南風の強い暑い日でした。夕方、教会のお友達から電話があって「かなり、揺れたね」と。3時ごろ能登半島で震度6強の地震があったとか。えっ!その時間は家に居たのですけど、全く感じなかったのです。恐らく、わが家も震度3はあったはずです。その時間は・・・。ひたすら楕円形の器を作っていたのです。
ここ3日間、ボランティア関連のことやら、完全OFFにしていました。それでぶろぐもお休みしました。自分の生活の中にどっぷりと入っていました。台所の整理、そして陶芸に集中していました。陶芸をしながら、自分の人生を見つめていました。作る器をイメージして作る、こんなことが欠けていました。ああ、人生もそうでした。どんな家庭にしたかったのか?仕事はがんばりましたが、そのイメージがなかったのですね。手先に集中しながらもそんなことを考えました。
自分がどうなりたいのか、どうしたいのか?台所がきれいになる心地よさのなかでを考えていました。結局は、どこにいても、だれかといても、不安はかわらないことに気が付きました。どんどん細くなる道だけれども、やはり大事なものは残したいと。
時には、諸々をシャットアウトして、自分を見てみるのもいいかもしれませんね。こういう連休はいいチャンスかもしれません。ごちゃごちゃしていたものに、きちんと線引きがつくようです。そうでないと、自分を置いてきぼりにして情に流されます。先ず、自分が生きることを考えないと。選択は、生存確率の高いほうを選びなさいという言葉の意味がよくわかりました。
明日、もう1日、自分の時間です。そして、日曜日は日常に戻る準備です。