のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

猫を脱いで馬脚を現す

2014年03月03日 21時35分09秒 | 日常生活
2回目のウォーキング練習に参加しました。
今回のウォーキングは約25キロと前回より5キロほど少ないんだとか。
そのうえ、今回は確実に前回よりあったかいのです!春到来バンザイ!
お昼はかねてより幼馴染が
「あそこ、美味しいものが多くて好きなんよねー。」
と言っていた道の駅「とと市場」。期待は高まるばかりです。

今回の練習で、自分なりに設定している目標はふたつ。
 その1 誰かと一緒にゴールを切る。(自分勝手な行動は慎む。)
 その2 ごはんを美味しく食べる。(疲れなんかに負けない。)

というわけで出発!

30分後。(30分も経ってたかな・・・。もしかすると20分後ぐらい?)
隣を歩く幼馴染に早速、弱音を吐きました。
「今日ね。ダメっぽい。すでにきつい気がするんだけど・・・。
 不調です。どう考えても不調ですよー。
 後半、確実に弱音ばかり吐いていると思うんで、
 いざとなったら往復ビンタをお願いします。」

・・・弱音を吐くタイミングがどう考えても早すぎる。
なにせまだ1回目の休憩にも至っていないのです。
30分歩いたか歩いていないかの距離なのです。
30分って、通勤時に歩いているぐらいの距離ですからね!
と、自分で自分に呆れ果てましたが、きついものはきついのです。
きついとなったら、きついのです。
私に根性なんてものは備わっていないのです。(きっぱり。)

しかも、いつだって穏やかな幼馴染は私の弱音なんて軽々と受け止めてくれるわけです。
「大丈夫、大丈夫。それ、気の持ちようやけん。
 『きつくない。きつくない』って言い聞かせとったら大丈夫。」

ええ子や・・・。とホロリ。
したはずなのに、1回目の休憩時間では、その幼馴染に八つ当たり。
座り込んだすぐ傍にあった幼馴染の足を「えーい!きついわー!」
と思いっきりはたきました。
ひどすぎる。と自分でもどんびきしましたが、穏やか幼馴染は
それでも動じることなく「八つ当たりやろ?」とこれまたにこやかに受け止めてくれました。
もしかして、天使なのかな。

というわけで。
かなり早い段階で弱音を吐き、
(吐くだけにとどまらず八つ当たりをし)

今回も安定安心のひとりウォーキングを楽しみ、
(でも、今回は私の目標を知っているウォーカーの先輩方が追いかけてくれました。
 優しい・・・。というわけで目標その1は達成です。達成ったら達成です。)

海沿いの雨風に身も心も震えながら、
(前回よりあったかいと思って油断しまくりの格好だったのです。
 誰だ!ぬくいと思い込んだ奴は!と怒り心頭でしたが、もちろん、自業自得です。)

ウォーカー先輩が念のために持ってきていた上着を最後まで借り、
(危うく持って帰りそうになりました。ぬくぬくなんだもの。)

「とと市場」であったかお味噌汁と珈琲に体の中から慰められ
(あったかいって偉大!と心底思いました。
 美味しくお味噌汁を飲んだので、目標その2も達成☆←自分にはとことん甘い。)

坂道での向かい風に真剣にキレ
(キレた結果、猛ダッシュし始めた私を見たウォーカーの先輩方からは
 「暴れ馬みたいだったよね。」と笑われ、
 「のんちゃんが短気だってことがよく分かった。」としみじみ納得され
 「誰か手綱引いてやらんないかんのやない?」と心配までされました。
 しっかし、人生で例えられたことのある動物が「ワニ」に「オオカミ」に「暴れ馬」。
 世の中には「リス」とか「ウサギ」とか女子御用達の動物が無数にいるはずなんだけど。
 周囲の方々にどれだけ獰猛だと思われてるんだっつー話です。)

最終的にちょっとしょんぼりしながらゴールに到着しました。
(でも、ゴール直前でキャプテンに「歩き方の姿勢がいいね。」と褒められたので
 テンション持ち直しました。褒め言葉は120%に増量して受け止めます。)

つーかーれーたー!!
今回、びっくりするほど、きつかったー!!

でも、よくよく考えると、このへたれっぷりが私の通常運転なのです。
たった1回程度、拍子抜けするぐらいあっさりとウォーキング練習を楽しんだからって
「ひょっとして、私の特技ってウォーキングなんじゃないの?」
と調子に乗っていたあの頃の私を思う存分に叱りつけてやりたい。
慢心はダメー!
油断もダメー!
油断大敵、火事の元!

そもそもね。
心の余裕がなくなると、てんで猫なんてかぶれなくなっちゃうわけです。
で、被ってた猫を脱いだら、暴れ馬が出てきちゃった、と。
周囲の方々(特に幼馴染)へのご迷惑はまさに火事レベルです。

次回のウォーキング練習は、褌を締め直して参加します。
とりあえず、ウォーキングシューズは早急に購入しようっと。