横浜中華街、香港路と市場通りを結ぶ台南小路の創作四川料理「中華第一家 杜記」(トキ)
中華街でのショッピング帰りに立ち寄ってみました。
お目当ては看板料理の刀削麺ですが、1品料理も頼んで軽く飲めないかしら?
店内は厨房をL字型のカウンター席で囲み、奥にはテーブルが2卓ほどで小体な造り。
ぐるなびによると総席数は18席とのこと。指示を受けたカウンター席に着きましたが、
店のキャパシティを考えると、中華飲みで腰を落ち着けるに申し訳なさそう。
卓上には、醤油、酢、辣油、胡椒、爪楊枝、箸(箸立て内)、テッシュボックス、
ウォーターピッチャーが完備。
着座後には水の入ったコップと業務用タオルおしぼりが袋のまま直置きされました。
カウンターにはメニューも置かれているので、目を通すと、2人で適量な小皿料理は少なく、
あまり食指の動かぬラインナップ。ならば、作戦変更が賢明。
とりあえず、頼んだエビス瓶ビール@550のあとは
目の前にアピールしている杜記イチオシメニュー、焼き餃子6個、エビス『樽生』セットで
餃子をつまみにビールを流し込み、さくっと刀削麺を食べて2次会へ向かおう。
焼き餃子6個、エビス『樽生』セット@760
サーブ時に不安を覚えましたが、予感は的中。
厚い皮は片面に痛々しい焦げ目を作り、噛り付くと肉餡がスッポンと抜けた。
肉質もいまひとつだし、硬くなった皮の焦げの味が口に広がり、チープな喉越し。
卓上の醤油、酢、辣油を総動員させ消化する。
杜記牛肉麺@950
注文時にパクチーは大丈夫であるか、確認を受けられました。もちろん、無問題。
刀削麺はオーダーを受けてから、包丁で生地を湯の中に削り落とします。
中華スパイスを使って煮込まれた牛スネ肉は、よく言えば力強い肉々しさがあり、
歯触りしっかり。生姜をぴりりと効かせたスープは旨みのあるマイルドな辛さで、
もっちりぴろぴろ食感の刀削麺にアプローチ。トッピングされたパクチーともよく合います。
刀削麺はボリュームもたっぷり。
連れとシェアしましたが、その際、取り碗も出してくれたので助かりました。
当店、某グルメサイトで評判がよろしい様子。ようやく私も訪問できましたが、費用対効果
からも微妙で、個人的には期待値ほどではなかったというのが正直な感想です。
中華第一家 杜記(トキ)
神奈川県横浜市中区山下町138-14
TEL 045-226-1090
営業時間/ 平日11:30~21:30(L.O.21:15)土・日・祝日11:00~21:30 (L.O.21:15)
定休日 水曜日 -店舗情報「食べログ」より-