「いつまでも続く楽しみ」…楽ではないが^^;
この時期に山手の家の窓や壁に張り付く『ヘクサムシ』…カメムシでありますが、『ヘクサムシ』の多い年は雪が多いなどという俗説も。(ほとんど影響は無いと思いますが^^;)問題は小さな小さなカメムシ…一般の方はほとんど意識することは無いでしょう。米農家だって、「カスミカメ」の実像を知らない方がいるくらいですから。休耕田が増え畑の荒地化が進み、米のカメムシ被害(斑点米)が目立つようになりました。昨年は、米の調整作業(籾摺り)をしてガッカリ。何って、選別機から出て来る米は、素人が見ても分かる斑点米でしたから。(2等米なら何とかなるが3等米では価格は一気に低下しますから)集落内の『セイジさん』の色選別機を使わせていただいて斑点米を飛ばしたものの、出るわ出るわ。選別料金と俵数落ちにガッカリしてしまいました。モチ米もしかり…カメムシ防除はしたつもりでも、目に見えない敵は着実に侵入しておりましたよ。今年は、夏の雨に防除適期を逃してしまい、出ても仕様がないと半ば諦めておりましたが、結果は、まぁまぁまぁ…しかし、精米しても極々わずかに残る黒い斑点も我が家のオッカーは気にしますし、お買い上げいただいているご家庭にも中学生の女の子が居ますのでね、「減農薬でより安全なんです。」なんてコチラの都合で売るのもねぇ…と言うことで、今年も色選をかけてみました。(少々、神経質だったかも^^;)
目指せ一等米…今日は、モチ米の脱穀作業であります。楽な作業じゃありません。