G7も終わり、広島の町は落ち着きを少し取り戻したのでしょうか。TVの映像でしか見ることが出来ませんでしたが、市民生活への大きかったことと思います。緊張連続の警備でもあったと思います。さまざまな意見も出ていますね。被爆者のみなさまには不満を残すことにもなりました。でも、各国の首相たちが、広島の街を、原爆資料館を、慰霊碑を見たことだけでも価値があることではないでしょうか。ウクライナのゼレンスキー大統領が広島を訪れられたことは、画面で見ていて信じられないような不思議な感覚にもなりました。そのようなことだけでも全世界へ届けることが出来たメッセージはあると思うのです。
この2日間、私は学生時代のように元気に過ごせました。それは、当時のようにきちんと自分の思うことを伝えられたことからでした。それを聞いて下さった方がいらしたことも大きかったです。ひとはだれも自分のことを見て、理解してほしいものです。それはシニアサッカーの取材をしていてよくわかります。バランスよく、いいところをみつけていくことが大事でした。それを記事にすることは、ときには勇気のいることでしたが。
なにかが私の中で動いて、少し希望を持つことが出来ました。G7で各国首脳に英語で説明をされた被爆者の小倉桂子さん(86歳)は、コロナ禍の中で英語で説明をしたいと勉強したそうです。83歳の時でしょうか!その姿に、まだまだ引退は早いと思いました。
人生の最後まで、人のために尽くしていきたいと思うのです。若い時のようにできなくても。それがやはり自分の生き方なのですね。