のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

都会の風物詩

2007年03月18日 01時11分09秒 | 日常生活
福岡から関東圏、関西圏に引っ越すことになった
友人がいるため、福岡と都会の違いについて
色々と話題がのぼりました。

「東京の人って、並ぶことを厭わんよね。」
「ご飯食べるのに、あんなに並ぶ気持ちが分からんね。」
「ご飯に限らず、こっちではまったく並ばんね。」
「あ、レジで並ぶぐらい?」
「あ、蜂楽饅頭なら並べる!
 あれだったら、10人ぐらい並んでてもすぐ買えるもんね。」

・・・・なんかね。
並ぶものがまったくきらびやかじゃないのよね。
東京で並んでいる人って、きっとお洒落なランチとかなのね。
で、福岡代表であがったのがレジに蜂楽饅頭?!

と、突っ込まれたのは勿論、のりぞうです。

こんなに幸せでよいのかしら?

2007年03月18日 01時05分11秒 | 日常生活
久々に高校の同級生大集合のプチ同窓会。
集まることになったきっかけは
 ・結婚のお祝い
 ・就職のお祝い&お別れ会
だったのだけど、偶然にも鹿児島から帰省していた
りんりんも飛び入り参加でき、ホンモノのプチ同窓会に。
オンナが7名も集まると、本当に姦しいのです。

マイペースなメンバーが集まっているため
いつものことながら縦横無尽に話題が飛び交います。
あちらでは「いつから付き合ってたの?!」
こちらでは「いつ出発するの?新居はどこ?」
そちらでは「ちびっこくん、おっきくなったねー。」
と話題も花盛り。まったく尽きません。

あちらこちらそちらで色んな話題が出ているにも関わらず
要所要所では全員が情報共有しているあたり
みんなそれぞれ話しながらも、他の話題にも
しっかりとアンテナをはっているわけでして
つくづく女性は会話に対して器用だな、と思うわけです。

7名全員が同じ高校を卒業したものの
それ以降の歩みは人それぞれ。
なのに、定期的に会っては近況報告したり
お馬鹿な話で大笑いしたり
高校時代の思い出話に花を咲かせたり
違う環境にいるからこそ、それぞれの悩みを話しては
アドバイスをしあったりしていた大切な仲間。
更に2名が福岡を離れることになって
寂しい気持ちでいっぱい・・・のはずなのに
みんなで集まっていると、そんな実感がまったくなく
思う存分笑って過ごしました。

それにしても、6時に集まって12時解散。
6時間もの間、しゃべり倒して
今もこんなに幸せな気持ちでいっぱいなのに
たくさん笑って過ごしたのに、
なんであんなに笑ってたのか詳細はちっとも思い出せません。

どゆこと?!


・・・そうでした。
おめでたい話から始まってお祝いを言い合って
たくさん話していっぱい笑って・・・・
最後はのりぞうの信じられないほどくだらない
でも、かなり深刻な悩み相談に長時間付き合ってもらって
いささか暗い雰囲気で会合が終わったのでした。

とてつもなくくだらない悩みで
雰囲気を一変させる才能を持つオンナです。

けれども、会社の人やまっとうな感覚をお持ちの方には
到底言えそうもない、というよりは絶対に言えない悩みに
真剣に付き合ってくれ、あまつさえ励ましてくれたみんなには
心から感謝してます。

本当にこんなに幸せでいいのかしら。

のりぞうも、「悩みは聞くけど、アドバイスしないよ。」
なんてふざけたことを言わず、(ええ。言い放ってましたとも。)
どんなにくだらない悩みにも真摯に対応できる人間に
生まれ変わろうと思います。

・・・・気持ちはね。前向きにね。善処する方向で。

お得

2007年03月17日 11時34分05秒 | 日常生活
風はまだまだ冷たくても
本日の福岡は日差しがあったかくて
室見川の水面はきらきら輝いてます。

反射する光を眺めてるだけで
神様の存在を実感してる私は
かなりの幸せ者だと思う。


…ただ、無意識ににこにこしすぎてかなり挙動不審。
自覚はあれど、自分の表情をコントロールできません。

ハケンの品格

2007年03月15日 21時45分45秒 | テレビ鑑賞
■のりぞう的2006年冬クール1位
 ・・・・今回見てるものどれも1位です。
 「すっごい好き!」っていうドラマはなかったのです。
 寂しいなぁ。
■水曜22時放送
■出演:篠原涼子、加藤あい、小泉孝太郎、
    大泉洋、白川由美、松方弘樹
■ストーリ
 派遣社員として特Aランクの評価を受ける大前春子(篠原涼子)
 は3ヶ月契約で、丸ノ内にある食品会社『S&F』のマーケティ
 ング課に雇われる。社内の人間関係に頓着せず、与えられたノル
 マを淡々とこなし、相手構わず言いたいことを言う。契約した事
 以外は一切しない。休日出勤はしない。残業は一切しない。
 そんな彼女に周囲は振り回されつつも、徐々に認め始める。

