のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

踊る捜査線TheMOVIE2「レインボーブリッジを封鎖せよ」

2005年10月24日 22時18分45秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
 いまや一大観光地と化した東京・お台場で連続殺人事件が発生。
 青島ら湾岸署の面々は、警視庁から赴いた沖田仁美の指揮下に入り、
 捜査を進めることになるが、所轄を手駒としか扱わない彼女の
 やり方に署員は反発する。

■感想 ☆☆☆
 これも何度も見た作品なのですが。
 それでもテレビで放映されるとついつい見ちゃいます。
 録画もしっかりしました。
 笑える部分とまじめな部分の配合具合とか、いろんなところに
 おいてあるコネタとか、いろいろとファンにはたまらない
 しかけがあるのでしょうが、それでも同期連中と見ていて
 一番の話題になったのは
     「長さん演じる和久さん」
 でした。

 「彼が画面に出てくるだけで、厳粛な気分になるね。」
 同期の言葉ですが、その場にいる誰もが共感した一言。

 みんなで見ているとどうしても細かい矛盾を突っ込みながらの
 鑑賞となってしまうのですが、それでもクライマックスは
 みんな沈黙で見入ってしまいました。

 ほんのちょっぴり涙ぐみそうになっていたのりぞうですが
 その後ろで同期が繰り広げていた会話に涙もすっかり
 止まってしまいましたとも・

 「泣くんじゃないの、泣けるんじゃないの。
  ちょーさんの演技に。」
 「いや、俺、こんなドラマでは泣けん。
  ドラえもんとかだったら泣けるんやけどね。」

 ・・・ちょーさんで泣かずにドラえもんで泣く殿方。
 まあ、よいパパにはなりそうよね。

好みのタイプ

2005年10月22日 20時17分52秒 | 日常生活
遊びに来ていた妹と同期宅で行われた
すきやき大会に出席。
すきやきを食べながら、おしゃべりしたり
野球を見たりしてまったりと過ごしました。

いや、野球なんて
ホークスが負けた時点でどうでもいいんだけどね。
どちらのチームが出てきても
がん飛ばして、野次。ほほほ。



その後、踊る大捜査線を見ながら
芸能人ゲイ情報にみんなの話題は移行。
なぜゲイ情報になったんでしょーねー。。

次々に挙がる皆様の情報。


・・・・7割ぐらい、
のりぞうが恋い慕っている方じゃありませんこと?
何、どゆこと?!

帰宅してからも衝撃が癒えず
妹に訴えました。

「ねぇねぇ、私、未だにショックが
 癒えないんだけど・・・。」
「うん、本気でショック受けてたよね。
 分かったよ。」

優しく慰めてくれる妹。
うっ。うっ。ありがとよ・・・。
と、悲しみにくれていたら
ふとある恐ろしい事実に気付きました。

「ねえねえ、あの場で話題に上がった人たちの
 ほとんどが私の好きな人やったやん?
 ていうことはさ、つまり

  私の好きなタイプって
       女性に興味がない人

 ってこと?」

しばし沈黙。

「あぁ、なんかすっごい納得。
 すべての謎がとけた感じ?」

・・・・妹よ。そこは否定してください。

ポジティブの見本

2005年10月22日 20時16分21秒 | 日常生活
久々に妹が土曜日に遊びに来たため
以前お世話になっていた教会の方の家に
遊びに行きました。
妹は約4年ぶり、近くに住んでいる
のりぞうも1年ぶりぐらいの再会です。

