峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

褒【ほ】められて、私は育つ

2005年09月03日 | 民生児童委員
夏休み中は、朝から晩まで塾生が家に来ています。毎日、それも日中、夜と日に2度、来る子もいます
彼らに付き合うのが私の生業【せいぎょう】です。ただし、鼻を突き合わせ勉強させているわけではありません
私は、地域で応分【おうぶん】の役割を担【にな】っていますから、塾生がいる時でも、その仕事のために外出することがあります。
普通の塾であれば、先生が生徒をほっぽらかすなどということはないでしょう。ところが、私の塾では決して珍しいことではありません。
「主要」5教科の指導もさることながら、私が何を思い、何を語り、何を大切にし、どのように暮らしているか、それも含めて私の授業です

今夜も、民生児童委員の仲間のお父さまが亡くなられたというので、午後7時からお通夜に出かけました。その間、自習です

仲間のお父さまは、94歳でのご逝去【せいきょ】でした。
帰宅して、そのことを話しました。「94歳まで民生児童委員していたんですか!」
他者の話を、きちんと聞かない癖【くせ】の人はいるものです「鉄は熱いうちに打て」のことわざを話しました。

癖は、中でも考え方の癖は、なかなか治りにくいものです。若いうちに、いい心の構【かま】えをつくることは大切です

みんなに何歳まで生きたいか訊ねました。9人いましたが、77歳から140歳の間でこたえが返ってきました。
私は、120歳ぐらいまで生きるんではないかと、なんとなく思っています

夏休みが終わって、日中、自由に使える時間が出てきました。
朝、登校していく子供たちに声をかけた後、無性【むしょう】に刈払機【かりばらいき】で草を刈りたくなりました。
住宅地の中に1区画だけ草ぼうぼうの空き地があります。なんでも、地主さんは遠くに住んでいて手入れが行き届かないそうです。周囲に住んでおられる方々がうっとうしいだろうとお盆前に1度草を刈りましたが、再び腰の高さぐらいにまで伸びています。
刈払機のエンジン音も軽やかにここから作業開始です
きょうもジリジリするような残暑でした。しばらくすると汗と鼻水が滴【したた】り落ちてきますそれでも気分は爽快【そうかい】です。草がきれいに刈られていくのはなんともいえずいいものです。私は掃除が大好きです

通りかかる方々がいろいろと褒【ほ】めてくださいます。素直に嬉しいものです。もっと頑張ろうと自然と思われます。

その空き地を済ませた後、お一人暮らしの関山さん宅のお庭、さらに公民館横の空き地、歩道とお昼まで作業に励みました。

シャワーを浴びてさっぱりすると、なんともいえない達成感に浸【ひた】ることができました。
昼食とその後のお茶をゆっくりと2時間ほどかけていただいた後、敬老祝賀式に出席される方の名簿の提出がきょうまででしたので役場・福祉課へ出向きました。

役場の駐車場に車を止めて庁舎の方へ歩き出すと、清峰高校野球部の甲子園での活躍を称【たた】える垂れ幕が下がっているのに気がつきました
コメント
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