のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

仮面ライダー電王

2008年01月21日 21時10分09秒 | テレビ鑑賞
一年も終わり。
ヒーロー交代の時期です。

今回のライダーはドジで天下一品の不運の持ち主、
いつもトラブルに巻き込まれてばかりなのに、
常に自分のことよりも人のことを優先できる優しいヒーローでした。
そのヒーローらしからぬ決断力のなさや弱々しい話し方に
ちょっぴり物足りなさを覚えることもありましたが
中盤以降は、徐々に「本物の強さ」を垣間見せてくれ
力だけでは解決できない問題がたくさんある今の世の中だからこその
ヒーロー像を実感させてくれたような気がします。

テーマとなっているのは「願望」と「記憶」。
「あのとき、ああしていれば。」という願望に付け込むイマジンが
人間に願いを要請し、その願いを自分たちの都合のよい「願望」にすり替えて
過去と、過去から派生する未来を乗っ取ろうとします。

前半はここ最近のライダーより格段に単純明快でコミカルな話の展開で
とても見やすかったものの、若干、物足りなさを覚えていました。
しかし、中盤以降、物語はどんどんシリアスな展開へ。
ラストでどういうふうに話を落としこむのか、見当もつかず
最終回までを楽しく見ることができました。
メインヒロインの病気で、急きょ、ストーリー変更を求められたにも関わらず
そのヒロインの不在すら、無理なく結末に結びついていて
予想以上に楽しむことができた最終回でした。
そして、前半のドタバタからは全く予想できなかった
シリアスなクライマックスでした。

「現在を支えているのは過去の記憶」
そして「時間を作っているのも過去の記憶」というコンセプトのもと
自分たちの未来(子供)を守るために、その子供のことも
愛する人のことも忘れることを選択した主人公の姉の決断。
結局、「違うレール」となってしまったほうの
現実を生きることになるために、姿が消えてしまう婚約者。
中盤まで、ずっと「天衣無縫」なキャラクターだったからこそ
彼女の選択と涙には心揺さぶられるものがありました。
「現在を支えているのは過去の記憶なんですよ。」という
ゼロノスの車掌の言葉と、消え行く彼を見つめながら彼女がつぶやく
「いつかきっと」という言葉に、私も「いつかきっと」と
希望を抱かずにはいられないラストでした。
消えたと思っていたイマジン4人がリョータローの記憶と思いの強さで、
ちゃんと戻ってくることができたという事実が
その希望を後押ししてくれた気がします。

弱々しくて運が悪かったけれど、常に揺るぐことのない倫理観で
決断すべき時は決断し、自分の思いを貫くときは貫く強さを持った
でも、その強さが全く押し付けがましくなかった今回のヒーロー。
自分の体力のなさや運の悪さを言い訳にして
周囲の人(やイマジン)に頼るのではなく、
自分なりの努力をし続けた彼は、やはり今という時代が求めている、
現代の子供たちのお手本になってほしい素敵なヒーローでした。

モモタロス、リュウタロス、キンタロス、リュウタロスという
おとぎ話をモチーフにしたイマジンもそれぞれかわいかった!
電車の中でみんながくつろいでいる場面が大好きでした。
特にリュウタロスは甘えんぼですぐすねてかわいかったなぁ。
電車で現場に駆けつけたり、その電車の中でオートバイに乗ったり、
と突っ込みどころもたくさんあったのですが
その突っ込みどころも思う存分楽しめました。

唯一残念だったのは、ハナちゃん役の白鳥さんが
最終回までに復帰できなかったこと。
白鳥さんも寂しかっただろうな。

寒い休日の過ごし方

2008年01月21日 21時02分35秒 | 日常生活
午前中
 教会では、いつもより前の席に座り、ストーブの横を確保。

午後
 教会の後は、暖房のきいている図書館へ移動。
 ぬくぬく図書館で借りる本の選択に身もだえしつつ、
 14冊のピックアップから10冊を選び取る。

夕方
 部屋に戻ったら、すぐにお風呂の準備。
 お風呂の準備をしながら、湯たんぽも準備。
 できあがった湯たんぽはすぐにベッドの中へ入れ、
 健やかな睡眠の準備を始める。


 お風呂であったか読書。至福の時間。
 入浴後は体があったかいうちに部屋の掃除、夕飯の準備。
 夕飯を食べたら、速やかにベッドへイン!
 ・・・この時点で、20時。

休日に寒いと睡眠時間倍増です。
寒さのおかげで、お年頃のお肌には優しい休日を過ごしました。

親戚付き合いの対象範囲

2008年01月21日 21時01分06秒 | 日常生活
金曜日、飲み会も終わってまったりと過ごしていると
妹と妹の婚約者が東京土産を持って遊びに来ました。
のりぞうが関東地方を訪れていた先週
のりぞう妹も同じく関東でネズミーランドを満喫していたのです。
いっそのこと、関東旅行最終日に妹と落ち合って、
家族へのお土産を渡そうかとも思ったのですが、
予定がうまく折り合わずに断念。

金曜日の仕事の後、「婚約者くんの車」という手段がある妹が、
わざわざ小倉からやって来てくれました。
のりぞう妹からのりぞうへ、ネズミーランドのお土産が
のりぞうからのりぞうファミリーへ鎌倉土産が渡されます。
ついでに祖母や祖父へのお土産も預け、
遊びに行ったついでに渡してもらうよう、お願いします。

結構、遅い時間だったのですが
それでも、会ったらおしゃべりせずにはいられない姉妹の性。
せっかくなので、色々とおしゃべりしていると、
明け方近くになってしまいました。
ドライブしながら帰るという妹と別れた後、
ふと思い出しました。



うきゃー!!お土産の渡し忘れがあったー!!

年の初めに妹の婚約者くんと会った際に
ありがたいことに、彼のお兄さんからワタクシにまで
旅行のお土産をいただいていたのです。
そのお心づかいがとっても嬉しかったので、
のりぞうも今回はお土産返しを試みたのです。

が。
渡すの忘れちまったよ!
せっかく買ったのに、渡すのを忘れちまったよ!
賞味期限とかいろいろあるのに、忘れちまったよ!
・・・なんで、婚約者くんの顔見て思い出せないかなー。
と、自分の記憶力にうんざりしながら妹にメールで事情を説明し、
祖母へのお土産をお兄さんに横流ししてもらうようにお願いしました。
祖母へは、お兄さん用に買った物を、
のりぞうが直接、渡すことにします。
賞味期限に間に合わなかったら、博多土産を買って帰るからね!
と、誰に聞かれたというわけでもないのに、心の中で言い訳するのりぞう。

昼過ぎ、お土産のお礼に電話をかけてきた母親へ
自分の記憶力のなさにうんざりしたことをメインに
事の顛末を伝えたところ
「・・・あんた、お兄ちゃんにだけお土産?
 婚約者君にはあげんと?ご家族には?」
という大変もっともな突っ込みが。






!!!
しまった!!
お礼♪お礼♪という想いばかりが先に立ち、
お兄ちゃん周辺の方々への心配りをすっかり忘れておりました。
ていうか、心配りも何も「常識」で考えれば
思いつく必要もなく、当然のことなのに。
つーか!
冷静に考えるまでもなく、婚約者君のお兄さんより先に
婚約者君にお土産を渡すほうが自然なのに。当たり前なのに。
愚かにも程がある・・・・。
ばかばかばかおばかーーーーーーーーー!!

普段から「心配り」とか「気配り」とか
そういった言葉と慣れ親しむ必要性を実感した休日。