のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

映画を見るために必要なのは

2006年01月10日 23時09分05秒 | 日常生活
後輩から映画を見た感想メールが届きました。
彼女とは、映画や本の感想を言い合う情報交換仲間。

早速、私も週末に見た映画のご報告。

「私も週末は映画を二本見ましたよー。
 どちらもかなりお勧めです☆」

「いいですねー。私も観たい映画はたくさんあったので
 週末二本ぐらい見たいと思ってたんですけどね。
 ひとりじゃないと、そうそう動けないんですよね。
 ひとりっていいなぁ・・・。」

・・・・・くすん。
なんだか投げた爆弾が跳ね返ってきたような
そんな気持ちになったのは気のせい?

THE 有頂天ホテル / 2006年日本

2006年01月10日 23時04分32秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
 舞台はホテル「アバンティ」。このホテルの中で大晦日の
 夜10時過ぎから年越しまでの2時間をリアルタイムで
 描く。
 登場人物は沢山の従業員達。総支配人、副支配人、
 アシスタント・マネージャー、客室係、ウェイター、
 ベルボーイ、ホテル探偵、表には見えない隠れた
 セクションで働く人々。
 そして様々な「訳あり」の宿泊客たち。汚職議員、
 自殺願望の大物演歌歌手、コールガール、家族の
 反対を振り切って愛人に会いに来た会社社長、訳ありな
 フライトアテンダント、副支配人の別れた妻。
 迷路のようなホテルの中で、それぞれの物語は同時進行して
 進む。2時間の間に、エピソードと別のエピソードが絡み合い、
 もつれ合い、最後は全員が力を合わせて、クライマックスの
 カウントダウンパーティーへ。

■感想 ☆☆☆☆*
 しばらく映画から遠ざかっていましたが、新年早々
 三日連続、映画鑑賞。本日は試写会です。
 試写会会場の客みんなで大笑いしました。
 「腹を抱えて笑う」この言葉どおり。
 みんな身をよじって笑ってました。

 舞台を駆け巡る様々な人々。
 みんなトラブルを抱え、その問題を解決しようと
 必死で動きまわっている人々。
 それぞれが必死になればなるほど、その様相は
 滑稽味を増してくる。

 見栄とプライドのために右往左往する人たちが
 新年のカウントダウンを迎えるために、たまたま
 同じホテルに集まり、それぞれの人生にほんの少し
 影響しあう。ほんの少しのかかわりがたまたま
 隣り合った人の人生に大きな影響を与える。

 「なんのために大晦日があると思うの。」
 「新年になったら新しい気持ちでやり直すためよ。」

 どたばたコメディの果てにたどり着くカウントダウン
 パーティの爽快さは新年にふさわしい。
 歌いたい歌を歌って、体を動かして、思いっきり
 馬鹿騒ぎをして、元気になりたくなるそんな映画。