夏向きの怖い映画。キアヌ・リーブス扮するよき夫、よき父の男性エヴァンが、妻子が留守の間に親切心で自宅に入れた小娘2人に誘惑されてつい関係を持ってしまう。しかしその後には思いもしない地獄が待っていた。男性はこの2人の女の子に徹底的に痛めつけられ、いたぶられる。個人的に恨みがあってその復讐のためなどの理由があるわけでもなく、ただただ小娘2人の快楽のためとしか思えないのが不気味。
リンチ殺人など実際に起こる事件を見てもどこまでも残忍になれるのが人間。しかし同時にどこまでも優しくなれるのも人間。
オカルトだの怪奇映画などが怖いというが、やっぱり生身の人間が一番怖いと思うのだった。
晴れ間に見上げる空のモコモコ