のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

縁と運命と幸せのおすそ分け

2008年01月17日 22時47分57秒 | 日常生活
本日、仕事をしていると、他部署の先輩がのりぞうの席にやってきました。

「のりぞうくんってさ、隣の会社の教育課長さん、知っとるんやろ?」

はいはい、知ってますよー。
仲良くしていただいています。
いつまでも若々しくて、とても素敵な方です。

「実はさ、昨日、仕事で会ったんやけど、つい最近、結婚したって。
 のりぞうくんにも伝えといてって言われたけん。」

っっっっっはぁぁぁぁぁっっ!!
思わず、叫びましたよ。身を乗り出しましたよ。
もう少しでパソコンに頭突きしちゃうんじゃないかってぐらい
身を乗り出しちゃいましたよ。

けけけけけけ結婚?!

そ、そんな素振りはちっともなかったのに!
い、いつの間に?!

「つい最近らしいよ。
 ごめん、俺はあんまり詳しく聞けんかったけん
 これ以上は知らんちゃけど。」

んまーーーーーーー!
そりゃ、お祝いメールを出しがてら、聞かなければ!
なんならご飯をご一緒したいぐらいですわ!
と、鼻息荒く決意を固めておきながら
その後、ばたばたしていたため、すっかり忘れておりました。

仕事も終わり、バス停に向かうのりぞう。
いつもは歩いて帰っているのですが、ここ数日は寒さが厳しく
バスの誘惑に勝てないでいるのです。
バス停でバスを待つ時間も耐えられないので、バスの到着時間に
あわせて会社を出ます。

ほら!もうバスが来た!
と、急いで、バスに乗り込むと、本日の噂の主がまさに目の前に!
うわ、同じバスだったんですね。
通勤途中でお会いするのは初めてですね。
・・・ってそんなことより、もっと大切な言うべき言葉がありました。
こんなところで和んでいる場合ではなーーーいっ。

おめでとーございますーー!

瞬時に興奮高まり、バスの中でテンション高く
噂の主に駆け寄るのりぞう(ちょう迷惑。)
まさかここでお会いできるなんてっっ!!
直接、お祝いが言えるなんてっ!
おふたりの馴れ初めを聞けるなんて!
まさか結婚写真まで見せてもらえるなんて!!
なんて素敵なだんな様!

バス停に到着するまでの15分、
思う存分、幸せのおすそ分けを頂きました。
そして
「人生、どこで何が待ってるかなんて、誰にも分からないわよ。」
と、説得力のあるありがたいお言葉をいただきました。
その言葉を発している人生の先輩の幸せそうな笑顔が心に染みます。

おめでとう話を聞いたその日に
今まで一回も遭遇したことがない通勤バスの中で出逢えて
直接お祝いを言うことができたり
20年近く同じ会社に働いていて、
同僚以上の関係ではなかった人と突然、結婚することになったり、
人生って多くの縁といろんな運命に彩られていて、飽きる暇がありません。

ドラことば~心に響くドラえもん名言集

2008年01月17日 22時25分47秒 | 読書歴
5.ドラことば~心に響くドラえもん名言集

■内容
 専門誌「ぼく、ドラえもん。」の人気企画を単行本化。
 まんが・ドラえもんの感動のセリフを、声優、作家、読者、編集部が
 厳選します。あなたが覚えていることばはありますか。

■感想 ☆☆☆☆
 横浜旅行中、本屋さんで見かけて思わず衝動買いしました。
 夜、読み始めたら止まらなくなって、旅行中にずっと読んでました。

 物心ついたときにはドラえもんは当たり前のように私の生活の中に
 いた。私達の世代以降の人たちで、ドラえもんを知らない人って
 いないんじゃないかな。漫画やアニメを見たことない人はいるかも
 しれない。けれど、知らない人はいないと思う。それぐらい、
 国民的人気者のドラえもん。

 この本では、幼いときには気付くことができなかったドラえもんの
 名言をあますところなく伝えてくれる。名言を集めただけなので
 どんなストーリの中で語られた言葉なのか、今ひとつわからない
 部分はある。けれど、それでも読んでいるだけで、言葉のぬくもりは
 伝わってくる。そんな言葉ばかり。心がほっこりあったかくなる。

 ドラえもんファンが選んだ言葉なので、読者の言葉も掲載されていて
 彼らの年代の幅広さも見物だ。10歳ぐらいの現役ちびっ子から
 30歳前後から40歳代のかつてのドラえもん世代の現オトナたち。
 彼らが同じ作品を見て楽しんで、ドラえもんの言葉に同じように
 元気と勇気をもらっている。そのことがたまらなく嬉しい。
 現役ちびっこくんたちもドラえもんのことを好きでいてくれる。
 それって素敵なことだと思う。

 最近は私達の世代でさえ、「イマドキ」の子供たちとの環境の違いや
 遊び方の違いにくらくらすることがある。だからこそ、時代や環境が
 変わっても、変わらないものがあって、同じようにその変わらないもの
 に夢中になれること、同じように変わらないものを愛せること
 それはとてつもなく幸せなことだと思うのだ。

 とにかく最初から最後まで愛らしく、読んでいて元気になる作品。
 ドラえもん好きの友人に贈ってあげたいよー。・・・もう持ってるかな?

トゥー・ウィークス・ノーティス/米国2002年

2008年01月17日 22時11分31秒 | 映画鑑賞
1.トゥー・ウィークス・ノーティス/米国2002年
■ストーリ
 理想家肌の弁護士ルーシー(サンドラ・ブロック)は、
 不動産会社の御曹司ジョージ(ヒュー・グラント)の下で働いていた。
 しかし優柔不断でいい加減な彼の性格にあきれ果て、「あと2週間で
 辞める」と宣言。さっそく後任の『美人弁護士』を選び始めるふたり。
 ところが、別れを前にしてジョージの素敵なところが見えはじめて
 しまい・・・。

■感想 ☆☆☆*
 年末の深夜映画ラッシュの1本。
 見る前から結末がしっかり見えている作品ですが、
 思う存分、楽しみました。「絶対に外れがない」感じが嬉しい作品です。

 ヒューが「こんな人が現実にいたら、絶対にイヤだ!!」と
 力強く断言できるへなちょこへたれ殿方を好演してます。
 「絶対にイヤだ!」と断言できるのに、ヒューが演じると
 かわいらしく見えてくるから不思議。また、貧乏な生活なんて
 想像も出来ないお金持ちの殿方も嫌味なく軽やかに演じています。
 お金持ちだけど、自分の力で金持ちって訳ではないところが
 どこまでもヒューで、そこがまたかわいらしいのです。
 大事なことは何一つ決断できなかったり、女好きだったり
 お兄さんの言うことには逆らえなかったりと、どこまでも
 情けないオトコなんだけど、でも、彼なりの優しさや正義を
 きちんと持っていて、そこが垣間見えるから、サンドラ演じる
 ルーシーがヒューに惹かれていく場面に共感できます。

 また、サンドラさんの色気のなさっぷりが清々しいのです。
 仕事が出来て、さばさばしていて、ヒューをバカだなぁと
 思いながらも助けずにはいられない面倒見のよいところを持っていて。
 女を振りかざしていないけれど、女を捨てているわけではなくて
 どちらかというと、「女性」になれてない感じ。
 しっかりしているようでいて、内面は「オンナノコ」なんだろうな。
 だから、ヒューに惹かれている自分に気がついた後の
 おたおたした感じは納得できたし、とてもかわいらしい。

 予想通りの結末です。最後まで裏切られることなく、
 予想通りに楽しめます。予想以上にキュンと出来ます。