のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

2013年1月~6月上旬に読んだ本

2013年06月10日 21時44分47秒 | 読書歴
もう本当にただのメモです。
しかも自分でも読んだ本をすべて網羅できていない。
(全然、覚えていないのです。どれだけ記憶力皆無なんだか・・・。)
やはり地道にメモはとっておかないと。


1.大草原の小さな町/ローラ・インガルス・ワイルダー
2.この楽しき日々/ローラ・インガルス・ワイルダー
3.はじめの四年間/ローラ・インガルス・ワイルダー
4.わが家への道―ローラの旅日記/ローラ・インガルス・ワイルダー
5.大きな森の小さな家/ローラ・インガルス・ワイルダー
6.大草原の小さな家/ローラ・インガルス・ワイルダー
7.プラム・クリークの土手で/ローラ・インガルス・ワイルダー
8.シルバー・レイクの岸辺で/ローラ・インガルス・ワイルダー
9.農場の少年/ローラ・インガルス・ワイルダー

おもしろかったー!
そして、このシリーズすべて揃えたくなりました。
食べること、家を整えることが一日の大半を占めていた時代は
シンプルで今より大変なことが多い分、喜びが大きい時代だったんだろうなぁ、と思いました。

10.凍りのくじら/辻村深月
11.スロウハイツの神様(上)(下)/辻村深月

年に2,3回は辻村さんの作品を読み返してます。
どんだけ好きなんだろう・・・。

13.クリスマス・キャロル/ディケンズ

なぜにクリスマス前によまなかったんだろう・・・。
古本屋さんで見つけました。
文体が古いところがお気に入り。

14.不倫の恋で苦しむ男たち/亀山早苗

おもしろかった!
なんだか色々と考えさせられるルポでした。でも、不倫は反対。

15.不如帰/徳冨蘆花

明治時代の作品らしいのですが(うろ覚え。)まったく古さを感じさせませんでした。
時代だな、とは思うけれど、今でも十分に昼ドラにできそう。

16.ホームレス暴行死事件~少年たちはなぜ殺してしまったのか~/吉田俊一
17.街場の大学論~ウチダ式教育再生/内田樹

内田さんの論旨は明快でわかりやすかったです。

18.豆腐小僧双六道中ふりだし/京極夏彦

豆腐小僧がかわいらしくてかわいらしくて・・・。こんなペットがほしいなぁ、と思いました。
確かアニメ映画化されて、フカキョンが声をあてたのです。ぴったり!

19.東京に暮らす/キャサリン・サンソム

これまたおもしろかった!!
わずか100ねんほど昔の日本がまるで別世界のように見えます。
でも、今も変わってないな、と思うところもある。
変わらないで欲しかったな、と思うところがありすぎて、少々切なくなりました。

20.咲くやこの花/藤本有紀

大好きな成海璃子ちゃんが主演をしたドラマのノベライズ本。
百人一首が題材で、これまた親近感に満ち溢れた作品でした。

21.愛の旅だち~フランバーズ屋敷の人々(1)~/K・M・ペイトン
22.雲の果て~フランバーズ屋敷の人々(1)~/K・M・ペイトン
23.めぐりくる夏~フランバーズ屋敷の人々(2)~/K・M・ペイトン
24.愛ふたたび(上)(下)~フランバーズ屋敷の人々(3)~/K・M・ペイトン

おもしろかった。
けれど、「そしてふたりは幸せに暮らしました。めでたし。めでたし。」のその後が
とても現実的に描かれていて、そのリアルな感触に少し重たい気持ちになりました。

26.悼む人/天童荒太
27.元気が出る言葉/早坂茂三
28.ジミーと呼ばれた天皇陛下/工藤美代子
29.そうだったのか!アメリカ/池上彰
30.だまされることの責任/佐高信

31.黄金の都の癒し姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
32.白銀の都へ旅立つ姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
33.紅の沙漠をわたる姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
34.緑の森を拓く姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
35.緑の森を統べる姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
36.黄土の大地を潤す姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
37.大河は愛をつなぐ 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
38.青の大河をのぼる姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
39.黄金の都を興す姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
40.黄金の都を受け継ぐ姫 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘
41.薔薇の想いは海を越える 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ/小田菜摘

ひっさびさにライトノベルにはまりました。
表紙がキラキラしていて図書館で借りるのが少し恥ずかしかったかな。
ついつい他の文庫本ではさんで借りる、という男子中学生のような行動をしてしまいました。
でも、ハッピーエンドが絶対に待ち受けていると分かっている本は単純に面白い。
読んでいて幸せな気持ちになりました。

