旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

季節外れの "夏のクラクション" から "クリスマスキャロルの頃には"

2017-12-27 | 日記・エッセイ・コラム

 夏の終わりと、恋の終わりが一度に訪れる。
海沿いのカーブを曲がって見えなくなる、貴女の白いクーペを見送る「僕」。 
別れを告げて、ひとりクルマを降りたのだろうか。胸が痛い。

 

街のランドマークで稲垣潤一のX'masディナーショー。
 "夏のクラクション"
 "ロングバージョン"
 "思い出のビーチクラブ" 
 "バチュラーガール" 
数々のイメージCMを飾った80年代のメロディーがボクにも胸が痛い。 

 

さて今宵はX'mas。
霧笛が聞こえてくるレストラン。乾杯した1年前を思ってひとりで過ごす「僕」。
 "メリークリスマスが言えない" 

"クリスマスキャロルの頃には" ふたりの愛を確認したい「僕」。 
今宵はドラマに溢れる夜なのだ。 


 クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一&広瀬香美