やすめば、宗教もこひもさめるかも

朝の散歩にでると、半袖で歩いていると腕が冷たくなりました。ひんやりと心地よいです。空も高くなり、うろこ雲や筋雲、そして、ツクツクボウシと赤とんぼ、琵琶湖畔は秋が忍び寄ってきています。ああ、秋が来るのだなぁ・・・。

夏の暑さで隠れていたさびしさが現れてきます。秋が来て、冬が来て…でも、春はもう来ないなぁ。また、昨年のように雪深くなるのでしょうか。人生ももう晩秋。静かな秋になりますように。

1階の部屋を整理したのですが、変えたのは台所の引き出しの向き（90度回転）、レンジ台の下に敷いてたマットを除いてだけでした。それだけですっきりしました。冬の寒さがなければ15畳くらいの広さの和室+リビングになるのですが。でも、急いで家具を買わなくてよかったです。

さわやかな風が窓から入ってくるので、午後少し「ミヤネ屋」を聞いていました。（見てはいないのです）USAの統一教会のお話でした。脱会できた人の話は、たまたま交通事故に遭って入院、休む時間ができ考える時間ができたそうです。（ほぼ無給に近い状態で働いていた）猛烈に会員集めをしたそうです。その構図は日本と同じようでした。もう一人の方も、休む時間ができて、よく考えて脱会できたそうです。

でも、これは宗教だけに当てはまるのではないですね。私の失敗は、ほとんど考える時間もなく先へどんどん進んだことでした。そうですね、自分で思い込んで、それが妄想のように自分の作り上げた世界にはまってしまうのではないでしょうか。こひも同じでしょうね。

時間をかけて、現場を離れてみることも大事かもしれませんね。家具の角度90度で部屋が変わるのですから。笑。

高校野球より得たもの

昨夜から雨が降り続いていました。涼しいので体は楽です。とりあえず仕上げなくてはならない仕事も終わり、今日は1日自分の時間です。冷蔵庫も買え替える時期で、台所の整理をしてから必要なものを買うことにしました。TVが見えるところなので、高校野球を見ながらお片付けになりました。

礼儀の正しさとさわやかさ、高校野球の良さはそんなところでしょうか。勝っても負けても全力での試合は涙になりますね。今日は高松商業と近江高校の試合もそうでした。エース山田君がが足を痛めたのか調子が悪くなり、ああ、ここまでか？と思ったのですが、後続の高橋投手が抑えきりました。すごい戦いでした。その後の、大阪桐蔭と下関国際との試合も9回で逆転で下関が桐蔭を破るという最後まで死闘でした。試合の勝敗は本当にわかりません。今日は、真っ直ぐな彼らの姿に心が動きました。

休めるはずの日に速達が届きました。八戸の82歳のサッカー友からでした。八戸シニアでプレイする88歳のプレイヤーの新聞記事と原稿でした！サッカー友も前立腺がんと闘いながら、グランドに行けるまではサッカーを続けると言っています。写真等も在中されていて、記事にしてほしいということでした。最近はこのようなことが多く、とてもうれしいのです！彼らが70代に出会い、11年！80代のみなさんにエールを送るべく、私もボランティアを続けています。

高校野球のようにさわやかでみなさんに勇気を送れるような仕事をしようと思いました。

経理をお願いされていた今は亡きサッカー友の仕事は、後任者たちが真剣に向かい合う様子がないので今回だけでお断りすることにしました。また、問題が起こるに決まっているからです。それよりは私は、豊かさとさわやかさを届けたいと思うのです。

 

ウクライナもコロナも宗教問題も

今日は朝から雨降りです。気になっていた仕事もおわったので、身辺整理とお出かけと思っていたのですが、来週までお出かけは無理なようです。高校野球もお休みの日、静かに仕事をしました。涙。

それにしてもわからないことが多いですね。昨夜、珍しくウクライナ問題をテレ朝で放送していました。久しぶりに兵頭さんが登場でしたが、これから冬に向かうウクライナにその先の春は来そうにありませんね。自国の力ではどうすることもできず、欧米の援助が頼りです。日本は終戦記念日でもあまり以前のように特集を組まなくなりました。のんきな内閣のせいではないと思いますが・・・。

