gooブログはじめました!

あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

人生 いろいろ

2019-12-01 18:14:49 | 日記

早起きして教会へ。今までとは違いうきうきした気分になれる。義務でいくのではなくなった。キリスト教では今日から新しい年が始まる。お友達が20人増たのもうれしい。「お世話になりました。よかったですね」の挨拶がやや控えめにされる。今日は最初に声をかけてくださった方とランチができる。彼女のおかげで、教皇様のごミサにもいくことができた。

ごミサは1時間で終わるので、お昼までは時間がある。もう一人、ごミサにいかれた最年長の方が彦根城の散歩でもしましょうか と加わった。もう紅葉は盛りを過ぎていた。「ライトアップしたときは、それは幻想的できれい!このケチな私が700円払っていくのだから」とその最年長のOさん。この笑いから、打ち解けて散策を楽しんだ。「うちの庭がいいから、見に来て」のお誘い。ちょっと迷ったが、お言葉に甘えることにした。Oさんは彦根の人。もう一人のお友達Iさんは近江八幡の人。話が弾む。おそらく彦根の名門高校の北高に息子が落ちた話をOさんがすると、3年間で2回しか父兄会に来なかったというIさん。段々飾らない話になる。

教会から7.8分のところに、Oさんの家はあった。100年は経ているという旧家だ。隣で息子さんが骨董屋さんを継いでいるという。その見てほしいという庭は、手入れされた日本庭園だった。(これは見てほしいわ)そこに燈籠がいつくもある。親戚でいらないというのでここに来たという。玄関までの道には、あっとおもうような植木鉢やら置物が転がっている。Iさんと私はえっ!えっ!だった。家の中もしかり。これは・・・!というものがたくさんある。「まぁ、いちばんは若冲の掛け軸よ」とOさん。そして、その前にはでーんと置かれた紫檀のテーブル。泥棒がはいっても絶対に動かせない。

お茶をご馳走になる。日常生活はまったく飾りがないが、この電灯の傘は?「NORITAKE 古いものだと思う」等々。そして、写真を見ながら語ってくれた人生はあっぱれ!ご主人を早く亡くされてから、商売を引き継ぎ、子供たちを大学まで出し、義理の父・母を最期まで看取ったという。ぽんぽんと彼女の口から出る言葉には悲壮な言葉はない。そして、その時代が一番充実していたという。

IさんとOさんお薦めのお店でおそばを食べる。彼女の口からも「えっ!?・・・」という話が出てくる。同じキリスト者という安心感からだろう。私の荷物なんてか~るいかもしれない。でも、帰り道はOさんから頂いた植木鉢がお~もい。これが今日の帰りにお正月用の寄せ植えを植えるのに買うつもりだった植木鉢の代わりになった!(望めよ、さらば叶えられん)Iさんは車なのでさらに重い鉢をいただいた。「頂いたがいやなら、ミサのときに500円寄付しといてや」Oさんはさすがや。(写真は彦根藩の藩校)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする