太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

1980年

2014-09-01 08:08:39 | 日記
夫が子供の頃、家族でマウイ島の ハレアカラ に行ったときのこと。



ハレアカラは標高が高くて、夫の母が高山病になってしまった。

一晩キャンプをした翌朝、まだ胃がすっきりしなかった義母は

近くに居合わせた人に、コーク(コカ・コーラ)を持っているか尋ねた。

その人は、持ってくるから待っていてと言うと、その場を離れた。

ずいぶんとたってから、その人は戻ってきて

「はい」

と義母に手渡したものは




コカイン だった・・・・



確かに、コカインのことをコークというし

コカコーラの名前も、それから来ているのだけれど

気軽にそんなものを渡されても・・

もちろん両親はあわててそれを返し、

子供達には何の説明もしないまま、うやむやにして、

夫達が成長してから、そのことを教えてくれたのだという。



「片栗粉みたいなのがビニールに入ってたのを覚えてるよ」



今では笑い話。

1980年のアメリカの話である。







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