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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

いのちが私になにを問うているのか

2020-04-24 17:29:58 | 日記

今日は陶芸教室の日。先生の工房の街で新型コロナウイルスの感染者がでた。感染源ははっきりしている。お教室がどうなるかわからないが、プリンターの消耗品も必要なので早めに家を出た。途中で申し訳なさそうに先生からしばらく工房を閉じます と連絡が入ったが、そのまま、電車に乗って出かけた。車両には5人くらいしか乗っていない。先生の工房とは反対側の出口へ。だれもいない!車も走っていない!怖いくらいだ。海外の街のようだ。閑散とした大型量販店は開いていた。

こころがしぼんでいく。これは大変なことだ。琵琶湖でも眺めようと湖畔に出た。いつものように2・3人しかいない。波もなく静かな湖はモネの色彩のようにうつくしい!このまま湖の上を歩いて対岸へ(いや、未知の国へ)行けそうだ。そのほうが、今はしあわせかもしれない。

家に帰るとがっくりして横になる。陶芸がお休み・・・。TVを付けてコロナウイルスのニュースを見ている。私はまだ、歩いて散歩するところがあるからいいが・・・。でも、なにもやる気がしない・・・。

郵便箱を見に行った。彦根の教会からと前の教会のお友達からお手紙が来ていた!その中に、前の教会の神父様の書かれた文章があった。(和訳されている)司祭ダニエル・オレリーの著書「死に向かうダンス」の感想だった。受難さえも、その中には神のみぞ知る目的がある と書かれていた。

改めて「いのち」と向かい合えた。まだまだ、「いのち」はわたしたちに多くのことを教えてくれる。フランクリンの言葉ではないが、「人生が私に何を期待しているか」のように「いのちが私に何を問うているのか」。そう思いながら、ぶろぐを書いている。

 

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コロナウイルスで見えてきた矛盾

2020-04-23 18:37:48 | 日記

昼前にスーパーでなくては手に入らない食材があったので出かけた。そんな混んではいない。一人で買い物される女性客が多いが、ご高齢の方は娘さんかヘルパーさんかと買い物をしている。みなさん、密にならないように距離をうまくとっている。あまりこんでないからかもしれない。スーパーの混雑が報道されている。この田舎町の長浜では、商店はほとんど5月6日まで休業している。八百屋さんとお肉屋さんなどはお休みだ。また、道の駅や町の駅も休みなので野菜が手に入らない。

なにかおかしい?スーパーが混むのは当たり前だ。都内に住むお友達も八百屋さんがお休みで困っているという。ドラックストアーも、薬のほかに米や卵、牛乳など乳製品、お菓子、油、冷凍食品などを販売している。そうなれば、やはり混雑するのは当然だ。商店がお休みなら、スーパーやドラックストアーは普段よりも混雑すると思う。(個人商店が減ってきているが)

市や県の施設も閉館している。○○博物館などは不要になるのだ。だれか忘れたが、こんな時音楽は心にかかわるものだから「要だ」と言われていた。お寺の拝観もできない。このような時に仏様にお祈りしたい という人もいるかもしれないが、家でお祈りしなさいなのだろう。もちろん、教会もお御堂に入れないので、外にあるマリアさまにお祈りする。

なにがいいとか誰の意見が正しいとかではないけれど、なにか違和感が残る。公園も入れないところがある。スマホなどない人は家でTVを見るしかない気もする。それが非常事態なのだろうか?だとしたら・・・おかしなことも多い。コロナウイルスの前の状態になにか矛盾がある社会だったような気もする。

写真はハナミズキ。白?ピンク?実は一本の木に接ぎ木してあるようだ。こんな社会なのかな?

 

 

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上を向いて歩こう!

