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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

相聞歌

2023-02-15 19:30:41 | 日記

一日中、雪が舞っていました。妖精のようなときもあり、嵐の涙のようなときもあります。ただ寒くて、もう電気代どころではありません。どうしても今日はしなくてはならない仕事があり、陶芸教室をお休みしました。仕事があるときは気が滅入らないようです。

朝ドラで「相聞歌」という言葉を久しぶりに聞きました。恋人同士だけでなく、親子や兄弟で詠むこともあるようですが、やはり思い出す歌は恋歌ですね。短歌もすらすら作れる時もありましたのに・・・。感性の鈍りというよりは、お年を召して気恥ずかしいのでしょう。笑。別の方法で表すことがあります。例えば、生ける花とかで。

昔の人のように、同じ月を見ているのだわなどと「眉月が見えます」などとメールしたものです。最近はそれもなくなりました。忙しいのに「月」なんて迷惑なのでは?と思います。と言いながら、どこかへ出かけたて花などをみつけると写真を撮って送るのですが・・・。

博士の公式のように、数式で送るのも理系の人同士ならいいのかもしれません。昔、理科大の数学科の男の子に、「ほら、きれいな関数でしょう」などと言われました。(どこが?でした)

一つの言葉が永遠につながると、恋心を話していましたが、心に残る言葉もありますね。それを大事に生きることも。

あいびきの山のしずくに妹待つと 我立ち濡れぬやまのしずくに 大津皇子

吾を待つと君がむれけむあしびきの 山のしづくにならましものを 石川郎女

有名な相聞歌ですね。早く、春が来ますように!

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もう一人の信長

2023-02-14 19:40:45 | 日記

北西の風が吹いて、霰が降る日でした。子供たちを学校へ送って家に戻ると、脱力感があります。15度近い気温から10度の差は、体のあちこちに痛みが生じます。神経系なので、痛みが動きます。こんな時は集中できる仕事をするのが一番ですね。ああ、巷はバレンタインデーです。なんで妙なものが流行るのだろうと思うのです。高校生のころ、結果はどうであれチョコレートを渡せたという喜びのようなものは遠い昔です。チョコに使うお金を半分でも、トルコの地震の寄付にと思うおばあさんです。

もう一人の信長という文章を書こうと思ってから、なかなか書けずにいます。キムタクや岡田准一の影響か、織田信長像がなにか違うような気がしたのです。あくまで、私個人の感覚ですが。教科書に載っていたうりざね顔の信長はそんなに激しさや狂気を感じさせません。激しさと相反する静かな知の部分を最近感じるのです。少し興味を持って、代々信長を演じた俳優たちを調べますと、やはり野性的な濃い感じの俳優さんたちですね。

信長の激しさは母親の弟信勝への溺愛からくるのではないかと思うのです。それ以外の部分の信長は、弟同じような気質があるように思うのです。敦盛を舞う信長や茶の湯を好むその姿には、むしろ知的なものを感じるのです。ある意味では多重人格なのかもしれませんね。

誰の心にも激しい部分が住んでいる気がするのです。それに気が付かずにいることもあるかもしれません。私は時々激しい自分を見つけることがあります。でも、もうそれがめらめらと燃え上がることがなくなりました。といって、知的な部分が優位になっているわけでもないのですが。

野性的な信長でなく、切れ長の美しい目をした信長が茶をたしなみ、お能を舞う・・・。私が年を取ったのかもしれませんね。

 

 

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ホテルへいえで?

2023-02-13 22:02:43 | 日記

2日ほど、千葉と神奈川へ出かけていました。雪模様の予報から先週の土曜日は、春のような暖かい陽気でした。汗ばむほどで、日焼け止めが必要でした。60歳以上のシニアサッカー大会でした。10年前と比べると、プレーが50歳くらいの感じです!そして、レベルが高いです。久しぶりに写真を撮ったりインタビューをしたりで、歩き回りました。