妹は朝から念願の再会に興奮気味。
最寄駅まで迎えに来てくださった旦那様は
のりぞう姉妹が通った教会学校の
お兄さん先生です。

興奮する妹を見ながら、
変わらない笑顔で
「全然、変わってないなぁ・・・。」
と爽やかに暴言。

妹は憤慨することしきり。
「化粧するようになったのに!
 絶対に綺麗になったね!って
 驚いてくれると思ってたのに!」

・・・まあ、感想は本人の自由だからね。。

数分後、先生宅に到着した妹は
お姉さん先生に飛びつくように挨拶。

「先生、久しぶり!
 私、綺麗になったでしょー!?」

「かぼちゃん・・・。
 変わってないねぇ・・・・。」

「なんで?!
 誰も私の変化に気付いてくれんっ。」

いやね、そういうポジティブな思考回路とか
無邪気な自己アピールが
変わってないと言われる所以だと思うのよ、
姉としては。

深くは考えてません

2005年10月21日 20時14分46秒 | 日常生活
同期主催の合コン(?)に参加してきました。
参加者は同期男性陣と後輩
後輩の彼氏さんと彼の同僚の女性たちです。

あきらかに場違いなのりぞう。
ふつーに邪魔者だわ。。。
でも、いいのです。面白そうだから。
はしゃいでる殿方って
見てるだけで楽しめるわぁ。
後輩カップルのらぶらぶ話も面白いし。

と、盛り上がってる中心地を
横目で眺めながら、後輩カップルの話を
じっくりと聞いていました。
優しそうな彼氏さんで幸せそう。。。
根堀葉堀、話を聞いていると
彼しさんとのりぞうの意外な共通点が発覚。
なんと同じ高校出身の同級生でした。

のりぞうは文系クラス、
彼は理系クラスだったために
まったく見覚えがなかった模様。
もともとのりぞうは、どこにいても
引きこもりっこですからね^^;
でも、共通の友人はたくさんいました。

思わぬ再会(?)に大はしゃぎののりぞう。

「え?今度、殿下(彼の担任のあだ名です^^;)
 とのみに行きましょうよ!この前、飲んだんですよ!」

同期から掘りごたつの下で
足を踏まれました・・・。

「お前、普通、彼女の目の前で彼単独を
 飲みに誘うか?よく考えて行動しろよ。」

・・・・ごめんなさい。
全体的に考えなしなんです。

でも、こんなにおおっぴらに誘っているあたり
下心がまったくないって分かっていただきたいものですわ。

サヨナラCOLOR

2005年10月18日 23時51分52秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
 海を臨む病院に勤める医者・正平(竹中直人)の元に、
 子宮ガンを患い未知子(原田知世)が入院してきた。
 偶然にも、彼女は正平が高校時代思い焦がれた初恋の人であった。
 気楽に独り身を謳歌しているかに見える正平だが、
 実は二十数年もの間、未知子を一途に思い続けていたのだ。
 すっかり自分のことを忘れている彼女の素振りに傷つきながらも、
 献身的な治療を施す正平。徐々に回復し、正平に心を開き始めた
 未知子だったが…。

■感想 ☆☆☆☆  涙☆☆☆
 自分よりも相手を思う気持ち。
 見返りを求めない感情。
 忘れようと思っても忘れることができない人。
 それらが形作るものが「愛」だと思う。
 愛は激しいものではなく、穏やかで静かでそして
 時に哀しいもの、寂しいものなのだろう。

 場面転換に使われる蒼い静かな海と爽やかな水色の空。
 いつも傍に当たり前のようにありながら
 時にその静かさや大きさに呑み込まれそうになる。
 ストーリーとは何の関係もなく
 何気なく入れられているかに見える場面だが
 ストーリーが進めば進むほど、訴えかけ、存在感を増し始める。

 今も昔も冴えない男性がずっとずっと大切に持ち続けている感情。
 不器用な愛情の示し方は時に痛々しく時に滑稽。
 だが、滑稽であればあるほど、ラストの切なさが胸にしみわたる。

 「サヨナラから はじまることが
   たくさん あるんだよ
  本当のことが 見えてるなら
   その思いを 捨てないで」

 主題歌がラストの哀切さを更に盛り上げる。
 この曲に監督は感銘を受けて、この映画を企画したと言う。

 サヨナラから始まることはたくさんある。
 でも、そのためには、本当のことが見えてる必要がある。
 私たちは本当のことを見つめて生きているのだろうか。
 楽なほうに流されて、自分の感情さえも
 ホンモノと贋物を取り違えている生きている人は
 決して少なくないと思うのだ。

