太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

「おしん」

2013-10-30 07:30:53 | 勝手な映画感想
友人に誘われて、「おしん」を観てきた。

今、国際フィルムフェスティバルをやっていて、日本映画の中に「おしん」がある。

1983年に、NHKの朝の連続ドラマで放映していたときに見ていたから

暗くて辛い話なのは知っていて、観るつもりはなかったのだが

友人の子供の学校の関係者は無料だというし、夫が「観たい!」というので行ったのだった。



ドラマでは、少女期から老年期までを1年かけて放映した。

それを2時間の映画におさめるのは無理で、少女期だけのストーリーになった。それも駆け足で。




冒頭10分で、もう涙が出てくる。

吹雪の中を小さいおしんが歩く。

これが南国だったら、また違ったんだろな。

主役は、30年前の小林綾子そっくり。

当の小林綾子は、2件目の奉公先の若女将役で出ていて、母親役だった泉ピン子は

やはり奉公先の大女将として出ていた。






「おしん」はアジア諸国でも人気があるようで、

職場にもDVDを探しに来る人がいる。

人の心を打つものは、国境を越えて同じなのだろう。



友人と私は「懐かしいねー」と当時のことを話し、

友人の子供と夫は、

子供「おめぇの飯なんかねえっ!はやぐ、これさ洗ってこい!」

夫「へえッ!」

と『おしんごっこ』をしている。


「あんたたち、感動したの?」

「感動した感動した、泣いたもん、ねえー?」

「へえッ!」


暗いから見たくないんだよねーといいつつ、結局泣きながら見た友人と私。

感動したんだかどうなんだかわからない子供とガイジン。







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