その暢気な内閣は、世間を知らない方が多いのではないでしょうか。この間抜けな私でも、突然、昔のお友達とかからお会いしたいなどと連絡があれば、なにかの販売か宗教関係の勧誘かと思います。キリスト教の洗礼を受けてからは、お断りするのも楽ですが、どこかの関連団体と言えばなんとなくこれは？と思うのが普通だと思いますが・・・。スマホに関係した方の政治家のお名前がどんどん出る日があり、あれ？何人目なのかしら？？でした。

そして、コロナの感染対策。いまごろなにを？！と思うのです。第6波からもうこれでいいやと何も考えなかったのでしょうか。起こりうることをシュミレーションができないのでしょうか？保健所の対応が大変なことはわかり切っていたのに・・・。厚生省はこれから考えますと・・・。などとおばあさんは嘆いています。お盆も休めない医療関係者の多いこと！

昨日、感じたのですが、同じ根っこを持つ人間は同じようなものを選ぶと。もちろんいい意味でも。親しい方とまったく、お話もしていないのに同じものを選んだり・・・。不思議なものですね。私の周りは、少しおまぬけでも誠実な方が多いのでうれしく思いました。

天災でも人災でも それでも生きていく

東北地方の水害に心を痛めています。あと少しで収穫できるお米もリンゴも泥水の中です。ぷかぷかとリンゴが浮いているさまに「どうしたらいいのかわからない」という農家の方の言葉がさらに突き刺さります。炎天下のなかの、跡片付け・・・。3年間は水害時の匂いが消えないと宮城の方が話していました。1割くらいしか養鶏場の鶏が残らなかったといいます。「明日からどう生活すればいいのか・・・」生き物を育てるものの宿命と言うには残酷すぎます。ここ何年か川の氾濫などによる被害が増えていますね。熱海の土砂崩れは人災なのではないかと思いますが、どうすることもできない自然災害はどの程度の保障があるのでしょうか・・・。

そんなんことを思いながら、NHKの大河ドラマを見ていました。人の欲というものの、一族が生き延びるために手段を選ばずに人を殺めていかなくてはならないこと、その悲劇を三谷氏の脚本は抉り出していきます。話は違いますが、ギリシャ悲劇はあらゆる人間の愚かさの悲劇がある、これを学ぶと悲劇のシナリオは描けると大学時代に学びました。そのころは分からないこともありましたが、いまこの年になると悲劇は人が作ると思うのです。

全く違うお話ですが、それでも人は生きていかなくてはならないということをつくづく感じるのです。こうなったら自分はいきていけないなどという人は案外生き抜けて、平気そうに見える人のほうがぷつんと折れるといいます。折れそうになった時に誰がそばにいてくれたこと、藁をつかむようにでももがきながらでも、その方向に歩こうとしたこと。それが私を今日まで生かしています。

それにしても生きることは厳しいことですね。

この町をあいしたひとへ

駅まで道を鉛が入ったような身体で歩いていました。今日は教会へ行く日ですが、大雨で川がまた増水して、電車が運転取りやめか大幅な遅れのようです。昨夜はよく眠れたのですが、身体が冷房のせいかやたらだるいです。駅まで行くと電車は1時間以上のおくれでダイヤはこれからさらに遅れるそうです。仕方なくとてもつらい気持ちで家に帰りました。

こんな日はやりきれない気持ちです。高校野球も見る気力がありませんでした。メールを開くと親友が新聞記事を送ってくれていました。NPOの時に、理事をしてくださったO氏の毎日新聞の記事でした。高校でサッカー部の指導をしていたのですが、その高い理想を捨てて？大学のサッカー部の指導へ移りました。中途半端でなぜ？と批判的に見ていました。大学のサッカー部の指導では、高校のサッカー指導+1ということで、高齢化した団地の一部をサッカー部の寮に使い団地の皆さんの役にたっている様子や農園を借りて自給自足をサッカー部員たちがしている言うということです。作った野菜を寮の食材にしているそうです。「磨け人間力！」がテーマです。

彼を紹介してくれたS氏が亡くなって早1年が経とうとしています。（8/21が命日）そんな時に届いたうれしいニュースでした。志を忘れるひとではなかった！と胸が熱くなりました。

S氏は長浜が大好きで、また来年Fさんと来ます、孫が出来たらキャンプに来るのだとも言っていました。ですから、わが家にはSさんの席があります。そこに記事をプリントアウトして供えました。

S氏のために今日は写真を撮りました。ご覧ください。この町をあいするあなたへも。