「陽子ちゃん」ご結婚おめでとう^^;
のっけから、意味不明なお祝いをひと言。高畠ファンクラブの一人であり、かつて出稼ぎ先で働いていた「陽子ちゃん」から結婚しましたとの賀状が届きました。『まほろばの里たかはた』は、彼女に夢を与え、そして心無い輩が夢を奪ってしまった可能性もあるのではあるが、こうして幸せそうな賀状を頂くとこちらも幸せを分けて頂いた気分になれるのであります。「陽子ちゃん」の結婚を祝って一杯…寒さしのぎにワンショットのウイスキーを重ねていたら飲み過ぎてしまいました^^;
さて、高校時代の山岳部の同級生が冬山登山のために、耐寒訓練と称して初冬から薄着をしておりましたが、ただ今『夢屋王国』は、敢えて耐寒訓練をしなくても寒い…放射冷却現象といいますか、日が昇った午前8時の気温でも-7.5℃とラジオから流れてきます。もうこうなると『第2サティアン』内でも、防寒具を着込んでストーブを焚かないと過ごせません。薪ストーブは、火を点けて炉内が一定温度(200℃)まで上昇しないと不完全燃焼を起こしてしまうので、朝の1時間程度の滞在では石油ストーブに頼らざるを得ないのであります。唯一、寒くても便利な点は、室内が常時冷蔵庫状態なので、食べ残した酒のつまみも冷蔵庫無しで保存出来ますし、ガラスコップに入れた水が凍ってしまうので、冷凍庫無しでもオンザロック用の氷が調達出来ることでしょうか^^;
カセット式のガスコンロは、氷点下の気温では上手くガス化出来ないようで、一旦カセットボンベを手やストーブで温めないと使い物になりません。上水道(井戸水)は、少しずつ水を流しているので凍りませんが、下水(排水管)は途中で凍ってしまったようで流れません。流し台の配管を外して排水受けを造り対応しております。こうした劣悪な環境でも『第1次越冬隊』は、オッカーの作る晩飯が待てずに、ササッと酒のつまみを作るのであります。今夜のつまみは「明太子スパ」…インスタントでは物足りないので、パスタをアルデンテに茹で上げ、油で少々炒めたニンニクスライスや一味唐辛子も混ぜてあるので、ぺペロンチーノなのか明太子スパなのか判然としませんが、仕事帰りの空腹を満たすには充分な味であります。
中途半端な味付けと同じで室内を流れる音楽は、昨日はマイルス・デイヴィスのトランペットの音色かと思えば、今夜は「八代亜紀さん」がメインのド演歌…和と米とイタリアンが混在した世界を楽しむのであります。久々に始めた読書は、「楊令伝」が第7巻以降文庫本が販売されていないので一旦休憩し、何故か与謝野晶子さん翻訳の「源氏物語」を手にしております。現在、第2帖「帚木(ははきぎ)」で止まっておりますが、第1帖「桐壺」が非常に読みづらく、これは断念かとも思ったのでありますが、第2帖あたりからようやく読む意欲が出て参りました。高校時代の古文の授業なども、こうして現代訳と男女の心の動きを上手に解き明かしてくれたなら、もう少しはやる気も起きただろうに…などとボヤキながら、受験とは縁の無い娯楽の世界を楽しむ『夢屋国王』でありましたとさ。
全国の受験生の皆さん…楽しみは、後に取っておきましょう^^;