旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

旧中山道・浦和宿 酒場事情「BEETLE」

2017-12-03 | 津々浦々酒場探訪

 

 居心地のすこぶる良い酒場を見つけました。大衆居酒屋「Beetl」で呑んでます。
「酒と飯」って、なんの捻りもない白提灯を提げています。潜る暖簾も白ですね。
重い引戸を開けると左手に20席ばかりのコの字カウンター、右手は幾つかの4人掛け。
大抵はサラリーマンの二人連れだけど、ひとり飲みの姐さんも3人ほど居るね。
"本日の刺身" は鯛、これで320円。まずはサッポロラガー赤星ではじめるのだ。  

  

地酒も充実している。もちろん辛口で攻める。"超辛口 越乃影虎" は長岡の酒。
日本酒度+12.0の本醸造だ。あては "冷奴" に納豆としらすをのせて美味しい。
威勢のいいカウンターの兄さんが、大根、たまご、さつま揚げを盛ってくれた。
だし汁が染み込んだ厚切りの大根にかかった "とろろ昆布" が絶妙だね。
2杯目は "大七からくち生酛"、キレと旨みをかねそなえた二本松の酒だ。
東北本線を呑み潰した際の酒を懐かしくいただいて、今宵も美味しい寄り道なのだ。 

 

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