午前10時15分から町の文化会館で開かれた成人式に出席した。
今年、佐々町では144名の若者がめでたく二十歳を迎える。しかし、前途洋々と喜んでばかりはいられないはずだ。混迷する現代社会にあって、生き方のモデルとなるべく大人自身が進むべき道を見失っている今、いったい彼らは何をよすがに長い道程を歩んでいけばいいのだろう。若者の憂鬱を思う。
社会に翻弄されることなく、常識を疑い、彼らの命が彼らに何をさせたがっているか静かに自身の内なる声に耳を傾けてほしいと願う。
正午からは、町役場で開かれた町主催の新年祝賀会に出席した。
新年の年中行事が始まった。私も、自身の内なる声に耳を澄ましている。
ここしばらく、プロ将棋に関して全く触れていなかったが、郷土の英雄・我らが深浦庫市九段は健在である。
今期、将棋日本シリーズでは決勝戦で惜しくも三浦九段に敗れ準優勝に終わったものの、銀河線で見事初優勝を飾っている。
また、順位戦の最高峰であるＡ級順位戦では、ここまで2勝4敗と苦戦しているものの、5連勝と首位を独走していた新鋭の佐藤天彦八段を降し、その存在感を見せつけた。
このまま一気に残り３局を全勝し、ぜひとも勝ち越していただきたい。そして、年度末にはいつものように佐世保に帰って来られた深浦さんをコアな深浦ファンで囲み、美酒に酔いしれたい。
有紀さんと和也くんは、元旦の午後には和也くんの実家の広島に向けて発った。
残るは、くるみさん。
年明け早々、ある製薬会社のインターンシップに参加するため、その提出書類の作成に追われている、とか何とか言っていたものの、昨日は中学生時代の友人らとカラオケで過ごし朝帰りだった。
で、一夜明けると玄関には大量の彼女の荷物が並んでいる。パソコンから何から持ち込みの帰省だったがきょうは今日、福岡へ戻る。その大量の荷物を見れば送ろうか？と声をかけずにはいられないだろう。
で、結局お昼過ぎ、女房どのとくるみさんを福岡まで車で送って行くため自宅を発った。
高速道に乗り間もなく、お腹がすいてきので川登SAで昼食をとった。そこそこ混んでいて駐車するのに10分ほど要した。3人共「あご出汁ラーメン」をいただく。美味い。
1時間半程で馬出のくるみさんのマンション到着。
せっかくだからと、すぐ近くの筥崎宮に初詣し帰途についた。
帰宅したとたん体がムズムズしてきた。そこで、半袖になり表に出て、ロープスキッピング・シャドーボクシング・ダッシュと30分ほど軽く体を動かした。
体を動かすと心身ともに軽くなる。たったこれだけで体重は1kg落ちていた。
元日の午前中に伊万里のヴァンサンクへおせち料理を取りに行ったきり、家にこもり、ただただ食べて・飲んで・テレビを見て・喋って過ごしている。
毎夕、入浴前に体重その他を計測しているが、昨年の今日が56,6kgで、ここ３年間程ほとんど増減1kg内の変化だった。ところがである。今日、体重計は59,2kgを表示した。
普段、特別な食事制限はしていないが、ゴルフスイングにシャドーボクシング、それにダッシュ等を含め、毎日2時間前後体を動かす時間をとるよう極力努めている。そのおかげで体重がコントロールできているのだが・・・。
我が家の子供たちが幼かった頃、特別な日を設けないようにしていた。ただし、大晦日の夜と正月の三箇日だけは例外だった。
明日まで、今となっては私にとっての「特別な日」が続く。その特別な日に、大好きなおせち料理と大好きなお酒を存分に楽しみたい。4日からは日常が始まる。
新年、明けましておめでとうございます。
今年もお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます.
大晦日、朝から年賀状の作成に大わらわだった。
我が家の年賀状は、学生時代から数えて何十年も会っていない友人も多いことから1年間に起こった家族のあれこれを写真付きで紹介している。したがって、その写真選びから始まるので出来上がるまでに時間を要する。
有紀さんと和也くん、くるみさんが帰って来ていることであれこれ積もる話もあり、追い込まれているものの賀状づくりはなかなか進展しなかった。
結局、すべての賀状の印刷が終わったのが午後6時45分頃、「紅白歌合戦」まで残り数十分、急いで車を飛ばし佐々郵便局へと走った。
（読者の皆様の中で、年賀状のやり取りをさせていただいている方がいらっしゃったら、当方の賀状が元旦に届かないことをお許し願います）
帰宅すると午後7時、それから集会所へ向かい、集会所内3か所に鏡餅を飾り、玄関にしめ縄と門松を飾り付けた。これで2015年の仕事はすべて完了、清々しい気持ちで我が家に帰った。
家に戻り、居間に入るとすでに紅白歌合戦は始まっていた。交代で風呂に入り、食卓に全員揃ったところで紅白歌合戦を見ながらの大晦日の宴に入った。
そのうち、今年は新居で新年を迎える絵理子さん家族とスカイプでの交流も始まる。まだ幼い2人の天使も今宵ばかりは起きて新年を迎えるのだと、紅白を見ながら頑張り、一緒にカウントダウンをして新しい年を迎えることができた。
さて、今年はどんなことが待ち受けているのだろうか。楽しみである。
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