ヒカゲツツジが咲く丹波市の向山連山は毎年この時期になると気になっていた山だが、これまで時期を逸してしまっていた。今回やっと来ることができた。
スタートはJRの石生駅
ここは山以外にも見どころがあって、それは麓にある水分(みわかれ)公園だ。その名の通りここで日本海と太平洋に水が分かれる分水界なのだそうだ。日本一標高の低いところの分水界とか
書いてなければわからないがここがその地点なのだそうだ
周辺はきれいな公園に整備されていて今は八重桜が満開
登山口は観音堂の近くにあるとのことだが、公園の終点付近にも登れそうなところがあったのでそこへ取りつく。しかしこれがとんでもなく急で危なげでもある。一応ロープが張ってあるので道には違いないが転げ落ちたら大変だ。昨日も六甲で滑落事故があったばかりなのを思い出して慎重に登っていく。途中で観音堂からの道と合流したのでやはり本来の登山口ではなかったようだが、なんとか無事でよかった。
途中の展望台から丹波の街が一望
ヒカゲツツジよりミツバツツジの方が目に付くのだが
松の台展望台の辺りからヒカゲツツジが出てくる
淡い黄色が美しい上品な花だ
ミツバツツジと競演
二ノ山、三ノ山、四ノ山と上ったり下ったりを繰り返して2時間ほどで向山到着
ここで昼食を食べて次の五ノ山方面に下山する、とはいえしばらくはまた上ったり下ったり。いろいろな岩も出てくる
恐竜のように見える
博打岩とはなんぞや
清水山を経て
最後は鳳翔寺に下山、石生の駅に向かう。
マンホールはこんな具合
標高は500M台の小山の連なりだが急登も多く結構骨のある山だった。里山の低山とはいえ舐めたらあかんのだった。