ホテルに戻るとくたくたでした。取材の時はほとんど食事もとれません。あまり飲料水も取らなかったので、喉も乾いて、コーヒーがおいしかったこと!一息つくと、ホテルの部屋の暖かさにほっとします。「あたたかい」というだけで幸せです。お風呂があたたかいのが最高です。今日はダブルの部屋をシングルユースなので、ゆったりです。私はこうして定期的にホテルに泊まることでほっとしているのでは?一人暮らし、寒い家とはいえ広さも十分で(家具もないので)暮らしています。でも、特にここ2年くらいは気持ちが不安定になりやすいです。

家には(借家でも)しがらみがある。様々なことが家にいれば、まとわりついてくる。それがつらいこともある。ひとりではごまかせない時間があります。物も整理していても、家にいればあれこれと思うことがあります。でも、ホテルの部屋では、そういう様々な生活くさいことが一切忘れられます。今、この部屋にいる私だけ。

ここ10年くらいそんな生活(時々、家から出かける)をしている自分がいました。「いえ」に満足して「いえ」にいることは幸せであるのに・・・。埋めきれない空間のでしょうか。

疲れて、TVを付けたまま、広いベッドで寝ていました。

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ずっとおともだちがいい??

2023-02-10 18:56:13 | 日記

去年も首都圏では、大雪の警報が出ていたのではないでしょうか。最近は交通のマヒが起こらないように、かなり早めに規制を出しているようですね。お勤めをしているころは、3時ごろに上司が「帰宅していいですよ」と言われるのが楽しみで(?)窓の外の淡い紫色の街を見ていました。

今日はこひのお話でも。朝ドラで恋人と別れたことの後遺症?がある主人公は、幼馴染を好きでも「お友達でいたい」と言います。わかるような気もします。恋人だと、別れるか一緒にいられるかです。たとえ逢えなくても3年も4年も待てるケースはまれですね。若い人たちなら当然、待てないと思います。「ずっとお友達」は出来ても(そう簡単ではないですが)「ずっと恋人」は出来ないですね。でも、お相手がリーチをかけてきたら「どうする?!」

本当に好きで好きでたまらないから、たとえ短い時間でも「恋人」を選びたいという人は別れてしまった後のつらさをどれほど覚悟ができるのか?今の若い人たちはそんな非効率的なことはしないのでは???大けがはしなくても、軽症なら走ってみる価値はあるのかな?おばあさんにはわかりません。

「昔はむかし」ではないかと思うのです。今、目の前にいる人とどう向き合っていくのか、それを大事にするほうがいい気がします。効率のいいお付き合いを望むなら、余分なことを考えなくけばいいのですが、それは後にあまり懐かしむこともないことのようにも思います。目の前の人は目の前の人、その人を大事にすればいいだけのこと。大事にするということがどういうことなのか?

とらわれたり、執着したり、取り込もうとしなければ、ずっと「おともだち」というよりも、もっと深い関係になれるのではないでしょうか。

 

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あいは日常の中に

2023-02-09 19:44:01 | 日記

風の冷たい日です。お昼ごろ買い物に出て、琵琶湖畔へランチに行きました。風はありますが、澄みきったうつくしい湖です!鴨が波乗りしています。

誰もいない湖畔です!今朝は、昨日登校したくないとぐずった男の子がそっとそばに来てくれました。何も言わないで、一緒に歩きました。ただそれだけのことが、うれしかったです。お姉ちゃんもそっとそばに来たので、頭をなでであげました。「あい」って難しいことではなくて、日常のこんなことのではないかしらと思うのです。

そういえば、このぶろぐにも前にそんなことを書いています。ある子は、そばに来てはただ手のひらを見せます。「手袋は?」「ない、ここ切ったの」と小さな傷を見せてくれます。「何で切ったの?」「紙」「それは痛いね。紙で切ると痛いんだよ」そんな会話をします。それで満足そうにみんなの所へもどってきます。ただそれだけの会話で子供は安心するようです。

ブログに書いたときに、家族の日常が少ないので、「こころのうつわ」が埋まらないのではと思いました。今は、共働きで仕方がないのかもしれませんが、できるだけそれを補うようにしていくのが「あい」なのではないかと思うのです。

「あい」は声高に語るものでない気がしています。今、私の日常は穏やかで波立たずです。でも、何かあれば、「どうした?」と声がかかるという安心感があります。日常というごく当たり前のくらしのなかに、「あい」がたくさんある気がしています。

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