■感想
 ついていけるところとついていけないところ
 両極端に別れるドラマでした。
 基本的にはこういう何も考えずに楽しめるコメディは
 好きなんですが、それでもあまりに誰も仕事をしてない会社の
 風景やコミュニケーション能力を度外視した主人公に
 ひいてしまったことも。

 なのに毎回楽しみに見ていたのは篠原さん演じる主人公と
 大泉さん演じるハケンを嫌う営業部主任の丁々発止の
 やりとりがテンポよく、面白かったから。
 いつもいちゃもんつけてばかりなのに、大前さんのことが
 好きなんだろうなぁ、素直になれないだけなんだろうなぁ
 と感じさせてくれる大泉さんの演技は大好きでした。
 勿論、大泉さんの劇団仲間、安田さんにも大注目。
 ベタなまでにオーバーリアクションで正社員に頭が
 あがらないハケンのコーディネータさんをコミカルに
 演じてくれてて大満足。
 舞台出身の方々ってコミカルな演技がうまいなぁと
 改めて思いました。シリアスな演技よりもコミカルな演技を
 テンポ良く演じることができる俳優さんが大好きです。

 そして、小泉孝太郎さん。
 彼の演じる優しすぎて他人のことを一番に考えてしまう
 できない社員に何度癒されたことか。
 「迷子の子犬のような表情」は彼のここ最近の役の中で
 一番のヒットでした。

 と、結局は心行くまで楽しんでました。
 ただ、小松正夫さん演じる嘱託社員の雇用期間延長に関する
 話のときだけは、最初から最後まで納得いきませんでした。
 見ている間中、苛々してました。
 今、企業で働いているからこそ、分かること、納得いかないとこ
 楽しめるところが多いドラマだったのかもしれません。

 ・・・・いや、自分の社会人経験を「ドラマを楽しむ」ため
 の経験にしていいのかどうかはおいといて。 

サラシナ/芝田勝茂

2007年03月15日 21時40分23秒 | 読書歴
■ストーリ
 大切に育てていたひょうたんのツルを間違えて切って
 しまったときからサキの夢の物語は始まった。現実の
 ひょうたんはツルを切ってしまったのに、夢の中の
 ひょうたんはどんどん成長していく。
 そして、そのひょうたんはサキを古代の日本へと導いた。
 そこで不破麻呂という男に出会い、恋をしたサキは・・・。

■感想 ☆☆☆☆☆
 貪るように読んだ。ラストで泣いた。
 今も思い返すと胸がぎゅっと掴まれるような切なさを感じる。
 それぐらい物語の中に入り込んだ。
 児童小説なので2時間もあれば読める。
 2時間ぶっつづけで読みたいと願うほど、物語の世界は魅力的だ。

 日本の奈良時代にタイムスリップした少女は
 そこでその時代の姫君の人格に入り込み、身分の違う男に
 恋をする。恋をするわけではない。彼女は既に恋に落ちていて
 彼を探すためにタイムスリップしてきたのだ。

 たったひとりの人を探してさまよい続ける魂と
 どんなに恋い慕っても生きる時代が違うために
 結ばれない思いが切ない。
 現代の記憶を失っていたヒロインが
 自分の正体を思い出したとき
 そのことを愛する人に告げるとき
 愛する人が運命を静かに受け入れるとき
 私は物語の中の二人の運命を心底呪った。
 なんで?こんなに求め合っているのに。
 こんなに心穏やかに暮らしているのに。
 周囲の人たちも二人の未来を心から祝福しているのに。

 けれども私たちは自分の今立っている世界で
 心落ち着ける風景を探さなければいけないのだと思う。
 「人と人とのつきあいはなりゆき。」
 流れに身を逆らうのではなく、その流れの中で
 自分がいかに過ごしやすくできるか、自分と同じ
 流れに身を乗っけてくれる人を探せるか。
 それらが私たちの人生を豊かにする秘訣なのかもしれない。

