その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

美談

2018-01-11 07:03:50 | 新規就農

セリの花言葉は「貧しくても高潔」ですと

11日は「鏡開き」、我が在所では「仕事初め」とも言う。お題に詰まっていたら今日は「塩の日」でもあるという。上杉謙信が甲斐の武田信玄に塩を送ったという逸話…越後の上杉家は、会津、米沢へと移封されましたので、今では藩祖「上杉謙信」は、オラが殿様ということになりますか^^;
「敵に塩を送る。」…駿河の今川家に塩の供給を止められた武田家に、塩を送る…実に日本人好みの美談でありますよ。(これがタダだったらねぇ^^;)
物資(塩)が不足するところに生産物を届ける…冷静に考えればビジネスの基本であり、もし、越後の塩が供給過剰気味であったなら、市場は一気に拡大し莫大な利益をもたらしたとも思えるのであります。国盗りが生産力の拡大(領地の拡大)を目的としたものであるならば、塩の販売も外貨獲得には大きな効果をもたらしたでありましょう。「軍神 上杉謙信」は、義に厚く、生涯一度たりとも「侵略」を目的とした戦はしなかったとされておりますので、オラが在所の英雄の逸話は、美談として素直に受け入れましょう。おお!今日は長男『ポン太郎君』の誕生日でもある。(忘れてた^^;)

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猫のひげ

2018-01-10 06:28:42 | 新規就農

「トラキチ」は、もう居ない。

毎朝の日課で髭を剃っておりますが、邪魔物でしかありませんなぁ。中坊の頃、鼻の下が黒くなり、少々大人びた気がしたものですが、次第に固く濃くなり、そして、オジサン化して白い物が交じるようになりまして、無ければ楽なのになどとも考えるのでありますよ。
さて、子どもの頃飼っていたブチ猫♀にも立派な髭がありまして、猫は髭の長さ(間隔)分だけの隙間が通れるのだから、決して切ってはいけないと祖母に教えられた記憶がある。(良い子の『夢屋』は、決して悪戯はしませんでしたよ^^;)髭の根元には、多数の感覚器が集中していることは確からしい…ならば、私も危険回避のために髭を伸ばそうか?髭の長さ分だけの隙間を通り抜けられるのならば、難題の間隙を通り抜けられるに違いないなどと、おバカな発想に取りつかれておりますよ^^;
危険な場面は「風を読む。」お口の周りの感覚器が鈍いので、猫のように風向きを知ることも出来ないでしょうなぁ…むしろ、口は災いの元でして、髭より口を閉じていた方がよろしいかもね^^;

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いちかばちか

2018-01-09 06:57:04 | 新規就農

「コカマキリ」の狙いはナニ?

一月八日は「勝負事の日」なんだそうであります。「一か八か」どうやらサイコロの出目から来ているようでありますが、人生そうそう「エイヤッ!」と勝負を掛けてきた訳ではないのでねぇ、運を天に任せると言うよりは、ある程度は人事も尽くすべきではと。
さて、晴れの日に「ハレノヒ」から晴れ着が届かないというニュースもありましたが、人生のひとつの区切りの日に散々な思いをされた方はお気の毒であります。私の場合は、着て行く服も無かったし、第一、当時住んでいた街の市長さんが女性問題でマスコミに叩かれておりまして、成人式そのものに否定的だったような気もしますが…。
右か左か、進むか留まるか…生きている途中では、二者択一的な岐路もあったような気もしますが、進んだ方向はあくまでも自分の選んだ結果でありまして、他人や神様のせいにしちゃいけないなぁ。最悪、ここまでと高を括れば、失敗も想定内。エサが来るであろうと待ち構えるコカマキリに待っているのは満腹か空腹か…それさえも考えてはいないだろうけれど^^;

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七草

2018-01-08 08:11:32 | 新規就農

我が家は「納豆汁」ざんす^^;