 滑稽でもいい。滑稽に見えるくらい真摯に生きたい。

ブログのご縁が重なって

2005年10月18日 23時07分25秒 | 日常生活
文字を読むのも書くのも大好きなのりぞう。
ブログ制度をかなり活用しています。
友人のブログはストーカー並に読み漁っています。

なおかつ、時間があるときは
友人のブログに書き込んでいる人の
ブログにも飛んでいきます。
文章って本当に書いている人の人柄が
そのまま出るんですよね。
興味深いです。そして面白い。

そんなブログのご縁が重なって
本日、福岡市の中心近く、赤坂にある
ヨガ教室に初参加。
習い事どころかお食事も買い物もすべて
自宅と会社の周辺で済ませる傾向にある
のりぞうには珍しく中心部への遠征です。

高層ビルの23階で
夜景を見ながらリラックスヨガにうっとり。
このシチュエーションのすべてが
いつもののりぞうとは別世界。
傍から見たら「独身貴族」(古っ!)っぽくない?
素敵なセレブっぽくない?

ヨガをしている時間は自分との対面の時間。
自己満足の世界にひたりつつも
自分自身の中に深く入り込んでいきます。

普段、こんなにゆっくり呼吸してるっけ?
普段、自分の体調に耳傾けてるっけ?
いろいろ反省だらけ。

小さい頃から
柔軟な人、やわらかい人に憧れ続けてます。
それは、体が柔らかい人、というだけではなく
考え方が柔軟な人、雰囲気がやわらかい人
人当たりの柔らかい人、もろもろすべてにおいて。

そんなことを思いながら
体をうーんと伸ばした2時間。
心も頭も体もすっきり。

素敵な時間を過ごせました。
こういうめぐり合わせがあるから
引きこもりも侮れません。

期待にお応えできず・・・

2005年10月17日 23時41分29秒 | 日常生活
朝、出社すると同時に
土曜日にテニスをご一緒した先輩から
話しかけられました。

テニスはご一緒したものの
その後の飲み会はご一緒できなかった先輩です。

「あの後、ちゃんと帰れた?
 反対方向に進まんかったね?」

ご心配、ありがとうございます。
でも、大丈夫!
ちゃんと帰れましたよー。
と、胸を張って先輩にご報告。

いつもは優しい先輩の
少しがっかりされた顔が印象的でした。

「無事に帰れてよかったよ。
 でも、ほんの少し反対方向に帰っていった
 のりぞうを期待してたんだけどねー。」

・・・ご、ごめんなさい。
笑いを追求する姿勢が足りませんでした。。。

踊る大捜査線 THE MOVIE

2005年10月16日 22時42分43秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
 警視庁副総監の誘拐事件と猟奇殺人事件の同時発生に
 湾岸署史上最悪の三日間が襲う! 二つの事件が複雑に
 絡み合う中、命を賭け事件に挑む青島刑事が最後に見たものは・・。

■感想 ☆☆☆☆
 大ヒットドラマの映画化。
 その後も続編やスピンオフ作品が続々と出ていますが
 やはり当初の勢いには勝てないな、と
 改めて思いました。

 テンポ、緩急のつけかた、伏線の張り方
 どれをとっても、最近の踊るシリーズとは格段に違います。
 しみじみと面白さを実感。。。

 この作品、友人からのお誘いが立て続いて
 映画館で4回見たのです。テレビでももう2回は
 見たはず。なのに何回見ても最後の山場では
 胸がじーんと熱くなります。
 いかりやさんの敬礼には目頭まで熱くなりました。

地球に優しく

2005年10月15日 22時22分46秒 | 日常生活
本日は、会社の先輩方とテニス。
不定期で集まっては楽しんでいます。
運動音痴なのりぞうのテニスに
辛抱強く付き合ってくださる優しい先輩方です。
(大笑いはされます。)

本日の実施場所は今津運動公園。
いつもは先輩の車に乗せていただいているのですが
今回は、なんとなく無駄にチャレンジ精神が
湧き上がってきました。

今津は確か今宿の近く。
今宿といえば、のりぞうの家から
地下鉄(と電車)で確か3駅分です。
のりぞうがいつも自転車で行っている
福岡の中心地、天神は地下鉄で6駅。
これはなんとなく行けそう!

