今日は陶芸教室の日。先生の工房の街で新型コロナウイルスの感染者がでた。感染源ははっきりしている。お教室がどうなるかわからないが、プリンターの消耗品も必要なので早めに家を出た。途中で申し訳なさそうに先生からしばらく工房を閉じます と連絡が入ったが、そのまま、電車に乗って出かけた。車両には5人くらいしか乗っていない。先生の工房とは反対側の出口へ。だれもいない!車も走っていない!怖いくらいだ。海外の街のようだ。閑散とした大型量販店は開いていた。
こころがしぼんでいく。これは大変なことだ。琵琶湖でも眺めようと湖畔に出た。いつものように2・3人しかいない。波もなく静かな湖はモネの色彩のようにうつくしい!このまま湖の上を歩いて対岸へ(いや、未知の国へ)行けそうだ。そのほうが、今はしあわせかもしれない。
家に帰るとがっくりして横になる。陶芸がお休み・・・。TVを付けてコロナウイルスのニュースを見ている。私はまだ、歩いて散歩するところがあるからいいが・・・。でも、なにもやる気がしない・・・。
郵便箱を見に行った。彦根の教会からと前の教会のお友達からお手紙が来ていた!その中に、前の教会の神父様の書かれた文章があった。(和訳されている)司祭ダニエル・オレリーの著書「死に向かうダンス」の感想だった。受難さえも、その中には神のみぞ知る目的がある と書かれていた。
改めて「いのち」と向かい合えた。まだまだ、「いのち」はわたしたちに多くのことを教えてくれる。フランクリンの言葉ではないが、「人生が私に何を期待しているか」のように「いのちが私に何を問うているのか」。そう思いながら、ぶろぐを書いている。