仕事始めの「しめ縄」は無事完成…「左縄」をなった両手の平はボロボロですけれどね。私の祖母が語ってくれた昔話に、お百姓さんが煙草の火を手の平で転がして遊んでいたという下りがありました。通り掛かったお殿様がマネたところ、とても熱くて我慢出来なかったとか…鍬を使い縄をなう手の平は、マメやタコetc.角質化していたに違いないのであります。最近は、ケガ防止に軍手や作業手袋をしますしね、機械化で手の皮もお殿様並に薄いのでありますよ。(厚いのはツラの皮だけでしょう。)
七日は、七草粥…我が家では、山形の定番「納豆汁」でありました。セリ、スズナ、イモガラ、コンニャクetc.雪に閉ざされて、生鮮野菜が摂れなかった雪国では、何よりのご馳走だったと思いますけれど。「七草」を「質草(しちぐさ)」と読んではいけない、正月早々、お金に困って質屋に通う訳ではないのだから^^;
手も胃袋もお大事に、さて、本日は「成人の日」…大人になった青年を祝い励ます日であります。『オジSUN』には、遠い記憶の世界でありますが、御相伴にあずかってお休みだけは頂ける。(大人の見本を見せる日とさせていただきますか…自信ないけど^^;)

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予習復習

2018-01-07 07:29:07 | 新規就農

今年も伝統の「左縄」ですが…

1月11日は「鏡開き」でありますが、我が在所では「仕事初め」として若い衆が神社のしめ縄をなって来ました。とは言え、当世は農家ばかりではありませんので、第一日曜日にムラの鎮守の鳥居にしめ縄を奉納ということでありますが…。
今年は七日…まだ「松の内」でありますが、地元消防団の出初式、わらじ神輿とイベントが目白押しであります。『しめ縄ない』のご案内を昨日受けましてね、どうにも時間のやり繰りがつきません。と言うことで予習として、長男『ポン太郎君』に藁打ち作業をお願いし、昨日の内にしめ縄を吊るす「左縄」を一本作っておきました。地域の賀詞交歓会を終えて、さらに復習で一本。これで今日の時間のやり繰りと作業は間に合うでしょう^^;
「右縄」「左縄」で、手の動きが逆になるんですけれど、二本撚りを掛け、さらに一本撚りを掛けながら絡めて三本撚って完成形…農家でも藁仕事なんてしませんので、手に藁が馴染まずに上手く撚りが掛かりませんなぁ…人は、おべんちゃら、揉み手の毎日で、手に指紋が無くなっているとおっしゃる方もおりますけれど。それでも一年、しめ縄が落ずに縄の原型を留めておりますから、そこそこの出来かとも思いますが…ご利益は…家内がそこそこ無事であること。それで充分でしょう^^;

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初せり

2018-01-06 08:00:23 | 新規就農

こちらは、夏のさくらんぼ(無料^^;)

新年、この時期の話題は「初せり」でありますかねぇ?山形県天童市の超促成栽培のさくらんぼが、500gで30万円也。御祝儀相場でありますが、ひと粒4,400円ですと@@;
青森県大間産の405kgのクロマグロは、3,645万円也。1貫3,000円と聞くと、あれそんなもん?と思ってしまうので、感覚が麻痺してしまいますよ。一体何方のお口に入ることやら。
誰でも真似できない技や危険と隣り合わせの漁の成果ですかね。同じようにパンピーとは違った働き方をされているからお口に出来る。お寿司屋さんに入って「話題のマグロを一貫だけ!」と注文する勇気がないので、他のご注文のお値段を考えると庶民の味方、回転寿司で満腹感を味わうことをチョイスするであろう『オジSUN』であります。
夏になれば、出稼ぎ先のテーブルに無造作に乗っかている「さくらんぼ」でありまして、贈答品以外は、庭先のさくらんぼを持って来ました的な扱われ方…山形県ならではですかね。旬の物は旬に味わう。ならば一月は…持て余すほどの雪を味わっておりますよ。(苦いかなぁ?雪かきの汗で塩っぱいか?シュロップかければ無料のかき氷だぞい^^;)

