今日も気持ちのいいお天気。日曜には雨が降るとの予報なので、今日のうちにと出かける。以前一度登った行者尾根の入り口を忘れないうちに再度登っておこうと灘駅から歩き出す。
青谷道に入り、行者堂を目指す。行者堂の左へ回ると裏に道がある
谷に下りる手前で尾根に取り付く。このポイントがわかりにくかったが確認できた
六甲山系には「尾根」とつく登山道がいくつかあるが、この行者尾根はやせていて、いかにも山の背骨を登っていると実感させてくれる尾根だと思う。昭文社の登山地図には登山道として出ていないのであまり一般的ではないようだが、けっこう登る人は多いようでヤマレコのサイトでも何度か紹介されている。芦屋のロックガーデンではもの足りなくなったらちょうどいいコースではないだろうか。
右側が落ちているので要注意
けっこうごつごつしている
道幅がせまくて切れ落ちているところは慎重に
行者堂からの標高差250Mくらいだろうか、眺めもよく適度な緊張感を楽しんでいると天狗道に合流する。右にとれば摩耶山掬星台へ。摩耶山からどの道を下ろうかと迷うところだが、今回は尾根ついでに久しぶりに黒岩尾根を下ることにする。
摩耶自然観察園に日時計があったとは気がつかなかった。けっこう正確な時間を指しているものだ
黒岩尾根(悪路)とあるが、そんなことはなく静かでいい道である
この辺りにも木の根を掘った跡があるのでイノシシが生息しているようだが、出会ったことはない。岡本のゴロブライノシシのように堕落せず本分、節度を守っているようだ。そんなことをいったら岡本のイノ君たちに「好きでゴロゴロ、ブラブラしてるわけじゃない。こんな私に誰がした」と反論されるかもしれないが。
森の一画だけがきれいに紅葉しているのが見える。後の団地はどこになるのだろう
地蔵谷出合いまで下りてあとは市が原から布引に下りる。南向きの表六甲の紅葉はまだまだだが、布引の水源地の辺りに秋の気配あり