やはり、人は一人だけで生きるものではないのですね。
有紀さんが体育祭に懸命に取り組む姿を見ていたくるみさんは、自分たちの運動会に向けて頑張っています。
毎朝30分早く家を出ています。応援の練習をみんなでしているのです。先日、学校から帰ってきて、自分の作った替え歌が採用されたと話していました。
くるみさんは、有紀さんと違って応援団員の中の一人ですから、華々しい活躍は望めないでしょうが自分の役割を見つけて、そこで頑張っているようです。たとえ小さな役割でも喜んで担うことで、それはやがて大きな喜びに、生き甲斐につながります。今度の運動会でくるみさんはそのことが少し分かるでしょう。そして、それが次につながります。
子どもの成長ははっきりと見えます。その成長の節がグ~ンと伸びるのを見るたびに人間って、素晴らしいなぁ~と思うのです。
それにしても我が家は運動会が続きます。9日が有紀さん、16日が女房どの、23日がくるみさんです。
2004年5月14日(金)記