甘辛のかつおだしのつゆが染みわたった “かき揚げ” がホカホカのご飯を覆って「品川丼」が登場した。
ゲソ・タコ・桜エビが入った “かき揚げ” を頬張ると、この濃い味がなかなか香ばしくて美味しい。
今やちょっとした名物となった「品川丼」はスープと香の物が付いて、けっこう満足のいく量なのだ。
かつてはホームに6店舗を構えた「常盤軒」は、山手線ホームの22号店と横須賀線ホームの26号店を残す。
山手線、京浜東北線、東海道本線に横須賀線が乗り入れるターミナルは、多様な車両が顔を出すので飽きない。
26号店の若草色の暖簾を揺らしてNEXが滑り出した。なお「品川丼」が食べられるのは山手線の22号店だ。
品川駅1番線ホーム「常盤軒」: 品川丼 500円
<40年前に街で流れたJ-POP>
春なのに / 柏原芳恵 1983