旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

JY13 山手線立ち呑み事情 おぐろのまぐろ@池袋

2023-01-25 | 大人のたしなみ

 ビルの合間に覗く狭い空がパープルに染まったら、そろそろ呑んでもいい時間だね。その意味で冬はいいな。
今夕は東武百貨店を背に徒歩5分、ロサ会館までやって来た。肴がマグロづくしの面白い立ち飲みがあるのだ。

先ずは “枡盛り本マグロ”、お一人様一回限り数量限定299円、これ目当てのご同輩は多いんじゃないかな。
中トロと赤身のグラデーションがキレイでしょ。とりあえず “一番搾り” ではじめよう。

和からしをつけて “メバチマグロテール煮付”、すぅと箸がとおるくらい柔らかく甘辛く、美味しい。
酒は港町の蔵がいいだろうか。塩釜の “浦霞” は、やわらかな味わいと端正なキレの辛口の酒だ。

珍しく二人連れだから色々注文できて楽しい。“黒ホッピー” を泡立てて注いだら “ツナポテトサラダ” を抓む。
さらに “マグロレアカツ” が外はサクサク内はジューシー、レモンを絞り塩をまぶしてなかなかの美味。

“マグロ南蛮タルタル” もご自慢メニューのひとつ。まったりした自家製タルタルソースが口の周りに残ったら、
舌でぺろり。まるで子どもだねと笑う。中をお代わりした二杯目のホッピーで流す。楽しい。

お腹がいっぱいなのに勢いで注文した “本マグロ握り” を口に放り込んで、豊洲直送のマグロづくしを〆る。
山手線を巡って13駅めの池袋の宵、「おぐろのまぐろ」お奨めですよ。それでは次は目白でお会いしましょう。

<40年前に街で流れたJ-POP>
夢・恋・人 / 藤村美樹 1983