度も良し。かんぱち大好きだわぁ~。
ここで、お酒のご紹介です。別注文になります。
モダン懐石となるとやはりワインがいただきたくなります。
レッド・ウッド・クリーク シャルドネ2006(米) かなり糖度が高く感じられた
のですが、魚介類や鶏肉の料理にピッタリな白ワインです。
ヴィコント・ベルナール・ドゥ・ロマネ リースニング2005(仏・アルザス)
フルーティーな味わいで、飲みやすいワインです。
ここで、お品書きには書かれていないのですが、お宿より出されたお料理を2品
クレソンの冷製スープ 塩加減もよくさっぱりいただけます。
ヒラメのお造り すっげーーーサービス。 ザクッっと箸ですくって食べれますよ。
身のしまり具合もよく弾力があって、淡白ながらしっかりと旨みがあります。
うーー!これ昆布〆やお茶漬けにしても美味しいんだよね~。
また「美味礼賛 早春」のお料理に戻りましょう。
旬のお漬物 盛り合わせ 3種類だされました。
ボルシチスープ
器も洒落ています。ビーツとサワークリームの酸味が程よい。
牡蠣の茶碗蒸し 柚子胡椒餡かけ
やや、餡が甘い感じですが、生海苔のアクセントが効いてました。
合鴨の白味噌焼に 氷見うどん
目先が変わっていいですね~。つるっといただけました。
豊後牛網焼きヒレステーキ とろろかけ、二色ソース
二色ソースとは、とろろソースとうにソースです。
ちゃんとお皿は温めてあります。
当たり前のことのようですが、なされていない場合もあるので、細部にまで
神経が使われているのは嬉しいです。
美しいもみじは、くず粉で作られています。
豊後牛ちりめん茶漬け
こうきたか~~。 美味しいんですが、これだけのお料理のあとには
牛ちりめんからの脂が、少々しつこくなってしまいますね。
これだけをいただくには、おおいに嬉し~なんですけどね。
湯布院では、宿はただ宿泊施設としてのみ存在しているわけではないようです。
お昼には、一般のお客さまのお食事を提供するレストランとして機能しているようです。
吉祥開運亭 無尽蔵さんも、お昼に車を置きに来た時には、本館玄関先は人だかり
の行列が出来ていました。
チビーズまた、お品書き見ているね。
美味礼賛はこれで終わりじゃないよ~。
デザートがあるって書いてアルよ~。
デザートと残りのワインは本館のBARラウンジに運んでくれるんだって。