横浜中華街、郷土料理フェア。
次に向かったのは「広東風の蒸しハンバーグ」を紹介してくれる「龍鳳酒家」さん。
ですが、到着すると店じまいの雰囲気(涙)。
私にとって、自家製塩卵といえば「龍鳳酒家」さんというイメージがあっただけに残念。
気持ちを切り替え、向かったのは、北門通りの「景徳鎮酒家」 (ケイトクチンシュカ)になります。
当店は四川料理でのエントリー。
“ふわふわ”という魅惑のフレーズが胃袋をわしづかみ的に直撃です。
利用は入口に近い4人掛けテーブル席。
ビニールクロス(2)を敷いた卓上に、調味料(醤油、辣油、酢、ミニパックのからし、胡椒)、
取り皿、爪楊枝、紙ナプキン、灰皿、呼び出しベルがセットされ、
着座後に、メニュー、タオル地のおしぼり(トレー置き)、ロゴ入り箸袋に入った箸が供された。
店名の一部に「景徳鎮」とあるし、箸袋の裏を見たら【本店】、【新館】、【酒家】と紹介があるので、
てっきり系列店だろうと思っていましたが、記録にあたりHPを見ると
『景徳鎮と「景徳鎮新館」「景徳鎮酒家」は別会社であり姉妹店等ではございません。』とのこと。
事情が深そうなので、この話はここまでで――。
豚レバーの香り辛子ソース@1,500
お目当ては四川風オムライスだけれど、先ほど同様、それだけでは申し訳ない。
紹興酒(二合)@1,150とともにオーダーしたのは、菫・四川料理長 特選料理シリーズから
豚レバーの香り辛子ソース。きちんと処理をした臭みのない柔らかな豚レバーをキュウリ、
キクラゲとともにニンニクを効かせた甘辛ソースで炒め合わせたものです。
こちら意外にも甘さが優勢しました。
ふわふわタマゴのオムライス@1,080
あれ?写真よりふわふわオムレツの量が少ないように思えるのですが……。
学校帰りのお子さんもちょっと だけがっかりかな。
チャーハンを覆うようにかけられたオリジナルソースは挽肉や細かい野菜をたっぷり
使いマイルドな辛さで食べやすいものだと思いますが、パンチ不足で大人しすぎる印象。
ピリ辛チャーハンも辛さは極々控えめ。
しかし、そのボリュームは多く、3人でシェアするのが適量じゃないか、と思えるほどです。
単調な味が続くため、食べ疲れてしまい、また、私自身、ふわふわオムレツのほんわりとした
甘さと、ガツンとスパイシーな辛さのライス&ソースのコントラストを期待していたため、
少し的が外れた思いはありましたね。
酒の追加注文を含め
会計は、1人当たり2,000円(千円未満四捨五入)
フェアの料理を注文したので、当店でも缶バッジをゲット。会計時にいただけました。
今回の郷土料理フェアは、初開催ということでしたが、とても面白味のある企画だと思いました。
メニューにない興味深い家常菜がいただけて、牌楼をデザインした缶バッジがもらえるし。
(これが1つ手にすると、すべての牌楼を集めたくなってくるんですよ)。
私は、スケジュールの関係で1日しか巡れなかったのが心残り!
次の開催を心待ちにしたいと思います。 あるのかな?(汗)。
景徳鎮酒家 (ケイトクチンシュカ)
神奈川県横浜市中区山下町200-5
TEL 045-641-5285
営業時間/11:30~22:00(L.O.21:45)
定休日 無休