さっそく地図で場所と道のりを確認。
うん、やはり行けない距離ではなさそう。
道も一本道でわかりやすそうです。

えーい!自転車で行っちまえー!

最近、漕ぐときこきこ音を立てるママチャリで
西に向かってれっつらごー!
無事に到着したのりぞうに
先輩方も同期もやや呆れ顔。

「自転車で来てもいいけど
 帰りも自転車になるとよ?!
 ちゃんとわかっとうと?」

・・・わかってるもん。
平気だもん。帰れるもん。

と軽く考えていたのりぞう。
甘うございました。
今津の夜は暗いのねー。
民家ばかりなので、お店の明かりもなく
電灯ものりぞうの家周辺より格段に少ないのです。

運動公園を出た時点で道に迷いました。
・・・・天神ってどちらですかー?
尋ねる人も見当たりません。

野生の勘に従うこと10分。
ようやく来る途中に見た記憶のある道に
ぶち当たりました。助かった!
知ってる道ってほんのりと暖かいのね。。。
と、ちょっぴりセンチメンタルな気分です。

27歳にして
ヘンゼルとグレーテルの気持ちが実感できました。
メルヘンチックに日々を過ごしています。

ちょっぴり大変でしたが、海風は気持ちがいいし
心地よい疲れを味わえたし、やはり自転車は素敵☆
なにより、ウォームビズなみに地球に貢献してるはず。

その日の夜の飲み会にて
「テニスサークルin湯布院」という企画が勃発。
楽しそう♪温泉大好き☆なのりぞうは
その企画だけで胸がわくわく膨らみます。

と、先輩がのりぞうを指差しておっしゃいました。
「参加してもいいけど、
 由布院まで自転車で来いね。」

・・・・そんな殺生な。。。

※自転車と飲み会の話で終わってしまいましたが
 テニスも十分満喫しました。テニスボールに
 闇雲に突進していく瞬間が大好きです。
 アウトやルールというものの存在を無視した
 ワイルドテニスを楽しみました☆
 

じつは、わたくしこういうものです/クラフト・エヴィング商會

2005年10月15日 15時35分46秒 | 読書歴
■ストーリ(?)
 月光を売る怪人、小さな音楽をつくる才人、沈黙する先生、
 時間の管理人、コルク・レスキュー隊…。笑いあり、涙なし、
 時々ほんの少しだけしんみり。いま、語り明かされる、
 知られざる「わたくし」たちの物語。

■感想 ☆☆☆
 ありえない職業。あっても「商売」にならない職業。
 それでもこんな職業があればいい、と思ってしまう。
 資本社会の恩恵を受けて、悦楽を享受しているものの
 それでもどこかにそんな自分への疑問があって
 欲望とは無関係の「職人」に大きな憧れを抱き続けている。
 この本の中に存在しているのは「職人」ばかり。
 欲望ともお金とも無関係に
 ただ自分が天職と信じた仕事にまい進している人ばかり。

 顔に、表情に、たたずまいに
 私たちがこれまで過ごしてきた日々は
 色濃く反映される。

 ここで紹介された仕事は実在しない仕事ばかり。
 それでも、このポートレート集に掲載されている人たちは
 「職人」としての凛としたたたずまいで写っている。
 それは、彼らが現実世界で携わっている仕事に
 プライドを持って過ごしているからだろう。

 巻末に載っている登場人物たちの本職紹介を読んでいると
 再び、彼らの写真を見返したくなる。
 ゆっくり味わいつくしたい作品。