42.どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか/みうらじゅん・リリー・フランキー

めちゃくちゃかっこいい対談集でした。
いたるところに共感してしまったな。
特に女性の胸に対する考察
「男性の大きさの違いなんて、たかだか数センチで外から見たら分からないのに、
 女性の大きさの違いは、数十センチに及んで他の人が見てすぐに分かる。
 そんな環境でずっと生きているから女性はメンタルが強いんだ。」
というものは、なんだか思わず納得してしまったのでした。

43.牢の中の貴婦人/ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

後味の悪さにびっくりした作品。
思わず「え?これで終わり??」とラストを3回ぐらい読み返しました。
そして、そ
れで終わりでした。そんなー!!

44.桃色トワイライト/三浦しをん
45.くすぶれ!モテない系/能町みね子

おもしろい肩のこらないエッセイでした。
二作品とも妙に自分と重なる部分があったような。

46.うちの一階には鬼がいる!/ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

ダイアナ・ウィン・ジョーンズらしい作品。
彼女の作品は大人になれない大人がたくさん出てくる気がします。
少しずつ分かり合い、家族を形成していく様子がほほえましい作品でした。
こういう作品が好きさー。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品はすべてこんな感じだと思ってたさー。

47.イキルキス/舞城王太郎
48.短編五芒星/舞城王太郎

舞城さんの舞城さんたるべき作品。
彼の作品の魅力を言葉で伝えられる気はまったくしません。
芥川賞候補策だったらしいです。(短編五~のほう。)
舞城さんと芥川賞・・・。うーん。

49.えりなの青い空/あさのあつこ
50.ほたる館物語1~3/あさのあつこ

昔ながらの旅館、ほたる館を舞台にした物語。
ヒロインたちの10年後、20年後を覗いてみたいな、と思った作品でした。

51.一芸一談/桂米朝

さすがです。さすが米朝。
言葉の重みが違う。けれど、存在感はとても軽やかなのです。

52.古書ビブリア堂の事件簿

おもしろうございました。そして私、もっと本を読まなきゃな、と思いました。

53.シアター2/有川浩
54.クジラの彼/有川浩

最近は有川作品も折に触れ、読み返してます。
読み返すたびに幸せな気持ちになります。

55.悶絶スパイラル/三浦しをん

笑った。声出して笑いました。

56.消された一家―北九州・連続監禁殺人事件/豊田正義

重い重い実に重いルポでした。
こんなにも残虐な事件が我が家のすぐ近くで起こっていたとは。
すぐ近くなのに、同じ世界とは思えない。
その距離感に果てしなさを感じました。
読んでいて、とても辛い気持ちになりました。
「もう無理だ」と思う瞬間が何回かありました。

57.ビジネスマンのための行動観察入門

58.いしいしんじのごはん日記
59.三崎日和 いしいしんじのごはん日記2

いしいさんのごはん日記。シンプルです。そして、とても面白いです。
淡々とした文章のつづり方、素直な感情表現は少し吉本ばななさんを髣髴とさせられました。

60.前進する日もしない日も/益田ミリ
61.桃色トワイライト/三浦しをん
62.お針道具~記憶の断片~/宮尾登美子
63.県庁おもてなし課/有川浩

読み終えて幸せな気持ちになりました。
ヒロイン、ヒーローがともにとてもかわいらしいのです。

64.「べてるの家」の恋愛研究

「べてるの家」とは、北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点だそうです。
当事者研究が盛んで、ことあるごとにメンバー同士で集まり病気や共同生活の事について会議をしています。
自分の病気にオリジナルの病名をつけて毎日の経過をまとめ、報告するのが定例化しており、
病気が悪くなることも、生活や活動に支障が出てくることもすべてあるがまま受け入れるんだそうです。
この本は、その当事者研究の中から「恋愛」に関する研究をまとめたもの。
あるがまま受け入れて、「こんなことがあって。」ととても深刻な症状を笑いながら
報告しあう当事者たちに強いな、と思いました。
そして、私の知らず知らずに抱いていた偏見に気づかされました。

65.ユルスナールの靴/須賀敦子

須賀敦子もマルグリット・ユルスナールという作家もどちらも初めて知りました。
どちらも潔くかっこいい。文体に知性ってにじみ出るんだな。