2020-04-22 17:08:28 | 日記

最近、朝までよく眠れる。長屋の隣のおばあちゃんが5時半に起きなければもっと眠れるかもしれない。まぁ、さびしくなくて生活の音はいいものだ。「体が休めと言っている」というCMコピーがあったが、「体が歩け!と言っている」で今日もまた歩きに出かける。少し寒いがじきに体があたたまる。フェイスブックでお友達が(都内在住)日曜日に外に出たら人出が多いので散歩をやめた という。それで3階建ての家なので階段の昇降、6畳の居間を歩く を繰り返したらしい。階段昇降はいい運動になるが、さすがに飽きるという。体力維持は難しい課題だ。「おんもにでたいと泣いている」人が多いことだろう。

昨夜のNHKニュースウオッチ9でキャスターの有馬さんが、多くの人の坂本九さんの「上を向いて歩こう」の歌とメッセージに涙していた。宮本亜門さんが企画して、歌とメッセージを寄せる呼びかけに600人以上の人が賛同してUPしている。医療関係者だけでなく、タクシーの運転手さん、スーパーの店員さんなどさまざまな職業の人が「メッセージ」をつけて「上を向いて歩こう」を歌っている。こんな時にはピッタリの歌だ。

「あなたはひとりじゃない、みんなでがんばろうよ」のメッセージが必要な時だ。週に2回くらいサッカー仲間にメッセージを流している。「うるさい」と思う人がいるかもしれないけど、ああ、自分あてにメールが来た でいいのではないかと思う。だれかにメールできる それはとても幸せなこと。そのために「体が歩け!」と言っているのだろう。そう、上を向いてね。

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君に読む物語

2020-04-21 19:00:38 | 日記

「コロナ」に明け、「コロナ」に暮れていく。うんざりして何もやりたくなくなる という人が多い。医療従事者のみなさんには申し訳ないが、気力が落ちてはいる。毎日、ぶろぐを書いていても、それこそ心がほんわかする話はないのだろうか と思う。このぶろぐでよく読まれているのが、「過ぎし日のセレナーデ」らしい。鎌田敏夫さんが書いたドラマだ。あのころはこんな恋愛ドラマが多かった。「金曜日には花を買って」とか。

今日も駅へ切符を買いに行った帰りに琵琶湖に寄りました。散歩を楽しむ若いカップルがいます。また、琵琶湖を眺めながらランチにしました。静かな湖畔で「君に読む物語」を思い出しました。(2005年ごろのアメリカ映画)私が認知症になったら・・・。思い出の話を聞かせてくれるだろうか。思い出の話は少ないけれど、そのとき伝えられなかった本当のことを伝えられるだろうか。でも、すぐ忘れてしまうのだろうか。

若い日の恋ではない。いや、こいではないのだろう。でも、こころを通わせた物語は永遠のあいの物語かもしれない。もう少し年を取って、この琵琶湖畔でただのんびりと一緒にいられる時までは、私の記憶は確かであってほしい。最期に二人で天に召されることはないけれど、「ふたりで読む物語」がありますように。

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新型コロナウイルス 一人の人さえ幸福にできないのに

2020-04-20 17:13:49 | 日記

朝、起きるのがつらい。というよりは起き上がるのがつらいのだろう。体調が悪いわけではないが、活動開始のエネルギーが減少している。それでも、我が家は二人の食卓の相棒がいるし、イエス様・母・祖父母・父・叔父にお水やらを供えなくてはならない。ありがたいことに、これで起きることができる。

どうしても草津の銀行へ行かなくてはならない。午後から出かけた。駅の改札を出てびっくりした。改札前のパン屋さんやらの店舗がクローズしている。暗くて人がいない。銀行も距離をとって並んでいた。デパートも1階の食品売り場だけしか開いていない。休んでいる店舗もある。長浜よりにぎやかな街が恐ろしいほど静かだと事態の深刻さを痛感する。車も走っていない。

若緑色の美しい山を見ながら、このエネルギー溢れる時期に・・・と思う。生活に困窮する弱者を非難する声もある。それくらいの経済的体力ある生活をと。目の前で溺れかけている人がいれば、理屈をこねる前に助けるだろう。まず、助けないと話はそれからでもできる。医療現場の人は毎日そんな中で戦っている。戦って一人の手を何人もの患者が必要としている。

ふと思い出した話がある。元夫も私もお世話になった塾の経営者がいた。経営のシステムなども指導してもらった。別れる話になったとき、元夫がこの人に、この先どうしたらいいか相談したという。その時、「目の前の一人の女性を幸せにできないやつが塾の経営云々と言えるか」と言われたという。この話は時々思い出す。

目の前の一人にとって何ができるのか?まず一人に・・・と考えた。摘んできたよもぎで草餅でもつくろうか!

 

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