足の不安もあるけれどが今回は、八方尾根を唐松まで上ってみようと思っていた。このルートなら何度か上り下りしているし北アルプスでも一番楽なルートのひとつなのでなんとかなるのではと思ったのだが結局天気は回復せず、しかたがないので大町の山岳博物館にでも行ってみようと思う。
松本を出たときは雨は降っていなかったが大糸線を北上するにつれて雨模様。信濃大町に着くと本降りになっている。傘では足元が濡れそうなので合羽を着て博物館へ向かう。
大町市のマンホールは雷鳥が主役。バックは針ノ木か
企画展は大町のガイドの先駆者百瀬慎太郎特集。常設では山の様々な資料展示。珍しく写真撮影OK
剥製だが妙にリアルなサルのノミ取り
昔の鋲付き登山靴ナーゲル。見たからに重そう
話には聞いたことがあるが見るのは初めて。下駄スケート
観終わっても雨は止んでいないのでまたカッパを着て駅まで戻り松本へ帰る。
今頃の松本は毎年サイトウキネンオーケストラ関連の催しが行われていてそれが目当ての観光客も多い。目玉の小澤征爾のコンサートはなかなか切符も取れないようだが、今日は松本城場内でコンサート会場の模様がリアルタイムのパブリックビューイングで観られるとのこと。これは行ってみなければ。
マエストロはガンを患ってから体力的にちょっと不安があるからか今日はベートーベンのレオノーレ序曲だけの出演。
始めは座っての指揮だったが後半は立ち上がっての熱演だった
思わぬところでフルオーケストラのコンサートが聴けて得した気分だった。
肝心の山行は天気を見誤って失敗になってしまった。この後秋雨前線が出てくるとまた振り回されそうだ。天気が安定する秋山に賭けたいところだが右足が万全でないのが気にかかる。やっかいなのは上りにはほとんど問題がないので登れてしまうところ。下りられなくなる事態はなんとか避けたいのだが・・・。
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