 それでも現代に戻ってきた主人公が奈良時代の歴史の中に
 自分がであった人々、愛した人々、大切に思った人々を
 探す様子は寂しくてたまらなかった。

タイミングがあわない理由

2007年03月14日 23時27分25秒 | 日常生活
東京在住の同期と久々に再会し、
わずか30分の逢瀬を果たしました。
なぜかタイミングが合いにくいこの同期
前回、声をかけてくれたときも
たまたまのりぞうが恩師と食事の約束をしていた日で
再会を果たせませんでした。

よって、実に一年以上ぶりの再会です。
いや、もしかして優に二年は経ってるかも。
本当にひさしぶり!と、お互いに再会を喜び合いました。

・・・スミマセン。見栄をはりました。
のりぞうがひとりで喜んでました。
喜んでいるのりぞうを目の前にして同期は

「そりゃ、タイミングがあわないはずだよ。
 だって俺、福岡に帰ってくるときには
 会わなきゃいけない人、会いたい人がたくさんいるからさ。
 いろんな人に声かけるんよね。
 でも、のりぞうには気を使わんでいいけん
 前もって誘ったりせんやろ?突然、誘うやろ?」




・・・・なるほどね。
なかなか会えない理由は、
同期ののりぞうに対する熱意の不足ですかい。

くすん。
福岡に戻ってきたら絶対声かけたくなるような
そんな同期になりたいもんです。
ふんっ。
いつまでも会社にいると思うなよ。
いつでも暇してると思うなよ。


・・・ええ。完全な負け惜しみですとも。

体調と気分と機嫌の微妙な関係

2007年03月13日 21時04分24秒 | 日常生活
本日のお仕事終了のチャイムが鳴って5分後
部長がのりぞうにおっしゃいました。

「のりぞうくん。
 今日は気分が悪いので、さっさと帰ります。」

了解でございます。
昨日も早めに帰られてましたもんね。
疲れがたまってるんですね。
早く帰ってゆっくり休んでください。

「いやいや、昨日は本当に気分が悪くて
 帰ったんですけど、今日は違う気分の悪さです。
 昨日は体調が悪い気分の悪さ。
 今日は“えーい!こんちくしょう!”という気分の悪さ。
 むかむかするんで帰ります。」

・・・・・!!
本日のぶちょーに一体何が?!
ついさっきまでにこやかにお話してた気がするのに。
一体、いつからむかむかしてたんですか?
一体、誰に「こんちくしょう!」って思ってるんですか?

聞きたいことはたくさんあれど
小心者のりぞうは部長の回答が怖くて聞けませんでした。
どうか、のりぞうのことじゃありませんように。

中途半端な知識が邪魔をする

2007年03月13日 20時57分24秒 | 日常生活
このブログもたまに覗いてくれる友人から
こんなメールが届きました。

------------------------------------------

> 寒い日でも大丈夫のぬくぬくパンツを買いました。

このパンツってどっちのパンツ?
リアルパンツ?
文章の流れやノリゾーの性格を考慮しても
どっちのこと言ってるか分からなかった・・・
まだ青いぜ オレ。

-------------------------------------------

ちょっと!
気になるところはそこ?
確認しないとわかんないところ?
ひーどーいーわー。
いくら恥という概念が希薄なのりぞうもこんな公共の場所で
「パンツ買ったぞーい☆」
なんて宣伝して回らないわよ!

・・・と、堂々と言えたらいいのに。
ものすごーくお気に入りパンツを見つけたら
それを興奮気味に書き綴るであろう
のりぞうの姿を否定できないわけです。

要するに。
リアルのりぞうを知ってるからこその疑問なのね。
普段の行いがこういう日常の些細な出来事に反映されるのね。
と、ちょっぴり反省したのりぞうは
柄にもなく「女らしい発言」「女性らしい行動」を
目指すことを決意いたしました。

なーんて、殊勝なことを書いたのりぞうですが
部署の真ん中で
先輩にスカートのチャックが開いてることを指摘され
「うひょー!」
と叫んで周囲の注目を一身に浴びたのが今朝の出来事です。

気を使ってこっそり小声で教えてくださった
先輩の心遣いも全てパアにしてしまう
喜怒哀楽表現が豊かな自分が恨めしい。

せめて人の好意を無駄にしないオトナになりたいものです。

ママレードボーイ/吉住渉

2007年03月12日 22時24分45秒 | 読書歴
のりぞうは小学校時代、
幼馴染が毎月、購読してくれていたため、
おすそ分けに預かって「りぼん」っ子でした。

