横浜中華街、西門通りの広東料理の老舗「大珍樓」(ダイチンロウ) 本店。再訪。
某日は4階、座敷の円卓テーブル席を利用して潮州菜を軸とする宴会仕様。
以下の料理は、すべて幹事さんが、事前に店側と打ち合わせをしたうえ、
提供されたものなので、今回の料理に興味のある場合は、お店に確認を行い相談等を願います。
なお、テーブル・セッティング等は、変りがないため省略。料理は全て大皿です。
潮州打令
冷菜3品が次々に登場。
醃鹹菜
荳醤蘿蔔
パリポリ食感が楽しい大根のお漬物。
豬脚凍
スネ肉の入った煮凝り。うんまい!
滷水鴨片
ニンニクと酢を合わせた漬けダレもセット。
家鴨の滷水煮込みです。下には滷水豆腐も。
豬尾花生湯
豚の尻尾、落花生をはじめとし、素材力によって味に深みが息づく滋味深いスープ。
スープに使った材料はきちんと皿に並べられます。
煮込まれ力を使い果たした感は、それほどではありませんが、やはり醤油ベースのタレを
かけていただくほうが無難。ぷるぷるの豚の尻尾、美味し!
凍蟹
蒸し蟹の冷菜。身もしっかり詰まってました。
旨味の強い発酵大豆のソースは、凍蟹で使う以外にも活用の余地あり。
蠔烙
牡蠣のお好み焼き。
外側をこんがりと焼き付け、中はしっとりもっちり。
小さな牡蠣の風味と相まり、味に甘ったるさがなく、これが潮州スタイルなのかと注目した1品。
香ばしさに食欲が刺激され、またずっしりとくる重たさがないのでパクパク食べれてしまいます。
菊花石榴鷄
鶏の茶巾包み蒸し。
中を確認すると潮州蒸粉果で出会う五目餡が包まれているような感じ。
塩味で整えられていますからこのままでOK。丁寧に作ったことが伝わる味です。
鹹檸檬蒸烏魚
蟹サンも驚きの大きさ。ビッグサイズの鰡の塩レモンソース蒸しに歓喜の声が上がる。
そして、幹事さんの見事な手さばきによる解体タイム。
豉汁鰻魚煲
歯応えしっかり、鰻の豆鼓煮込み。
ソースもいたずらに塩辛いものではなく、丸みを帯びた味わいで白飯と好相性。
魷魚肉碎粥
潮州式のお粥は、さらりとしておじやのように食べれるタイプ。
イカ、挽肉、干しシイタケほか、素材の生命力を生かした旨味の深いスープが味の要で、
味の奥行き感が凄い。飲んで良し、食べて良しの、非の打ち所がない、満点お粥は
一同の胃袋をガッチリとらえ、お替りラッシュ炸裂ですよ。
凄うまっ。ありがとうございます!と声に出したいくらい。食べれて良かったわー。
(ノブロー) こりゃあ、うめえだ!ええ出汁でとる。絶品だで、絶品!
馬蹄緑荳爽
緑豆とクワイの温かいデザートスープ。
芝麻球
骨格の太い料理構成に、今回も満足度は神クラス!非常に美味しかったです。
大珍樓 本店
神奈川県横浜市中区山下町202
TEL 045-681-3277
営業時間/ 11:00~22:00(ランチタイム 11:00~15:00)
オーダー式食べ放題 11:00~22:00
定休日 年中無休
※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。