少し寒さが緩んで、身体が楽になりました。淡いピンクのワンピースを着た小3の女の子が学童クラブに来るとすぐに私に、「バレンタインデーのプレゼント渡したの!」(それでピンク、ピンクか)「そう、よかったね。ばっちりだった?」「うん!私ね、2年間好きな子がいるの」「へぇ、2年間ずっと?」「ううん、一人じゃなくて変わったけど」ニコニコの彼女でした。でも、都会ほど騒がないような気がしました。
第2弾は「ねぇ、おばさん?これ使っていい?」と小2のかわいい男の子。「おばさんって私?」「うん、そう、おばさん」「おばさんじゃなくておばあさんだよ」「おばさんだよ、おばさん」(喜んでいいのか悲しむべきか)第3弾も「ねぇ、おばさんこれでいいかな?」(はぁ?)いつもわんぱくな小2の男の子。「おばさんじゃなくておばあさん」「おばさんだよ。おばさん」(なんで今日はおばさんなの?)第4弾は、いつも「そこ通らないで!」などと文句を言う生意気な小3の女子。飛び上がらないととれない敷物を取ると、「飛び上がると危ないよ」とどうしたの?、という答え。「そうか、ありがとう、おばあさんには危ないよね」「ううん、おばさんだから大丈夫だと思うけど、無理しなくていいよ」
今日はおかしい?さらにいつもあまり話をしない子が、何をして遊べばいいか?と質問。「そうね、バレンタインデーだからこれでお菓子をまねてつくってみたら?」やらないかなと思ったら、2人加わってラキューでケーキをつくはじめました。
おばさんの周りでおとなしく遊びに興じる子供たち。「くそばばぁ」は言われたけれども「おばさん」は初めてです。おばさんねぇ・・・。そこでおばさんは考えました。近づきやすくなったのかな?と。
子どもたちは「自分を守ってくれるもの」には敏感です。(男性もそうですよ。笑)確かに、私は子どもを𠮟らなくなったし、それぞれの立場を守ろうとしました。それと、対等に話すようになりました。(おばあさんの子供返り)
最後の仕上げは「ねぇ、今日バレンタインのプレゼントあげた?」小4の女の子。「ううん、忙しいから明日にしたの。おかしいかな?」「へぇ~。やっぱりね。・・・」女の子もおばさんも微笑みました。おわり。
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