のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

天使 / 2005年日本

2006年01月28日 23時56分43秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
 東京のとある街。ここには恋愛、友情、家族など、
 かけがえのない“愛”に悩むたくさんの人々が暮らしていた。
 なかなか恋に積極的になれないコンビニ店員のカトウ(内田朝陽)。
 恋人(永作博美)と子供との間で揺れ動くシングルファーザーの
 吉川(永瀬正敏)。学校でいじめにあっている女子中学生の
 みずほ(小出早織)。
 そんなこの街に、ある日、天使(深田恭子)が舞い降りた。
 ジンライムが大好物というちょっと風変わりな天使は、
 猫のように人にじゃれたり、いたずらしてみたりと自由気まま。
 けれど天使は、ちゃんと見ていてくれている。
 悩み苦しむ人々に寄り添い、勇気づけ、見守り、そっと背中を押す。
 そして、いつしか人々の心をじんわりとあたためていく…。

■感想 ☆☆☆☆☆
 見ていて、幸せな気持ちで胸がいっぱいになる。
 胸がいっぱいになりすぎて涙がこみあげてくる。
 涙と笑顔が両方同時に訪れる。そんな映画。

 幸せで幸せで切なくなった。
 優しさと希望がたくさんつまってるこの世界が
 いとおしくなってくる。

 様々な理由からいろんな感情をもてあまし
 心からの笑顔を作れないでいる登場人物たち。
 「不幸」とは言えないけれども、寂しさを感じている。

 そんな彼らの前に突然現れる天使。
 ジンライムが好きで、人間が使っている機械に興味津々。
 ちょっと目を離すと、人のジンライムを飲み干し
 機械が動くと目をくるくるさせて喜ぶ。
 そんなキュートな天使が日常生活にするりと入り込み
 そっと寄り添い続ける。特別なことは何もしない。
 慰めたり励ましたりする言葉も持たない。

 「奇跡」「希望」という大げさな言葉が
 まったく似合わない天使。

 けれども彼女と触れるだけでほんの少し元気になる。
 彼女の天真爛漫な表情に笑顔を思い出す。
 他の人には見えない存在が自分には見えることに
 ほんの少し、勇気を持てる。

 「勇気」や「元気」そして「希望」を持つのに
 大げさな仕掛けなんて必要ない。
 ただそっと寄り添うだけ。
 その人の瞳を覗き込むだけ。
 軽く抱きしめてあげるだけ。

 でも、そこに奇跡は必要なのかもしれない。
 そして、今、この便利で豊かな社会での奇跡は

 天使が存在する。
 そう思えること、そう信じられること。

 そういう非日常な出来事、非科学的な出来事
 人間の力や思惑をはるかに超えた何かが
 確かに存在すること。
 そう実感できることなのかもしれない。

 とにかくフカキョン演じる天使がキュート!
 心から幸せになりました。

お目当てのもの

2006年01月28日 23時23分30秒 | 日常生活
なんと数年前に会社を退職して漫画家になった先輩が
週刊ヤングジャンプで連載を開始しました!

すっげー!

漫画家になるために会社を辞めたセンパイ。
あまり接点はなかったのですが、辞めた理由が
のりぞうにとっては衝撃的だったものだっため
ずっと動向が気になってました。

今までに何回か読みきりを掲載されていたものの
連載は今回が初めて!!その上、巻頭掲載です。
夢ってやっぱり今の環境から一歩踏み出す勇気と
その夢に向かっての努力があれば叶うんですね。
「あれば」ってそれが難しいんでした。。。。

というわけで、今、のりぞうの隣の部署では
ヤングジャンプを購入して読者アンケートを出す人たちが急増。
のりぞうも早速、連載漫画を見せていただきに
隣の部署を訪れました。

「・・・おまえも買えよ。。」
と突っ込まれましたが、ほら、オトメとしては
「ヤングジャンプ」購入に、ほんの少し抵抗があるのです。
表紙が水着の女性だし。。。。

男兄弟どころか、親戚にも男性がいないのりぞうは
こういう「殿方のもの」というカテゴリは
なんとなく近寄りがたいもの、というイメージが。
なんだろ?刷り込み?
「これは男性のもの!」みたいなかんじ。
「他人のものに手を出しちゃいけません!」って
怒られてるようなかんじ。

・・・わかりにくいっすね。

とは言え、今まで手に取ったことがないからこそ
グラビアなるものに興味津々。
借りた瞬間に思わず、センパイの漫画ではなく
水着の女性に見入ってしまいました。

「おまえ、見るページ、間違えてるよ。。。」

と呆れる先輩。

ほら、口だけダイエッターとしては
こういう美しいスタイルの女性を見て
モチベーションをあげておかないとね?

と、誰にともなく心の中で言い訳していると
先輩が雑誌の購入を申し出てくださいました。
ラッキー♪

買ってきてくださった雑誌に貼っていたメモ紙には
先輩からのこんなメッセージ。
「水着のお姉ちゃんじゃなくて
 巻頭の連載漫画を読むように!」




・・・・・人を思春期の男子高校生のように言うなー!
ちゃんと漫画も読みますとも!
でもって、読者アンケートも出すのです!

漫画がお好きな方、ヤングジャンプを購読されている方
ぜひぜひ、今週号から始まった連載をよろしくです。

ちなみに、のりぞうは雑誌を会社に忘れてしまったため
どんな内容の漫画なのか、まだ分かっていません。。。

マンドリンでサンバ!

2006年01月28日 21時13分27秒 | 日常生活
マンドリンコンサートのチケットをいただいたため
遊びに来ていた妹と鑑賞。

一昨年退職された常務が1部、2部ではギターを
3部では指揮を担当しているため、チケットが
社内を回っていた模様。
アマチュアオーケストラではありますが、全体的に
有名な曲が多く、クラシック初心者も楽しめる構成でした。

音楽に関しては、ジャンルを問わず、
どれも楽しめるのりぞう姉妹。
ふたりでマンドリンの優しい音にうっとりしてました。
マンドリンだけではありません。
クラシックギターも音色が優しく暖かい。
包み込むような音に体も心もゆったりとゆだねられた2時間。

心から楽しみました。
しかし、本当のお楽しみは演目終了後。

アンコールの曲目は毎週日曜に放映されている
「世界遺産」のテーマ。そして・・・・・マツケンサンバ!!

常務が金色のきらびやかなお着物とちょんまげ姿で
サンバを踊りながら出てきたときには、
思わず「えー?!」と叫んでしまいましたとも。

いやいや、会場は大盛り上がり。
勿論、のりぞう姉妹も大喜びでノリノリです。
こういうサプライズは大歓迎!
退職後の生活を楽しまれている常務のお姿も
拝見できましたしね。

次のコンサートのチケットも回ってこないかなぁ。
タナボタを期待するのりぞうです。