■ストーリ
物忘れが激しいスジンは、忘れ物を取りに戻ったコンビニで
チョルスという青年に出会う。偶然に再会を重ねるうち彼らは
愛し合うようになり、やがて結婚。しかし、その時すでに
スジンは若年性アルツハイマー病に冒されていた。病状が
日々悪化し、夫が誰かすらも忘れてしまうスジン。
チョルスにできることは、たとえスジンが全ての思い出を
忘れてしまっても、彼女への愛を貫く事だけだった…。
■感想 ☆☆☆☆☆☆ /涙度:☆☆☆☆☆☆
日本テレビで放映されていたドラマ「ピュアソウル」が
韓国で映画化されたもの。日本版では、永作博美さんと
緒方直人さんが主演のふたりを演じていました。
出逢えた人との恋愛を純粋に楽しむ前半。
お互いを見詰め合う視線やその視線を受け止める笑顔は
見ているこちらが照れてしまうほど甘く、お互いを
思う心の温かさをうらやましく思う。
お互いがお互いをどれだけ必要としているかを
あますことなく見せていたからこそ、その後
彼らを襲う運命の過酷さに胸が締め付けられる。
愛している人の名前も顔も忘れていく恐怖。
ふと記憶がよみがえってくるときの絶望。
愛されていたはずなのに、忘れられていく恐怖。
笑顔で昔、付き合っていた男性の名前を呼ばれる絶望。
誰が悪いわけでもないからこそ
誰も責めることができないからこその苦しみ、悲しみ。
ヒロインの最後の選択も、その選択を支える家族も
そして、それでもヒロインに記憶の片鱗を取り戻させたい
と願うヒロインの夫にも共感できてしまう。
お互いを思いやる心も時に周囲を苦しめるときがある。
そういう「どうしようもないこと」が世の中には
あることに気づかされた。
「ここは天国ですか?」
記憶がなくなっても安らぎや心地よさを感じる感覚は
なくならない。そして「思い」も。そのことが
一筋の救いとなる。
デートムービーとしてはお勧めできない。
それぐらい泣ける映画。
・・・・・そういえば、テレビ版でも号泣したっけ。
物忘れが激しいスジンは、忘れ物を取りに戻ったコンビニで
チョルスという青年に出会う。偶然に再会を重ねるうち彼らは
愛し合うようになり、やがて結婚。しかし、その時すでに
スジンは若年性アルツハイマー病に冒されていた。病状が
日々悪化し、夫が誰かすらも忘れてしまうスジン。
チョルスにできることは、たとえスジンが全ての思い出を
忘れてしまっても、彼女への愛を貫く事だけだった…。
■感想 ☆☆☆☆☆☆ /涙度:☆☆☆☆☆☆
日本テレビで放映されていたドラマ「ピュアソウル」が
韓国で映画化されたもの。日本版では、永作博美さんと
緒方直人さんが主演のふたりを演じていました。
出逢えた人との恋愛を純粋に楽しむ前半。
お互いを見詰め合う視線やその視線を受け止める笑顔は
見ているこちらが照れてしまうほど甘く、お互いを
思う心の温かさをうらやましく思う。
お互いがお互いをどれだけ必要としているかを
あますことなく見せていたからこそ、その後
彼らを襲う運命の過酷さに胸が締め付けられる。
愛している人の名前も顔も忘れていく恐怖。
ふと記憶がよみがえってくるときの絶望。
愛されていたはずなのに、忘れられていく恐怖。
笑顔で昔、付き合っていた男性の名前を呼ばれる絶望。
誰が悪いわけでもないからこそ
誰も責めることができないからこその苦しみ、悲しみ。
ヒロインの最後の選択も、その選択を支える家族も
そして、それでもヒロインに記憶の片鱗を取り戻させたい
と願うヒロインの夫にも共感できてしまう。
お互いを思いやる心も時に周囲を苦しめるときがある。
そういう「どうしようもないこと」が世の中には
あることに気づかされた。
「ここは天国ですか?」
記憶がなくなっても安らぎや心地よさを感じる感覚は
なくならない。そして「思い」も。そのことが
一筋の救いとなる。
デートムービーとしてはお勧めできない。
それぐらい泣ける映画。
・・・・・そういえば、テレビ版でも号泣したっけ。