その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(出資と預託No.3)

2012-01-29 06:07:28 | 夢屋王国

今夜は、私のお袋がお世話になっているグループホームの運営委員会兼新年会でありました。余り気乗りはしなかったのでありますが、土曜日の夕刻からの開催と言うことで、忙しさを理由に欠席する訳にもいかず、強引な社長の進め方に反発を覚えながらも医療界と介護業界の物の考え方の違いを感じながら早々に退散して参りました^^;
さて、マルチ商法や預託商法など、違法行為スレスレの…というよりも法整備が間に合わず、法規制の隙間を縫う形で色々な悪事を考える方がいらっしゃるようで、真っ当な商売をしていたのではお金持ちへの道は遠いのであります。最近「食の安全」などという言葉が氾濫するように成りましたが、本来「食」とは、生産者と販売者と消費者の間に「当然食べても安全な食品である」という暗黙の了解事項が成立して流通するものであります。内外価格差を利用して、中国産の食品を国内産と表示して販売するなどという行為は、商人としてあるまじき行為であり、自分は食べないが売るためには禁止農薬をぶっ掛けるなどという生産者もまたしかりであります。多くの場合、「営業不振のため、悪いこととは知りつつ手を染めた。」という言い訳が横行するのでありますが、生産者と消費者の暗黙の契約が守られなければ産業自体が崩壊してしまうのであります。
太平洋戦争終結後、職業的立場から闇米を食することを拒否して栄養失調で死亡してしまった「山口良忠判事」の死は極端な事例ではありますが、今さらながら「社内コンプライアンスの確立をお約束します。」などと頭を下げる大手企業の経営陣がいるのでありますから、期待可能性・緊急避難の法理を期待して、皆がやっていることとか、バレなければ良いか程度の倫理観で「安全」を安売りしてはならないのであります。


「マルちゃん」は本文とは無関係です。
だしにまじめと書いてあったものですから^^;

俗に「闇金」と呼ばれる業界がありますが、利息はトイチ…十日で一割。10万円を借りて十日後に11万円を返せばよろしい訳です。緊急避難的に資金調達をしなければならない場合、高いと分かっていても手を出さざるを得ないことがあるかも知れません。十日で返済目途があるなら、致し方ない場合もあるでしょうが、実質年利365%であります。100万円の融資が一年後には365万円になっている計算でありますが、十日毎の複利計算であればこれでも済みません。現在では、利息制限法によって100万円未満の融資の場合、貸主が事業者であれ個人であれ年利18%が利息の上限と規制されておりますが、表に出て来ないから「闇金」なのでありまして、しかし、その資金源が大手銀行だったりしたら笑えてしまいます。銀行さんにしてみれば、正当な顧客と規制内の融資なのでしょうから^^;
始まりは、友人『貧乏父さん(H.N.)』の貧乏生活脱出計画を立案する予定だったのでありますが、思いつくのは脱法行為だけであります。利殖のための資金が無く、経済活動の穴を見つけ出す頭脳も無く、体力だけが自慢の肉体にも衰えが目立ってきた。そんなオヤジたちが貧乏生活から脱出するためには…今持っているもの…家族愛と雪と貧乏から抜け出そうとする気力、そして余っている土地!
そうである。余っている土地を活用しない手はない…明日は土地信託について考えてみよう^^;(続く)

 



 

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