横浜中華街、広東道の「東北人家」 新館。
当店では中国東北地方の家庭料理が味わえます。
某日は新館でいただける東北酸菜白肉鍋を囲もうと7人で現地集合。
リザーブされたのは2階、奥の円卓。
テーブル・セッティングは、箸(横置き)、取り皿、使い捨て紙おしぼり。
ターンテーブル上には予備の取り皿も重ねられ、グランドメニューも準備済。
本日はアラカルト注文いたします。
ドリンクオーダー後はお通しのピーナッツがお目見え。
まずは前菜から2品。
家常涼菜(干し豆腐と野菜の東北風冷菜)@780
糸切りの干し豆腐、胡瓜、ニンジン、キクラゲなどを甘酢っぱいタレで和えたもの。
かなりつゆだく状態。
金針緑葉(じゃが芋と香菜の甘酢和え)@880
千切りにし揚げたじゃが芋はまるでスナック菓子のよう。香菜とともに甘酸でさっと和えています。
前菜2種は、味がかぶっちゃったかな。
羊肉大蒸餃(ラム肉のジャンボ蒸し餃子)5個@500×2
ニンニクの効いたつけだれがセットされます。
もっちり厚めの皮に包まれた野菜入りの肉餡。
羊肉独特の風味を感じますが、つけだれとの相性が良好で、計算すると1個100円に
なりますが、値段以上の手応えがあり喜ばしい味わいです。
特色風味羊蝎子(特製ラム背骨の醤油煮込み)@800
サーブ時に使い捨ての半透明なビニール手袋ををもらえるので、各自装着し、
手掴みで骨周りについた肉に食らいつくのです。野生が目覚めそう~。
スパイスも効いていますが、肉の味より醤油が勝り、味は濃い目。私には若干、しょっぱく思えた。
さて、次は待望の東北酸菜白肉鍋。店員さんが準備をはじめます。
まず皿に水をいれ、この上に鍋をセットするのですが、これは熱で卓が焼けるのを防ぐ
ためなのだとか。
そして注文した鍋にセットされている具材も次々に到着。
凍豆腐、キクラゲ、太春雨、豚肉(2)、牡蠣がコチコチに凍っているのはご愛嬌。
また好みで使える、ごまだれも置かれましたが、こちらはぽってりとして、ゴマ濃度が高い。
東北酸菜白肉鍋(大鍋 5-6人)@3,980
発酵させた酸っぱい白菜の漬物(酸菜)は八角と渡り蟹を入れたスープに浸かった状態で
鍋ごとサーブされてきます。
留意点。炭は鍋の胴体部分に入っており、太極図のような鍋の上部を閉めることで
火が消えるとのこと。具材を投入し、肉は自己管理でしゃぶしゃぶさせていただきます。
マイルドな酸味のみで辛さはありませんから、食べやすいものだと思います。
(ノブロー) オラも参加させてもろうてるんだ。ゴマダレが合うな。
スープは無くなりそうになると足してくれますし、具材が足りなくなったらメニューから
好きなものを選び別注文できるので、ゆっくり鍋を楽しむことができますよ。
お酒は紹興酒5年(ボトル)@2,000×2に銘々で好きなドリンクをごっそり頼み
お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)。激安っ!
横浜中華街では中国東北地方の料理を主体とする店は珍しいので、本店ともども
中国料理を菜系で選ぶ際に考慮したいお店です。
東北人家 新館
神奈川県横浜市中区山下町151-3 アートビル 1・2F
TEL 045-664-0888
営業時間/ 月~金11:00~14:00(LO14:00)17:00~翌02:00(LO翌01:00)
土・日・祝 11:00~翌02:00(LO 翌01:00)
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-