有紀さんは、いよいよ中学3年生となりました。来春は高校受験です。高校への進学は学校を選べるという点で小中学校への進学とは異なります。
選ぶというのは難しいことです。選ぶためには自身をよく見つめなければなりません。同時に対象をよく知らなければなりません。
高校生活をどのように過ごしたいのか、そのようなところから自分に向き合うように助言しています。
2年生までは、テストでよい点数をとるための勉強をするのはよくないことだと教えてきました。それゆえ有紀さんはテスト前、特別に勉強することはありませんでした。
今週の木曜・金曜に1学期の中間テストが行なわれます。ここにきて現実的な話をしています。受験という土俵に上がる以上、土俵上のルール・マナーに従わなければなりません。高い点数を取りたいのならばそのための勉強すればいいだけの話です。
テストの成績なんて、やったかやらなかったかだけのことです。
土曜・日曜と有紀さんはテストのための勉強をしていました。
2004年5月16日(日)記