太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

アーティチョーク

2014-01-11 07:31:42 | 食べ物とか
文化によって、いろんな食べ物があるのは当然で、

私もハワイに住むようになって知ったものがたくさんある。

アーティチョークもそのひとつ。



日本名では チョウセンアザミ というらしい


このつぼみの部分を茹でて食べる。

家で調理するときには、深めの耐熱容器に水をはり、そこにアーティチョークを入れて蓋をする。

10分ぐらい加熱すればいい。





こんなふうになっていて、

この花びらの部分を1枚ずつはがしながら食べるのだが、

花びらのほんの一部だけを、歯でしごいて食べる。




左側が歯でしごく前の花びら。右側がしごいた後。

たったこれだけだから、たいして肉はない。

でも、前菜のチップス感覚で食べるにはよい。


このまま食べてもいいし、野菜ディップのようなもの、マヨネーズ風のもの、オリーブオイルなどにつけて食べてもよし。


花びらを全部はがしてしまうと、真ん中に芯のようなものが残る。

これを「ハート」と呼ぶのだが、

ココが1番おいしいところで、この部分だけをビン詰めにしたものも売られている。

シチューでもトマトソースでもピザでもサラダでも、何に入れてもいい。



姉一家がハワイを訪れたときに、生まれて初めてアーティチョークを食べた義兄が

アーティチョークをいたく気に入った。



「掘りたてのたけのこみたいな味。いや、採りたてのとうもろこしかも」


その表現は妙に納得できる。


不思議な食べ物もあるもんだと私は思うのだが、

こちらの人にとっては、私が時々買って来る「牛蒡」など、じゅうぶん不思議な食材だ。

「花を茹でて食べるなんて」

「いやいや、木の根っこをわざわざ掘って食べるなんて」

太巻きの中に入っている「かんぴょう」も、説明しながら、自分でも不思議な食べ物だと思った。

だから異文化は楽しいのである。






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