のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

譲れないもの

2013年06月11日 18時03分52秒 | 日常生活
「幼馴染三人衆で鹿児島に行こうぜ!」と私が思いつきで言い出したのは、
そして、優しい幼馴染ふたりが「いいねー!」「行くよ!」と賛同してくれたのは、
確か・・・3月の終わりでした。

で、「鹿児島楽しみだよねー。」とか
「温泉でまったりするよー!」とか
「黒豚は食べたいんだよねぇ。」とか言っていたら
むしろ、言うだけ言って、なんにもしていなかったら
なんと旅行が来月に迫ってました。わたわた・・・。

そうだった。そうだった。
「行こうぜ!」と提案した人がきちんと準備をしなきゃ
話が進むわけがないのです。

いつも一緒に旅行する高校時代の同級生グループに
いついかなるときも、何を任せても安心!の友人がいて
その友人がいつもまったく嫌な顔をせずに
「調べたよー。」とか「このプランから選んでー。」とか
ツアーコンシェルジュ並みに至れり尽くせりの準備をしてくれるため
その環境にすっかり慣れきってました。
いかん。いかん。
友人の優しさに慣れるなんてもってのほか。慣れちゃだめー!

というわけで、自分の甘えた(舐めた、とも言う。)態度に気付かされながら、
そして、幼なじみのひとりから「ホントに旅行に行くんだよね?」とせかされながら
鹿児島旅行の準備を開始したのが先週末の深夜でした。

準備を始めた途端、仕事中は影を潜めている優柔不断な気質が
普段、押さえ付けられている反動なのか、勢いよく表舞台に飛び出して来ました。
ぴょんぴょーん。

どの旅館がいいのかなー、とかー
どのぐらいの価格までだったらおっけーなんだろー、とかー
そもそも、ホントに鹿児島でいいのかー、とかー
朝弱い人もいるけど、何時に出発するよー、とかー
決めることがやったらめったらあるのね。旅行って。

そもそも、私にはこだわりなんてものがないのですよー。
・・・とも思ったのですが。
よくよく考えたら、わたくし、旅行に関してはそれなりにこだわりがあるんだった。

いわく、飛行機には乗りたくない。とか
いわく、温泉でゆっくりしたい。(温泉は絶対にはずせませんっ。)とか
いわく、旅館は少し高くてもいいから小奇麗なところに泊まりたい。とか
いわく、旅行の間はプランを詰め込み過ぎずにできる限りゆっくり過ごしたい。とか

・・・旅行先が鹿児島に決定すると同時に
どれもこれも満たしちゃったんですけど。
ちっともプランを確定出来やしないんですけど。

というわけで、軽ーーーーーーーく調べるだけ調べて、
決断すべてを幼馴染ふたりに丸投げしました。ふぅ。
ちゃんと自分の意見を言ってくれる幼馴染たちでよかったよかった。

来月には、久しぶりの鹿児島です。
ふくれ菓子といこ餅は絶対に買って帰るのです。

あ。
お土産(主にお菓子)買う時間も絶対に譲れないなー。