のりぞうの小学校時代は
「星の瞳」に「ときめき」が二大連載とうたわれて
大人気でした。そして、ちょっぴりお姉さんな感じの
「ハンサムな彼女」もやはり大人気でした。
芸能界を舞台にしてるのがオンナノコの心を
くすぐったのかも。

その「ハンサムな彼女」の次の連載作品
「ママレード・ボーイ」をトモダチが貸してくれました。
なぜ今頃?と思わないでもありませんが、いいですね。
リボン世代の作品って。安心して読めます。
登場人物がまったく危ないことしないんだもの。
明るく爽やかに恋に悩んでくれて、
しかもハッピーエンドなんだもの。
本当にタイトルどおり甘酸っぱい感じのお話でした。
登場人物に悪者がまったくいないのもいい感じ。
ごくごく普通のまっとうな学園恋物語でございました。

・・・まっとう?ではないかな。
主人公の両親がある日、団体旅行でご一緒した夫婦と
恋に落ちてしまい、お互いに伴侶を交換するところから
話は始まるわけです。
元の奥さんや旦那さんのことを嫌いになったわけではなく
「トモダチ」として好きだから、というわけで
両親2名と両親の新しい伴侶2名(こちらも元夫婦)
そして、彼らのひとり息子を含めて6名での
大家族生活が始まるわけです。
で、一緒に暮らしていくうちに、主人公は
新たに家族になった男の子を好きになっていく・・・・
という、どこからどう突っ込めばいいのやら
まさに「漫画☆」な話が繰り広げられます。

新しい家族が同い年のしかもかっこいい男の子だなんて
まさに妄想力のなせる業ともいうべき、
力技のストーリー展開なんですけどね。
妄想って人生を楽しくする素敵な力ですねぇ。

どろどろとか一切関係なし。
本当に素直にお話は進んでいきます。
このあっさり加減が疲れてる頭には心地よく楽しく読めました。

オトメが欲するもの

2007年03月11日 21時45分29秒 | 日常生活
昨日から幼馴染のりいちゃんが我が家に泊まりに来てました。
実家に帰省するたびに会いに行くものの
実家では両親と過ごす時間も必要だわ
祖母の家にも遊びに行きたいわ、と大忙し。
なかなかゆっくりりいちゃんと話す時間がありません。
ふたりでしみじみと話すのは久しぶり。

もつ鍋とその後のデザートを楽しみながら
しみじみと将来のこと、今の私たちのことを
若干、低めのテンションで語り合いました。
いやん。さすが20年の付き合い。
浮ついた関係じゃなくってよ。
家族同然のシビアな会話もできてよ。

しみじみと語り合い、おなかも心も大満足で我が家に戻ると
部屋についた途端、
「よし。パジャマに着替えよう!」
と宣言するりいちゃん。

はやっ!早過ぎないかい?即効、パジャマ?

「うん。パジャマが落ち着くんよねぇ。
 家の中でまでスカートでおりきらんわー。」

・・へぇ。人それぞれ違うもんです。
のりぞうは家に到着した途端に座り込んで動けなくなります。
すぐにパジャマに着替える、という行動ができません。
それどころか、コートを脱いだり荷物を片付けたりするのも
後回しです。気持ちが落ち着いてからゆっくりと。
とことん怠け者体質ののりぞうです。

でも、パジャマが落ち着くという言葉には大賛成!
家ではパジャマが一番!パジャマ万歳!

「でもねー。パジャマが落ち着くけど
 さすがにパジャマでは人が来たときに出て行けんやん?
 やけん、ちょっぴり小洒落たホームウェア風の
 ジャージが欲しいんよね。」

「分かる!分かる!
 すっごい仲良しの友人やったら、その姿で
 対応できそうなおしゃれなパジャマやろ?」

「そうそう。パジャマなんやけど
 パジャマじゃないって言ったら通りそうな奴ね。
 アタシが着てるのって、本当にどこからどう見ても
 パジャマっていう奴やけんさ。」

パジャマ談義で大盛り上がり。
さっきまでのシリアスな話はいずこへ?
パジャマへの愛で熱く語り合いすぎです。

・・・ていうかね。
お年頃の女性が二人して、ものすごーく欲しがってるものが
パジャマとかジャージってどないやのん?
もっと他に欲しがったほうがいいものがあるんやないのん?


と、ぼやきつつ、本日ふたりでユニクロに向かいました。
で、結局、小洒落たパジャマではなく
寒い日でも大丈夫のぬくぬくパンツを買いました。


・・・・ホントにどないやのん?