のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

近江商人の教訓

2006年01月17日 23時02分19秒 | 日常生活
長崎から帰ってきた翌日、つまり昨日は大分に出張。
連日の移動で疲れが出たのか
昼過ぎから急激に寒気がし、気分が悪くなり、
仕事どころではない状態に・・・・。
出張先の方にも、そして今日は仕事を休んだため
職場の先輩方にもご迷惑をおかけしてしまいました。

うう・・・。
新年早々、何をやっているのやら。
しかし、一日ゆっくり眠ったため、既に全快☆
先週、職場の先輩がインフルエンザで倒れたため
かなりびくびくしましたが、単なる風邪でした。
よかったぁ、とほっと一安心。

というわけで一日半眠りこけて
どなたとも接触せずに過ごしていた今日は
以前、ブログで読んで感銘を受けた言葉のご紹介。

先日、バトンも渡させていただいたおそらさんのブログ
教えていただいた「近江商人の教訓」です。

1 商売は世の為、人の為の奉仕にして、
  利益はその当然の報酬なり。
2 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも
  品の如何。
3 売る前のお世辞より売った後の奉仕、
  これこそ永遠の客をつくる。
4 資金の少なきを憂うるなかれ。
  信用の足らざるを憂うべし。
5 無理に売るな、
  客の好むものも売るな、
  客の為になるものを売れ。
6 良き品を売ることは善なり、
  良き品を広告して多く売ることはさらに善なり。
7 紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。
  つけてあげられるもののない時は笑顔を景品にせよ。
8 正札を守れ!
  値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ。
9 常に考えよ、今日の損益を。
10 今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ。
11 商売には好況、不況はない。
  いずれにしても儲けねばならぬ。

すごいなぁ、と感銘を受けたのは
自分の仕事への徹底したプロ意識と誇り。
自分の仕事に誇りを持っているからこそ
お客様にも堂々と薦められる潔さ。
自分の(お店の)利益も勿論大事。
但し、そのためにお客様を騙すなんてもってのほか。
お客様が必要なものであれば売りなさい。

こういう考え方って「仕事観」というよりも
自分の生き方に対する考え方であり、
もはや「人生観」といってもいいぐらいの
壮大なものだと思うのです。

そりゃ当たり前だよね。
働いている人にとって仕事をする時間は
一日の八割以上を占めるわけであり
それだけの時間を費やす仕事に対しては
むしろ積極的に「人生観」のような心構えで
臨むべきなんでしょう。

そして、それだけの時間を費やすからこそ
仕事をする以上、

自分に恥じない仕事をしたい
誰かの役に立てる仕事をしたい
誇りを持って仕事に就きたい

そう思うのは自然なことなんでしょう。
むしろそういう覚悟をもって仕事をしたい。
自分の不注意で体調を崩した日だからこそ
そういうことを真面目に思ってしまいました。

・・・ま。こういう決心を
宵越しに持ち越せないところが
のりぞうの最大の欠点なんですけどね。

おそらさんのブログでは「三方良し」という
素敵な言葉も紹介されています。
ぜひ、おそらさんの温かい言葉でお読みください。