そのタイトルのとおり、薬の「副作用」が事件の重大なカギとなっている映画「サイド・エフェクト」を観た。
株のインサイダー取引で夫が逮捕されたエミリーはそれまでの安定した生活を失ってしまう。その後夫が刑期を終え出所して新生活を始めるがその生活は精神的にも物質的にもこれまでとは一変、厳しいものになる。
そんななかエミリーは自殺未遂を起こす。その診察にバンクス医師が当たり、うつ病を疑った彼はその治療薬を処方する。しかしその後エミリーは夫を殺した容疑で逮捕され、その原因が処方された薬の副作用ではないかと疑われバンクスは窮地に立たされてしまう。
バンクスは以前彼女を診察したことのある女医シーバートと会って話を聴くうちに、夫殺しの裏には意外な陰謀があったことに気づいていく。
精神科医とその患者が絡む話はアメリカ映画の定番ともいえるが、今回は薬の副作用が完全犯罪に大きな意味を持っている点がこれまでにはない展開に思えた。
それにしても女の陰謀、恐るべし。
殺伐とした話の後は甘いものをということで今日も食べる。一見するとホットケーキに見えるが、生地はスフレ仕立てでふっくらしている
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