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まめに

2018-01-05 06:48:18 | 新規就農

何で「黒豆」?と聞かれましても…

仕事初めは、出稼ぎ先の年頭の訓示と抱負の披露から…妙齢?の年女の方は「今年も一年、健康で過ごしたい。」「息子に嫁さんが欲しい。」若い衆は「彼女をつくりたい。」…フムフム、それぞれが平凡のようだけれど、身の丈に合った抱負や願望^^;
この一年も家族に事故なく健康で過ごしたい…「欲」をかき始めると際限がないけれど、一年を振り返った時に無事に生き残れれば、最良の一年と締めくくることが出来るような気がします。
新春の顔合わせで、お正月料理の黒豆の由来はとお題を頂きまして、「まめで達者で」くらいは思いついたものの、何故黒豆なのかと今さらながら疑問に思いまして、ググった結果は、道教では「黒色」は魔除けの色とか、髪も黒ぐろと健康的にとか、真っ黒に日焼けするほど元気に働けるようにetc.「験担ぎ」とは思っておりましたが、それぞれの地方で言われがあるようですなぁ。まずは、一年の滑り出し、出だしからのエンジンの吹かし過ぎには注意しないとなぁなんてね。

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ふるる

2018-01-04 06:20:43 | 新規就農

雪の下、ネズミも必死なはずですが…

「フルル」は、「けものフレンズ」に登場するキャラクターらしい?のですが、『オジSUN』は良く知らない^^;
いや~降ったふった。昨年は少雪の年だったので、久し振りの大雪に驚いております。(いや、まだまだ降るはずである。本当の大雪ならば、雪のやり場に困ってしまうはずですから…。)こんな時、経験値というものが物を言う。あの時は、こうだった、ああだったと最悪の場面(記憶)が蘇ってくるので、多少降り続いたとしても「いや~降るねぇ。」とお隣さんと会話が成り立ちますから^^;
本当に困ってくると、まず無口になり、最後に絶望的な薄笑いが出てくる…だから、まだまだ。降る雪がお金だったら…毎年同じことを考えておりますが、それが出来たら、東北人はすべからくお金持ちになっているはずでありますなぁ…『もぞ(夢)』を見ていないで、まずはお仕事おしごと…今朝も雪かきでスタートであります。

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逆療法

2018-01-03 08:48:28 | 新規就農

これはレトルトの芋煮ですが…

正月三が日、今年は寝正月を決め込んでおりますが、ありがたいことに雪は降る。元旦は雨…一日から働いている必要もなかろうと寝る。二日、連日の餅攻めに胃もたれ…ならば、ダメ押しに甘~い「あんこ餅」を食べて、胸焼けを誘い逆療法で動かざるを得ない状況に追い込んでやりましょう…何か変?胸焼けがしない?体質が変わったのでしょうか?と、正月早々からおバカな人体実験をしております^^;
今年の初仕事は除雪。減衰したバッテリーも直結で使い続けたことが功を奏し、セル始動するようになりましたよ。結局、寝正月と言っても寝ていられない東北の冬であります。年末からアチコチ物に身体をぶつけて痛めておりますが、ダマシだまし使い続ければ、老化する身体ももう少々使えるのではなかろうかなどと機械と人間を同じように考えていることに笑ってしまいますが、動く内は使わないとねぇ…。
さて、この正月に姉から「悪戸芋」を頂きました。山形市内の悪戸地区で生産される伝統野菜と言いますか、とても柔らかくて美味しい。山形県民のソウルフード「芋煮」でいただきましたよ。正月は「糖質ダイエット」の真逆を行く、『糖質大量摂取』で、またまた、逆療法…ウッシ!!!お腹周りが張って来たところで、今朝も除雪に出陣!

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格付け

2018-01-02 09:44:01 | 新規就農

赤は、どこまでも赤く…

一瞬晴れていた朝の風景も、いつの間にやら雪混じりであります。「寝正月」…雪が降るのに外にも出ず(雪かきをしていない。)食事は「もち」ばかり…そうそう、お正月は、刃物を使ってはいけない。煮炊きしてはいけない。掃除をしてはいけないetc.実にぐうたらには打ってつけの風習がある。(勝手に利用しているだけですが^^;)
さて、ぐうたら家族は、元日夕方の番組「芸能人の格付け」に釘付けになる。さすが「Gackt」は凄いと貧民窟の住民は、素直に番組を受け入れている。と言うより、散々講釈をした上で、間違いを指摘される光景に溜飲を下げているのかも知れないけれど。ひとつだけ、『オジSUN』が自信のある分野はある…ワインの飲み比べであるのだが、正直なところ、不味いと思うワインの方が高級であるという情けない現実…分相応の物というものがあるのかも知れないし、一本100万円などというワインは、天地が引っくり返っても飲む機会に恵まれるとも思えない。普通で良いですよ普通でね^^;

コメント (2)
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