ご近所の知り合いの家が燃えている。(あくまでも夢です。)
初めの内は台所付近がちょろちょろと燃えており、充分消火器で消せる火の勢いであり、私は一生懸命消火器のレバーを握って初期消火に務めているのでありますが、もう少しのところで完全消火に至らない。台所にある容器に水を満たして火元にかけるのでありますが、中々火勢が弱まらないところに家人が帰って来ました。これでひと安心…一緒に消火活動をしようと呼び掛けるのでありますが、家人は一向に水をかけようとしない。遂には火勢が増して老婆の手を引いて避難するという場面で目が覚めました。(夢です。)
後味の悪い夢であります。自宅の火災の夢であれば、家族に火元に気を付けようと呼びかけるところですが、よそ様の家のことですから「昨日、お宅が火事になる夢を見たよ。気を付けて。」などと口にするのは余計なお世話であります。こんな時は『夢診断』で、その夢にどんな意味があるのか調べてみたりしてみます。
私が検索した夢診断によれば、火事の夢は、歓喜と不安の両極を備えているようで、自宅の火災は家族運の上昇、炎の中から何かを助け出すのは、利益をもたらす吉兆の夢と出ている。ちなみに、悪い方は無視しております^^;
山形県長井市で起こった住宅火災と家族3人の焼死の記事を読みながら寝込んでしまったので、私の深層心理が火事に関する記憶を蘇えらせたのかもしれません。経験的にも初めはボヤ程度の隣家の作業小屋火災が、油類に燃え移り爆発的な火災になってしまった経験があるので、「火事だぁ~!消防署に電話して~!」と火事ぶれをしようとするのでありますが夢の中で声が出ない。こんな時は、この程度なら大丈夫だとか、大事にしないようになどと考えずに声を出して隣人の応援を呼ぶのが重要なのであります。
後味の悪い夢が一転し、私に利益をもたらす吉兆の夢とするならば、何か面白い儲け話でもないものだろうか?一気に下世話な話題に展開するのであります。同じ新聞の広告記事に目を通していると、ある一定の法則が透けて見えるのでありました。健康補助食品と美容・ダイエット商品、頭髪に関するもの、グルメに宗教…この辺りが全国紙広告欄の常連さんのようであります。決してお安くないはずの広告欄の紙面を割いて自社製品の広告記事を掲載する訳ですから、それなりの売上があるのでしょう。そして、お決まりのように「〇×大学医師」・「△□研究所」某氏の談話が寄せられ、有名女優さんの写真が掲載されているのでありますが、決して商品の宣伝やコメントはしていないのでありまして、骨のケアは最初が肝心であるとか、さも女優さんが使っているかのような思わせ振りな登場であります。俗にこれを「広告搭」と呼ぶのでありましょうが、一旦商品に問題有りとされると「そんな会社とは知らなかった。」などというコメントが付けられるのが常であります。増してや『ご利用者×〇さん(□▽歳)の声』となるとどこまで信用してよいものやら…『効果には個人差があります』などとお断り書きまで付けてあるのですから^^;
不景気とはいえど、お年寄りの年金(貯蓄)を狙った犯罪が横行しております。決して健康補助食品が詐欺行為であるなどと告発するつもりはありませんが、今、若者よりもお年寄りの方がお金を持っている現実…お金は大切に使いましょう^^;
さて、私の話を小耳に挟んでいたのか、雪の下から掘り出したキャベツを我が家のオッカーは蒸してお浸しにして夕餉の食卓に出しました。
「何もかけていないのに、確かに甘いよね。」(オッカー)
「甘い物が氾濫しているから、今では上等な食べ物では無いけれど、昔は年寄りが喜んで食べたものさ。」(夢屋)
氾濫する食べ物の中から本物を探すことは、古老の知恵を借りるのが早道かもしれません。火事ぶれの話題が、いきなりの展開で御免なさい…『夢屋国王』の思考回路はいつもこんな風ですから^^;