夕方歩くと、コバルト色の空が茜色に染まりだした。何とも美しい。夕焼けが窓にも反射して町が茜色に塗られていく。そうだ、熊本で見た夕焼けと同じだ。
半日、起きていることがつらくてソファーで横になっていた。具合が悪いというのではなく、ただ倦怠感がひどい。まぁ、昔のペースで3日ほど仕事をしたつけかもしれない。ただ、気になるのはコロナウイルスワクチンの2回目の接種後は身体におかしなことが起こる。大事に至ることでもないのでそのままだが、蕁麻疹とこの倦怠感はまえにもあった。
なにがかわったのかよくはわからないが、新内閣が発足した。まぁ、話が分かりやすいだけいいだろうか。それ以上に変わらないのは野党かもしれない。昔、社会党のおたかさんはすごかったんだなぁ。そんなことを横になりながら考えた。そして、相変わらずの眞子さまのご結婚に関するネットの書き込みは胸が痛い。書き込みは自由かもしれないが、「貧乏に落ち込めばいい」とかどうして言えるのだろうか。
政治の世界もそうだが、マスコミも質が落ちたように思う。「きれいごと」で仕事もできないが「きれいごとでない」ことで仕事はしてほしくない。
昨日の映画MINAMATAでもそうだが、人はなんと愚かなものだろうか。そして、その犠牲なる人も多い。昨日見たさまざまな水俣病患者の写真が目に浮かぶ。
そして、心が傷つくこともあのように見えたらいいと思う。心理学で学んだが、傷ついた心が回復するにはかかった年月の2倍はかかるという。
カメラを持って表に出た。そのうつくしい茜色はレンズではとらえられなかった。