くるみさんは、このところ何か役割を担うのが楽しみのようです。
昨日、学校から帰ってくるなり、
「応援団に入ったよ。」
有紀さんに刺激を受けているのでしょう。
今、塾での話題の中心は、もっぱら応援団に関することです。
くるみさんは中学生の話をじっと聞いています。
「へぇ~、で、団長?」と訊ねると、
「いや。」
「副団長?」と重ねて訊ねると、
「いや、ふつうの団員。」、いかにも残念そうです。
経緯を聞くと、先ず応援団員になりたい人が名乗りをあげます。6名のところ10名が手を挙げたそうですが辞退者が出て、自然と6人になりました。
ここから団長・副団長決めです。これはだれが適任か、くるみさんによるとだれが声が大きいか、クラス全員の挙手によって決めたそうです。
団長はCさんが圧倒多数を占めました。次に副団長です。副団長になりたかったくるみさんはドキドキでした。結果はSさんが10票でトップ、次いでくるみさんは7票でした。
「残念やったね。」というと、
「まあね。でも頑張るけん!絶対優勝する!」
くるみさん、燃えています。
2004年4月29日(木)記